2025年も始まり、生成AIがさらに注目されていますね。現役大学教員であるモロズミが、これまでに試して今も使い続けている生成AIツールをご紹介します。日々の研究や教育、そしてクリエイティブな作業にどのように役立っているのか、そのポイントもお伝えします。
主な活用ツールとその魅力
1. ChatGPT
文章執筆や相談、さらには研究アイディアの壁打ち相手として活躍中です。また、自分専用の「マイGPT」を作成し、研究テーマや教育活動に特化した情報提供を実現しています。

私の場合はこのブログの内容に基づいた回答をしてくれるマイGPTを作りました。
実はもう1つ作っていて、それは自分の「分身」のGPTで過去の論文や執筆した文書、講義スライドを読み込ませたGPTも作っています。こうすると自分だったらこの質問に何と答えるかを確認することができるんです!
2. Notta
録音した会議やインタビューをテキスト化するのに最適な文字起こしツールです。精度の高さとスピードが特に優秀で、忙しい教員の味方です。

Nottaが素晴らしいのは、他言語&複数言語もいけるところです。 特に私の場合は英語でのインタビュー音声データを大量に持っていて、それの文字起こしをしてもらうのに大変重宝しています。さらにその内容を日本語に翻訳することもできてしまうのです。

Nottaは、 議事録作成ツールとしても大変優秀です。 グループワーク中にNottaアプリを起動させてスマホを回しながら 記録をするとそのまま自動で議事録が作成されます。さらに発言者も識別してもらえます。 まだまだ 完璧とは程遠いですが、今ある文字起こしアプリの中で最強のツールだと思っています。
以下の招待コードより登録いただくと、Nottaの「3日間無料試用」を獲得でき以下のサービスが利用できます。
- 3日間、120分までの文字起こしが可能
- プレミアム会員と同じ機能がすべて使える
- スマホはもちろん、PC、iPadでも利用可能
- Web会議(Zoom、Microsoft Teams、Google Meet)の自動文字起こしが利用可能
- 有効期限が切れると自動的に無料会員に切り替わるため、自動更新の解約は必要なし
招待コード
3. Claude
文章校正や翻訳に利用中。論文の修正や、海外の参考文献の翻訳で手間を大幅に削減できます。 まだChatGPTが不完全の時に、こちらのアプリできれいな日本語を大量生成していましたが最近は利用頻度が下がっています。
4. NotebookLM
情報の抽出に特化したツール。情報源を絞り込むことで、膨大なデータから必要な情報をピンポイントで入手可能です。
普通の生成AIは、ネット上のあらゆる情報が データベースになりますが、 NotebookLMは 読み込ませたPDFやウェブサイトのみを情報源として、その中から要約をしたり、情報の抽出をしてくれのです。 参照した情報元の位置も示してくれるので、安心して文書生成することが可能です。
5. Perplexity , Consensus , Genspark, Felo
研究や情報収集に欠かせないツールたちです。それぞれの強みと弱みがあるので使いながら性格を把握していことがコツです。
6. Gamma
スライド作成を短時間で可能にする革新的なツールです。簡単な操作で魅力的なプレゼン資料が完成します。

ありがたいのはこのアプリで作成したものを、PowerPointスライドにダウンロードして、さらに再編集をかけれるように なっている点です。
7. Klap
リール動画の作成ツール。キャッチーで短い動画を効率的に作成可能で、視覚的な訴求力を高めます。

こちらは、ユースワークキャンプのリール動画を作成するときに使いました。 有料版を使いましたが、素人の私でも魅力的な動画を作れました。
8. SUNO
キーワードを入力するだけで音楽生成できるAIです。

こちらは、ルーマニアにユースワーク研修で行った時に知ったものです。 ほんとに少しのキーワードを入れるだけで、それっぽい音楽が作れてしまうというテクノロジーに驚かされます!
9. DJ Studio
自動DJ機能を活用し、音楽をイベントの雰囲気に合わせてアレンジできます。

YouTubeやSpotifyのプレイリストと連携させると、曲と曲同士を自動でフェイドインアウトさせてくれる優れものです。 DJは不要になっていく未来が見え始めた…
10. Mapify
マインドマップ作成ツール。研究アイデアや講義計画の整理に役立っています。 例えば、PDFを 読み込ませるだけでマインドマップを自動生成してくれたりします。 その処理能力が本当に凄いです。
11. Arc
最後は、生成AI搭載のWebブラウザです。ずっとChromeを使っていたのですが、メインブラウザをArcにしました。こちらもルーマニアの研修でポルトガルの学生から教えてもらったものですが、直感的なタブ管理、カスタマイズ性、共有機能、プライバシー保護が特徴で、クリエイターや多タスクユーザーに最適です。

私が気に入っているのはモバイル版アプリの検索機能で、このようにキーワードを入れるだけでウェブ上の記事を読み漁った要約を箇条書きで表示してくれるんです。
もちろんGoogle 検索にワンタッチで切り替えることも可能です。ChromeのOSを基本としているのでアドインもそのまま引き継げるのがありがたいです。
Arc の招待コードも以下に貼っておきます。

日々の活動を支える生成AI
これらのツールは、私の研究や教育活動の効率化に欠かせません。それぞれの特徴を活かし、効果的に使い分けることで時間とエネルギーを節約しています。2025年のスタートにふさわしい、生成AIの可能性をぜひ体感してみてください!
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