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#若者からはじまる民主主義 ースウェーデンの若者政策|人生初の単著出版のお知らせ

本日、情報が解禁になりましたので読者の皆様にこの場を借りてお知らせいたします。この度、単著を出版する運びとなりました!

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関係者には随分と前から単著を執筆中である旨を伝えていましたが、随分と長引いてしまいました。遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

本書は、日本で生まれ育った私が、若者の選挙投票率が8割を超えるスウェーデンに実際に住んで、その理由を探究してまとめあげた1冊です。

出版にあたって

日本では一般的に、社会参加や政治意識を高めるために学校教育の役割が大きいと考えられがちで、私自身もそのような固定観念がありました。しかし、現地で100団体以上の組織や団体を訪問する機会をいただき、スウェーデンの若者の生き方や、社会参加のあり方に触れていく中で、私自身の「社会」観が大きく転換していきました。このブログで発信していった内容にもそれが随所にも、みられたのではないでしょうか。

それが追体験できるようにすること、そして、根本的な社会の原理の日本との差異を照らし出すことを目的に、萌文社の編集の青木さんの助けを借りて丁寧に作り上げました。

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こちらのチラシは自由にダウンロードして印刷していいただいて大丈夫です。書店からの注文や、宣伝にお使いください。

萌文社からの出版

萌文社(ほうぶんしゃ)は、私自身学生の時から慣れ親しんでいる「子ども・若者」関連の本が多くあります。『子どもと若者の居場所』(久田邦明 )、『子どもの参画』(ロジャー・ハート [著] 木下 勇、田中治彦、南 博文 [監修])、『ヒア・バイ・ライト (子どもの意見を聴く) の理念と手法』(NPO法人子ども&まちネット) などは、業界の人はもちろん、知る人ぞ知る名著でそれらを多く手掛けています。そのような歴史のある出版社から、子どもオンブズマンや子どもの権利条約の普及活動などもされている、編集の青木さんのもと出版ができて大変嬉しく思います。

本書の内容

目次は以下のようになっています。


 

 

第1章 若者の国、スウェーデン
1北欧最大の国、スウェーデン 2 スウェーデンの若者のリアル 3 社会を変えるスウェーデンの若者 4 スウェーデンの若者の投票率はなんと85%

第2章 若者団体

1 スウェーデンの若者の7割が参画する「若者団体」 2 社会に変化をもたらす若者協議会と全国若者協議会 3 13歳から参加できる「政党青年部」 4 趣味でつながる若者団体の運営は、民主主義の実践の機会 5 若者団体への助成金交付と民主主義の実現

第3章 教育政策と学校

1 スウェーデンの教育政策と学校 2 「給食のじゃがいもが硬い!」 が育む民主主義? 3 先生のいいなりはゴメン!生徒の権利を守る「生徒組合」 4 中・高生が投票するスウェーデンの模擬選挙「学校選挙」の秘訣 5 学校の使命は「民主主義を教えること」

第4章 ユースセンター

1 スウェーデンにおける若者の余暇政策と実践 2 ユースセンターで働く専門職「余暇リーダー」の職能 3 余暇活動が社会参画につながるとき 4 郊外の移民の街のユースセンター 5 若者の余暇の保障と意思決定の尊重

第5章 若者政策とその歴史

1 スウェーデンの若者政策の特徴 2 スウェーデン流!若者の声を確実にアドボカシーする3つの仕組み 3 スウェーデンにおける民主主義の歴史と若者政策実現への道のり 年表 スウェーデンの若者政策と主な出来事

第6章 スウェーデンの若者が社会参画する意味

1 なぜスウェーデンの若者は社会に参画するのか 2 若者の本質的な生き方を可能とする若者政策とは

3 日本の現場に欠けているたったひとつのこと、民主主義


他に、8コラム、5インタビュー、年表が盛り込まれています。図やイラストなども多めに掲載し、視覚的に理解ができるように工夫を凝らしました。

出版にいたるまでの長い道のり

実は、単著を執筆しないかと依頼を受けたのは別の出版社からでした。スウェーデンの大学院生をしてこのブログで発信活動をしていた私の元に、そのような依頼が来たのは、2015年の初夏のことでした。当時の私は、ブログでスウェーデンの情報をバンバン発信しており、その反響も十分に感じていたので、ここで改めて「紙の書籍」として出版する意義があまり見出せず、モチベーションも高くありませんでした。講演の依頼なども少なくなかったからです。

しかし、年が経つにつれてウェブ発信の限界がみえていくにつれて、書籍を出す意義が少しづつわかってきたのです。ウェブでリーチできる人も限られますし、そもそも自分がこの世からいなくなったときには、ウェブサイトなどは更新が止まりすぐに埋もれてまって、私がみてきたものが後世に残せる確率は下がってしまいます。

また、本のほうが圧倒的に体系的にものごとを伝えやすいことは自明です。ブログは、興味関心ある人が徹底的に過去ログなど全て読み込んで、主張を理解してもらうことは可能かもしれませんが、それは研究論文を書く人以外がするようなことではありません。研究者キャリアを進むことが本格化したこともまた、出版の意義を自覚したときでした。

そのようにして書籍出版のモチベーションが高まったにもかかわらず、現実は思うようにうまくは行きませんでした。出版の話がなくなってしまったのです。

そのときには2回も原稿を書き直していたので、これはもう引き下がるわけにはいかない!と思い、原稿を出版社に持ち込むことにしました。そこで目をつけてくださったのが萌文社の青木さんだったのです。

2018年の暮れに青木さんに持ち込んだ原稿は、今ではとても見直すことが憚れるくらいの稚拙な原稿でしたが、1冊を仕上げるという「長距離走」を伴走していただいたおかげで、なんとか読み物として仕上げることができました。

青木さんには、ブログとも論文とも違う、本1冊を作り上げるという過程とその意義や、出版にまつわるさまざまなストーリーを教えていただきました。本当にお世話になりました。

本書が、日本の若者の社会参画や若者政策を再考する一助になれば幸いです。教育、福祉、政治などの分野で若者に関係する、あらゆる方々に読んでいただければと思っています。

購入・予約のページの案内とお願い

市販の発売日は7月23日からになります。予約は、以下から、または萌文社のホームページよりお願いします。

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若者からはじまる民主主義
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若者からはじまる民主主義 スウェーデンの若者政策
両角達平 | 2021年08月発売

出版業界が不況の時代にありますので、どうぞみなさんの力もお借りしながら「若者からはじまる民主主義」のアイディアを広げることができればと思っております。
購入して読まれた方は、ぜひAmazonでのレビューにも書き込みをいただけますと大変ありがたいです。

改めて、お世話になった全ての方に感謝を申し上げます。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!

追記:チラシはこちらからダウンロードください

書籍のチラシの配布に協力いただけますと大変ありがたいです。

データのダウンロードは以下から可能です。

『若者からはじまる民主主義』チラシ

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