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子ども・若者の社会参画

ユースワーク

子ども若者の権利を守るとは?|ふくしと教育38号の特集記事

日本福祉教育ボランティア学習学会監修の「ふくしと教育」通巻38号の特集記事に載りました。今号の特集テーマは「子どもの権利をどう守るか《こども家庭庁始動》」で、ふくし対話「この人と語る」で私が東京時代にお世話になった巨匠2人と対談をした記録が...
子ども・若者の社会参画

場づくりで権威を「骨抜き」にする方法を目の当たりにした日|さっぽろ気候変動タウンミーティングで登壇

札幌へ実に4年ぶりに北海道へ来ました。冬に来るのは初めてでしたので、大都市の雪景色にはしゃいでしまいました。ということで、今回は、さっぽろ気候変動タウンミーティングで話しました。1月からはじまり今回で6回目。市民活動や市民参加が生まれるヒン...
子ども・若者の社会参画

「(政治家) 若者にどう働けきかければいいか?」がズレている理由

先日、横須賀市議会の議員研修に講師とお呼びいただきました。この度はお招きいただき感謝です!今後は、加藤議員のように若者と日常的に関わっている方が中心になって国内の先進事例を視察に行くなどされるとよいです。今後もよろしくお願いします! — 両...
子ども・若者の社会参画

こども・若者の意見反映の意義とは?|『こころの科学11月号』に寄稿

『こころの科学11月号に拙稿を掲載いただきました。子どもの声を聴くという特集企画でした。私は『政策決定にかかわる子ども・若者参画ーその意義と有効性を支える実証研究』というタイトルで書きました。残念ながら本文は掲載できないので、購読希望者は以...
ユースセンター

インクルージョンではなく「トランスクルージョン」な若者参画とは?|『社会教育 10月号』に寄稿しました。

日本青年館の『社会教育』10月号に寄稿しました。私もかかわった青少年教育施設の調査結果とインクルージョンを超えたトランスクルージョンな参画の提案について書いています。ご笑覧ください。お世話になっている駒澤大学の萩原先生や、荒川区文化交流施設...
主権者教育

校則改革の目的は、校則を変えることではなく○○○○を経験すること。

学校教育で民主主義こそ本旨と表立って唱える人が増えてきているの嬉しいです。公教育でイデオロギーを叩き込むな!という方は、「民主主義」をイデオロギーだと思っているから、これまで「成長」とか「学力」という言葉に逃げていたのだと思う。民主主義はイ...
子ども・若者の社会参画

金融教育・消費者教育を子ども若者の社会参画施策とみなしている日本の若者政策について

消費者の発掘を支援する、ある消費者教育の事例某研究会で知ったのだけど、ある企業が学校現場に入り込んで「金融教育」を実施し、その企業の「未来の消費者を育成する教育」の事例が日本でみられるとのこと。そもそも「消費者教育」とは何か。消費者教育の推...
ユースカウンシル

欧州・スウェーデンのユースワークにみる若者の社会参加

2018年の暮れに中高校生施設職員交流会TEENSでスウェーデンのユースワーク視察へいきました。その報告書はこちらでまとまっています。報告書は、視察へ行っていない人でも具体的に現地の様子がわかるように詳述することを目的にしました。今回、日本...
子ども・若者の社会参画

今の若者に「成功体験」よりも必要なこと

ゼミのプロジェクト方針が決まった日の夕方に面談があり、質問に答えていく中で自分が大事にしたい価値が確認できた。若者に「成功体験」が必要だと言われるけど、僕は失敗でも成功でもアウトカムはどちらでもよくてプロセスで他者を認め、信頼できるコミュニ...
子ども・若者の社会参画

ユース政策モニターにみる日本の若者の参画施策の現在地

内閣府の子ども若者政策へ意見ができるユース政策モニターが追加募集をしています。・対象:小学校(5・6年生)60名、中学生 150名、高校生 150名 ・期間:6月25日~7月14日 ・意見の提出回数に応じ、500円相当の電子ギフト券を贈呈。...
子ども・若者の社会参画

いい加減にやめましょう→「若者と一緒にやりました感を出す啓発活動」

ある組織があるテーマで自由に啓発活動をやるのはいいのだけど、そこで若者や大学生と一緒にやりたい!ですと持ちかけるタイプの「若者と一緒にやりました感を出す啓発活動」、いい加減にやめませんか。学生のときにこの手の大人主体の啓発活動に何度と巻き込...
メディア掲載

日本の若者が社会参加しない理由は社会への無力感の循環|朝日新聞に掲載

今朝の朝日新聞で取り上げていただきました。紙媒体でもよかったらご覧ください。購読されていない方は、コンビニでもお買い求め可能です。記事は以下の通りです。
子ども・若者の社会参画

