ぼくは北欧留学を勧めていますが、その準備段階で一度、英語を鍛える留学をする必要があることはこちらの記事で書きました。
アメリカやカナダなどの英語圏に英語を鍛えにいくことは、理想的ですが非常にコストがかかります。そこで今注目されているのが、フィリピン短期留学です。
フィリピン留学がおすすめな理由
フィリピン留学のメリットは、
・アメリカ、インドに次ぐ世界第3位の英語公用国なので、日本に最も近い「英語圏」
・日本から渡航時間4時間という近さ
・30日までの短期留学ならビザ不要
・コストの安さ (日本の物価の5分の1)
・それでいて常夏の島
です。ぼくはTOEFLの試験を8回受けましたが、それだけで受験料24万円以上です。これで結果出なかったので、正直お金を無駄にしたようなものでした。
それだったら、フィリピン留学のような「英語圏」に飛び込んでみっちり、学べる環境へサクッといってきたほうが良かったと、心底思うのです。ということで、未来の海外留学生のために、フィリピン留学を統括する3つの主要エージェント(ヒューマンアカデミー、NILS、Green Cafe)を比較してみました。
3つのフィリピン留学の学校を比較してみました。
この3つのエージェントの費用を表にして比較してみました。
エージェント名 | ヒューマンアカデミー | NILS (ニルス) | GREEN CAFE |
学校名 | CIJ Academy, Sparta | 語学学校NILS | Big Boss House |
コース名 | Power Sparta 4 | ゆっくりプラン | 6泊7日コース |
期間 | 1週間 | 1週間 | 1週間 |
費用 | 50,800円 (3人部屋、宿泊費込み) | 65,500円 (3人部屋、1日2食付) | 117,800円 (食費込み) |
入学金 | 16,500円 | 15,000円 | 記述なし |
教科書代 | 記述なし | 1000円 | 記述なし |
光熱費 | 記述なし | 1,200円 | 記述なし |
送金手数料 | 記述なし | 2,000円 | 記述なし |
就学許可証※ | 410,00円 | 410,00円 | 410,00円 |
空港お迎え代 | 記述なし | 記述なし | 0円 |
合計 | 108300円 | 125,700円 | 15,800円 |
以上の表を元に分析してみましょう。
費用の比較:最安はどこか?
費用だけをみるとヒューマンアカデミーが最も安いですが、もしかすると資料請求後に教科書代とかも追加されるかもしれません。その辺り、NILSとGREEN CAFEはこれしかかからないと明記しており、透明性が高いのが安心です。
英語の授業内容はどうか?
ホームページをみるとわかりますが、ヒューマンアカデミーは、提携校が8校と圧倒的です。さらに各学校ごとで独自のメニューを用意しているので、特別なカリキュラム(例えば、TOEIC対策)などを希望するのならヒューマンアカデミーが良さそうです。 おそらくもっと多くのコースがあるはずです。
NILSとGREEN CAFEはそれぞれ運営している学校は1校になりますが、NILSはそれでもゆっくりからスパルタプランまで4プラン用意しています。一人部屋を希望することもできます。
上記の3コースの内容をみてみると、
1日7時間の正規授業に加え、毎日朝夕に実施されるボキャブラリーテストおよびセンテンステスト、夜間の義務自習を含めた1日合計11時間の集中プログラム
NILS :
レベルチェックのテストを受けて、レベルに応じた講師を決定。以降、1日4時間のマンツーマンレッスン
レッスンは1対1か2対1(一度に受け入れるプチ留学生は2名のみ)。レッスンの他アクティビティ中の講師同席時間は8時間。
NILS、GREEN CAFEはともに大人数での授業よりも個別指導を重視している印象です。ヒューマンアカデミーのこのコースは、座学中心の印象を受けます。GREEN CAFEの「一度に受け入れるプチ留学生は2名のみ」という方針はおもしろいですね。確かにページをみても、ほぼ民家のようなところに泊まっています皆さん。
結局、どこが最も安いのか?
ヒューマンアカデミーは、追加の料金がないか確認したいとこですすが、費用だけでみるなら、ヒューマンアカデミーが最も費用を安く抑えられそうです。しかし、個人指導のレッスンを望むならNILSかGREEN CAFEで、さらに授業よりもホームステイのような体験を重視するならGREEN CAFEといったとこでしょうか。
財布と好みに合わせて、これらの学校を選ぶといいでしょう。
それぞれのエージェントの詳細は、以下からどうぞ。
追記
Green Cafeは2017年9月時点ではプチ留学事業を休止しているようです。
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