アフリカ滞在記
2017年の8月、喜望峰へいきました。そう、アフリカ大陸最南端にあるあのバスコ・ダ・ガマで有名な喜望峰です!1498年にバスコ・ダ・ガマが喜望峰に到達し、海路をつかってインドへ到達しました。教科書に載っているあの岬にいってきたのです。
ロマンですね~
というわけで、喜望峰へいく方法をさくっとまとめます。
ケープタウン滞在、初日の様子は以下の記事からどうぞ。
アフリカの果、ケープタウンで海抜ゼロから669mまで登りきった日|ライオンの頭を登頂する方法 2017年8月、シベリア鉄道北欧入り→陸路でヨーロッパ縦断の旅を終えた僕は、アフリカ南部の小国マラウィ共和国→南アフリカのケープタンへ旅立ちました。 Twitterのつぶやきをまとめて公開します…
まずは南アフリカへいこう
まず南アフリカへ飛びましょう。
ヨハネスブルグとケープタウンが主要の空港になりますが、今回はケープタウンを目指します。Kiwi.comやスカイスキャナーで調べると片道8万円前後で東京からいけます。
渡航時間は、30時間以上..長旅すぎですね…。早くても23時間もかかる便しかありませんね。
ちなみにぼくはアフリカ周遊中にこんなルートでケープタウン入りしました。
よし!次の目的地決まった。ハラレ→ビクトリア滝→ヨハネスブルク経由でケープタウン!人生初の南アフリカ入りです!誰か知り合いいたら繋げてくださーい! pic.twitter.com/zaCFlRE4HH
— たっぺい/スウェーデンから強制送還→日本復帰中 (@tppay) 2017年8月21日
以下の記事などを参考にして南アフリカいきのチケットを取りましょう。
格安航空券の予約サイト「Kiwi.com」でお得にチケットを予約する方法|評判、保証は?活用方法を徹底解説 昨年は、シベリア鉄道で北欧入りしたりヨーロッパ陸路で縦断したり、アフリカ入りしたりと旅マックスでした。後半はスウェーデンに3回も視察でいきましたし、ノルウェーにも飛びました。 その間、格安航空券…
ケープタウン空港から街中への移動
空港に着いたら、ケープタウンの市街地に移動しましょう。
シャトルバスらしきものはなかったのでタクシー一択ですが、必ず乗車前に価格の確認をしましょう。不安だったら、空港の観光案内所で信頼できるタクシー会社を呼びましょう。
ケープタウン空港着いて空港のこのタクシー会社で宿まで送ってもらい無事到着。300かかると聞いてたけど270ランド(2200円)と良心的だった。Touch Down Taxiおすすめです。ここでもトヨタが多いけどまぁなんて明るいハイウェイ何でしょう pic.twitter.com/AU6HVLPBMu
— たっぺい/スウェーデンから強制送還→日本復帰中 (@tppay) 2017年8月23日
ちなみにUberでも移動可能です。
慣れている人はUberの方がセキュリティ上安心感はあると思うので、ぜひ利用してみてください。
ウーバー(UBer)は海外でつかえる?初心者でも簡単・便利だったので使い方を解説! にわかに注目を集めている個人タクシー配車サービスUber (ウーバー)。初めて利用してみてとても便利だったので、使い方をわかりやすく解説します。これを読んでおけば次の乗車も問題なくできます。プロモーションコード(割引)も貼っておきますので、ぜひ利用してみてください。プロモコード:jjd39w2mue
バス、車、ツアー、電車、どう行くか決める
ケープタウンについたら今度は、喜望峰までいく方法を決めます。喜望峰はケープタウンにあるわけではなく、西ケープ半島の南端にあるのです。移動に1時間以上、車でかかるので、決して徒歩で行ける距離ではありません。
喜望峰へ行く方法はいろいろとあります。
車で行く方法
レンタカーを借りるなどして車で行く場合、喜望峰へはケープタウンからだと1時間20分くらいでいけるようです。途中にSimonstown に立ち寄りボルダーズビーチを経由することができます。こちらのGoogleマップのルートをぜひ活用ください。費用は、ガソリン代がR250、自動車入場料でR135で合計、R385くらいです。
タクシー・UBERでいく
自分で運転していくのに自信がない人は、タクシーやUberを利用しましょう。
費用は、タクシー・UBER代でR450、さらに運転手の入場料(R135)もかかるのででR720ほどかかります。自走でいくよりももちろんコストはかかりますが、それでも確実にいけますし何よりも安全です。
バスで行く方法
喜望峰へバスで行く方法はいくつかありますが、CAPE POINT Explorer で予約すると、英語のガイド、エアコン付きのバスでいくことができます。途中でBoulders Beachに立ち寄ることもできます。費用は、一人当たりR550で、24時間前には予約していないといけません。
最低でも半日は要する小トリップなので、前日までにミニバスを予約するのがいいです。ぼくは、CAPE COMOOTというサイトから予約しました。
しかし現在はこのサービス、終了しているみたいです。
BUZ BUSSというサービスがおすすめできそうなので、以下の記事を参考にしながら予約してみてください。
Buz Bus喜望峰ツアーに参加【南ア・ケープタウン3日目】 – まだまだあおい スポンサーリンク ケープタウン観光で外せないといえば大西洋とインド洋に突き出したケープ半島の先にある喜望峰。個人で行くとなるとレンタカーかツアーに参加が一般的のようです。一人でレンタカーは高くつくし国際免許証を持ってきているわけでもないのでツアー一択でした。 半日ツアーや1日ツア…続きを読む
バスに乗る
出発当日、バスの待ち合わせ場所の市場まで移動です
CAPE COMOOTの待ち合わせ場所は、街中のこの市場の傍でした。
Greenmarket Squareということろです。
というわけで、出発進行です。
なんと乗車人数一名でぼくしかいませんでしたw
テーブルマウンテンを超え、岩肌がむき出しになった山の中をかっ飛ばします。
ペンギンを拝もう
40分くらいいくと突然バスが止まりました。
どうやら途中休憩だそうで。
Bouldersビーチに到着。
ここではなんとペンギンが拝めるとか…。
アフリカなのにペンギン?何のこっちゃ?
