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海外視察は豪遊ではない!健全な視察のためのルールと指針

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NPOカタリバさんとの素晴らしいスウェーデン視察を終えた後に、ふとツイートを眺めていたらこんなものが流れて少し悲しくなりました。

海外視察で豪遊する議員

 

こちらの記事によると、7泊9日で (視察時間は9日で4時間..)、参加者は6名の香川県議員。990万円を使ったようです。前都知事のこのニュースだって同じことです。

北欧視察の事前調査とか質問がぬるい場合は僕は例え相手が大学教授であっても新聞記事であっても口出しをするくらいに、視察に魂をかけているので、こういう視察には腹立つしやめてもらいたいです。このくらいの視察規模だったら、経験から予算3分の1で余裕ですよ。

非があるのは受け入れる日本人も

こういう視察から、甘い蜜をすってる現地在住の日本人も同レベルでダメでしょう。

視察だけをなりわいにすると、ビジネスを回すことが本業になってしまうので癒着も起きる可能性も高くなってしまいます。とある大学の視察では、テーマ的には僕のほうが適していたのに、某大手旅行会社が引き受けることが「慣習」になっているとのことで仕事を貰えなかったことがありました。

政治家が飯を食うために政治をしてしまうと癒着・汚職が横行することは、現地で視察コーディネートや通訳をする人にも同じことがいえるのでしょう。もちろん、それを本業としている素晴らしい事業者もいるでしょう。ただクライアントを失わないために、ものが言えないといという具合に立場が弱い場合も少なくないでしょう。対等なビジネスパートナーではないのです。

そうならないためには、「すがり先」を一つにしないこと、つまり収入源や生業を多様化させておくことが大事です。そうすることで、はっきり「物申す!」ことができます。

海外在住日本人は、視察コーディネートはあくまでなりわいの1つに留めるのが健全かと。実際僕も、スウェーデンにいた時には普通にIT企業で仕事していましたら。

このような海外視察をもし現地でみつけたら、声をあげてくださいね。それが日本の政治をよくします。ネットでバレないように通報するにはこうしてみてください。

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