被選挙権年齢を下げれば若手の政治家が増える?海外事例が教える被選挙権年齢引き下げのポイント

半世紀ぶりの選挙権拡大の実現により18歳の若者が投票権を行使できるようになった2015年から早4年が経った。それに応えるようにして模擬選挙や主権者教育などによる単なる投票率の向上を目的としない政治教育の取り組みが各地で広がっている。若者団体...
ユースワーク

高校生のプロジェクトを大人が審査できようか?|マイプロで感じた違和感との対話

先週は、「全国高校生マイプロジェクトアワード」の審査員を努めさせていただきました。スウェーデンの若者政策の研究者としてその時に感じたこと、考えたことをまとめます。全国高校生マイプロジェクトアワードとは?「全国高校生マイプロジェクトアワード」...
ユースセンター

一見リア充そうな若者でも実は人の目ばかり気にしているから本当は怖くて『ソフト』になっている|グローバル時代の若者と民主主義の今ここ

2017年の3月、野毛青少年交流センターのシンポジウムで講演させていただきました。野毛青少年交流センターという場で話すことは、ぼくにとってとてもチャレンジだったので、当日まで責任の重圧をひしひしと感じていました。相変わらず急進的な発言ばかり...
メディア掲載

投票は政治参加の入り口にすぎない|東京新聞にコメントを掲載いただきました

5月25日(金)の東京新聞の「こちら特報部」にて電話取材していただきました。コメントをしただけですが、かなりの長文が掲載されているのでこちらでシェアします。20代の投票率80%超ースウェーデンは実は、日本の若者は政治に対して無関心ではないと...
子ども・若者の社会参画

若者が自分の人生の「消費者」になってないか?(講演録)

最近、登壇する回数が増えていてバタバタしていますたっぺいです。先週は3回も人前で話す機会をいただきました。ありがたいことです。講演って自分の考えていることをまとめるいい機会になりますし、それによって自分がわからないこと、腑に落ちていないこと...
子ども・若者の社会参画

ケアリング8月号で「なぜスウェーデンの若者の政治意識は高いのか」を寄稿しました

寄稿した雑誌が出版されました。シルバーストーンが発行しているケアリングの第16号です。 選挙権18歳がすでに導入されているスウェーデン。その投票率は78%と高い。その大きな要因となっているのは何か?もっと知りたいスウェーデン CARINGぼ...
子ども・若者の社会参画

英語ジャーナルにて論文「若者参加の再構築」を投稿しました。

ユースワークと若者政策シティズンシップ教育フォーラム (JCEF)でつながりのある 斉藤 仁一朗 (Jinichiro Saito) 先生とご縁がありJSSEA (The Journal Social Studies Education i...
子ども・若者の社会参画

プライドパレードと政治参画 – 日本の若者の政治参画に必要なこと

コラムストックホルムのプライドパレードに参加してきました。これはLGBTの方々が愛を叫ぶためのイベントで全世界でこの時期に開催されているみたいです。この日は最終日だったらしく、様々な団体がパレードでストックホルムの町中を練り歩いていました。...
主権者教育

なぜ生徒会の活動は重要なのか?スウェーデンの生徒会の全国組織のトップに聞いてみた

ユースワークと若者政策先日、スウェーデン視察の際に聞いたお話がとてもよかったのでシェアします。今回のスウェーデン視察は、NPO法人わかもののまち静岡という、若者に優しいまちづくりをしている大学生主体のNPOが開催したものでした。今回訪問した...
スウェーデン留学記

スウェーデンの政治家が「決められる」理由

スウェーデンの若者の投票率が高い理由 環境緑の党の党首グスタフ・フリードリン最近、いやちょっと前に「決めれない政治」ってのが日本のニュースで流れてた。これを受けて橋本市長が、「決めれないのは責任をとらないから」というようなことをつぶやいてい...
スウェーデン

なぜスウェーデンは子どもの権利条約を法制化するのか?|スウェーデン子どもオンブズマンに聞いてみた

子ども・若者の生活状況をよくするために重要な役割を果たす第三者機関として、「子どもオンブズマン」というものがあります。「オンブズマン」という言葉は、もともとスウェーデン語で「代理人」を意味し、市民の権利を行政機関が侵害していないかを「監視」...
ユースセンター

欧州・スウェーデンにおける若者参加 スウェーデンのあるユースセンターにおける取り組み (学部の卒論)

2014年3月、休学を含めた6年間お世話になった静岡県立大学国際関係学部を卒業しました。卒業論文では、スウェーデン留学時におこなったインタビュー調査を元にした、スウェーデン・ヨーロッパの若者参加について扱いました。せっかくなのでここで公開し...
北欧の教育

グレタさんを生んだスウェーデンの若者参画社会|子ども白書2020に寄稿

両角「子ども白書 2020」に寄稿をしたのでお知らせします!子ども白書は、1952年に結成された「日本子どもを守る会」が発刊している年間誌です。版元はかもがわ出版で、学者や研究者、実践者、専門家などがそのときのテーマにあわせて様々な子どもに...