まあいってみっか。
入場すると…。
まじでいたよペンギン。アフリカ・ペンギンらしい。
しかもこんなに
海に浮かぶアレも全部ペンギンだそうだ..
観光名所なようで、ペンギンの数ほどの観光客が訪れていましたよ。
いやーまさかアフリカでペンギンを拝むことになるとは…。
一時間ほど休んで、再びミニバスに乗り込みました。
このバスの運ちゃんがなかなか気さくな人でした。
いざ!世界いちのガッカリスポット!? 喜望峰へ
Boulder’s ビーチからさらに30分。ようやく着いたのは、喜望峰の最寄りの駐車場。
多くの観光バスが停まっています。
ここからケーブルに乗ってルックアウト・ポイントというところに行くと、喜望峰を高いところから見下ろせます。
この写真でいう山の方ですね。ですが、時間がない人は行かなくて大丈夫です。そのままCape of Good Hope (喜望峰)を目指しましょう。
「実はもう駐車場から喜望峰がみえるぞ!」とタクシーの運ちゃんが教えてくれました。
アレだそうです。
先っちょのぼこぼこっとしたところ。
まじか..。もっと岬って感じかと思ったのに…
これ、もしかして世界ガッカリ名所の1つじゃないだろうかという疑惑が湧いたのはこの時からである。
観なかったことにして、とりあえず徒歩で岬の先っちょを目指すことにしました。
岬に向かって下る途中で、振り向いてパシャり。鹿がいましたよ。
この遊歩道めちゃいい。
さらに岩肌を行きます。
さらに歩いていくと…
砂浜が!
よくよくみると砂浜に人が。
それもそのはず。この砂浜は、ディアスビーチというようで、遊歩道から下ることができたのです。
振り向いて見ればルックアップポイントが遥かかなたに。
さらに歩みを進めます。
ここらで岩肌を登ります。
海岸を見下ろすとこんな感じ。普通に怖い。
人影が!ってことは、ついに到着!!
これが喜望峰だーーー!
たぶん…
だってここにつくと更に向こうの崖の下にも人がいるんだもの
もうみんな、「喜望峰、ここだよね?」つってさまよってるんじゃないかなきっと。
振り返ればこんな景色。
(うん、とりあえずこれを喜望峰ということにしておこう。)
とはいえ世界の果てであり教科書にも載っている場所にくるのは感慨深いものがあります。
帰り際には、駐車場にあるバーから喜望峰とは反対側の海岸を眺め至福な時を過ごしました。
ずいぶん遠くまで来たもんです。
夜は街で遊ぼう
ケープタウンに帰ってきたら、ぜひナイトライフもお楽しみください。
なかなかヒップスターなバーやパブやらラウンジなどありましたよ。
僕は現地に友達が一切いなかったのですが、Couch Surfingというアプリで現地の人と知り合い、ハングアウトに合流しました。
待ち合わせ場所はここ、Beer House
トルコから来ているデベロッパーやら学生やら何だかんだ10人くらいの大きいグループでした。
二階のテラス席が特徴的なこの通りは、夜はごった返していました。
南アフリカ、普通にヨーロピアンなナイトライフなんだか!いぇい! pic.twitter.com/SOwdnDnTK5
— たっぺい/スウェーデンから強制送還→日本復帰中 (@tppay) 2017年8月25日
そのままサイケデリック系のクラブをはしごして、タクシーで郊外のヒップエリアのビリヤードして、疲れてタクシーで帰りました。
普通にヨーロッパのある都市のナイトライフそのものでした。
1つ気になったのが、みんな口を揃えて夜帰るときは「絶対にタクシーに乗れ!」でした。Uberでもいいですが、決して一人で夜道を歩いて何も起こらないことはないからと、警告しくれました。
確かに、ケープタウンは街中は安全なようにみえますが、少し郊外にいくととんでもない大きさのスラム街もありました。アパルトヘイトは無くなったとはいえ、未だに根深い人種差別が引き起こした、地域・職業における隔離化がところどころ垣間見える、そんな街でした。
ケープタウンにはラーメン屋もあるよ!
次の日、長いアフリカ生活も最後なのでしばらく口にしていなかった日本食を食べに。
昨日、パブで知り合った人子が日本食レストランで働いてるって言うんでラーメン食いにでも行こうかな!
Obi Restauranthttps://t.co/OrykhULF5h— たっぺい/スウェーデンから強制送還→日本復帰中 (@tppay) 2017年8月26日
まあその子いなかったんだけどね!美味しいラーメンいただきました。普通におすすめできます。
そういうわけで旅の最後で最高な訪問先となったケープタウンを後にして、これからドバイ経由でストックホルムへ向かいます。久しぶりのエミーレーツだぁい pic.twitter.com/YfCJNkUx9O
— たっぺい@Tatsumaru Times (@tppay) 2017年8月26日
というわけでケープタウンを離れ、無事アフリカ滞在もこれにて完結したのでした。
喜望峰に、テーブルマウンテンにライオンの頭。ヒップなナイトライフにコワーキングにコーヒーと、完全にヨナウでヤングなヨーロッパの街なケープタウン、すごい良かったです。安全面の心配はありますが、今回は僕は特に被害に遭わずすみました。
以上、喜望峰への行き方と、ケープタウンの歩き方を紹介しました〜!