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いい加減にやめましょう→「若者と一緒にやりました感を出す啓発活動」

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ある組織があるテーマで自由に啓発活動をやるのはいいのだけど、そこで若者や大学生と一緒にやりたい!ですと持ちかけるタイプの「若者と一緒にやりました感を出す啓発活動」、いい加減にやめませんか。学生のときにこの手の大人主体の啓発活動に何度と巻き込まれてきたので、嫌気が指している。

これらの活動はたいていの場合、若者を大人とは異なる存在としてとらえ、PRの対象と位置づけ、広報活動の結果として若者を変えることを目的とふる。そこに若者を巻き込むことで若者感を出そうとする。しかし、活動内容もテーマも予め決まっているので裁量権もなく映えのために若者が利用されて終わる。

本のあとがきでも書きましたがこれこそが「啓発アプローチ」の典型的なパターンであり、このアプローチからの脱却がない限り「若者からはじまる民主主義」は生まれない。

この、若者とやっている感を出したがる(大人主体の)啓発アプローチが未だに蔓延る理由もなんとなく想像がつく。事業の担当者が頻繁に入れ替わったり、組織自体が民主的でない故に自由闊達な意見交換なしに企画が進んでしまってると察する。民主的になるのはまずはあなた達からでしょう。

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