新年度のご報告をさせていただきます。
- この3月をもって、国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センターの客員研究員の任期を終了いたしました。4年間、ヨーロッパのユースワークに関する国際研究を担当し、ベルギー、ウェールズ、ルーマニア、ハンガリー、エストニア、フィンランドへの調査を行いました。(最終報告書がまとまり次第、共有いたします。)

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関係者の皆様には、大変お世話になりました。欧州のユースワークを幅広く研究できただけでなく、国の行政機構で働くというこれまでの経験からは想像できない貴重な経験と視点を得ることができました。
- 「新自由主義から降りるユースワーク研究会」(通称:新ユ研)として、日本学術振興会から科学研究費助成事業 基盤研究(C)を獲得いたしました。2年前から活動を開始した研究会ですが、この度、研究費の獲得に至りました。3年間の研究期間となりますので、今年度は、次年度以降、どの国を対象にどのような調査を行うか検討する年になるかと存じます。
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民主主義、余暇、ケアなどがキーワードとなりそうです。この研究の試論を学内紀要「福祉研究」にて公開する予定です。
↓(追記)
公開しました。以下のリンクからダウンロード可能です。
新自由主義から降りるユースワークへ-民主主義と余暇の再評価- - 2025年度後期より、立教大学にて「若者政策」の講義を兼任講師として担当することになりました。シラバスは以下の通りです。両角
基本的にはオンライン講義ですが、ゲスト講師を招いた講義は対面で行う予定です。
https://sy.rikkyo.ac.jp/web/preview.php?nendo=2025&t_mode=sp&template=t1&no_id=2508126&gakubu_id=8 - NPO法人 Dive in! の理事に就任いたしました。元尼崎市ユース交流センターのユースワーカーであった今井直人氏が設立した法人で、神戸市長田区でのユースワークやまちづくりに取り組んでおります。両角
ユースセンター設置に向けて、すでに様々な活動が展開されております。https://note.com/kobe_nagata_ward/n/n316e1acb9b12
- その他、学内では、社会的養護・養育の背景のある学生のピアサークルの立ち上げや世話人なども行っております。
- 北欧研修に参加した学生とFIKA(スウェーデンのお茶会)を研究室で開催しております。両角
新入生や学外の方、教員の方も参加しており、温かい交流の場となっております。
- 昨年より、オタマトーン同好会の顧問も務めております。
- 今年度は、ユースワークに関する共著書を青山鉄兵さんと出版予定です。セミクローズドなオンライン環境で議論を重ねながら執筆していく形式を予定しており、詳細が決まり次第改めてお知らせいたします。
- 2025年10月には3度目となるユースワークキャンプを開催予定で、現在、毎月1回の公開会議で準備を進めております。今年は分科会をホストしたい方を募集しております。両角
興味のある方は、以下のnoteをご確認ください。https://note.com/youthworkcamp/n/n2156c261789b
以上になります。2025年度もよろしくお願いいたします。
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