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ドイツのカーシェアリング「DriveNow」を初体験!乗車レビュー feat. WSBIベルリンがあいかわらずヒップで憎かった!|空路なしのヨーロッパ縦断の旅④

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アプリ・ウェブサービス カーシェアリングで利用した車とWSBIさん

マドリードからこんにちは!

先日の久しぶりのベルリン訪問では、今や売れっ子のあの海外ブロガーWSBIさんに大変お世話になりました。おかげさまでとんでもなく充実したベルリン滞在となりました。

滞在時、WSBIさんのIKEAの家具購入をお手伝いしたのですが、その際に話題のドイツの「カーシェアリング」を試してみたのでレビューします!

カーシェアリングサービス「DriveNow」とは?

カーシェアリングとは、レンタカーに似ているのですが車を借りる相手がレンタカー会社ではなくサービスに登録した個人という点で異なります。ドイツではCar2GoやDriveNowなどのカーシェアリングが有名らしく、ネット検索をしていたら、なんと当のWSBIさんがこれらのサービスの紹介記事を書いていました。

DriveNowは、アプリで登録されている自動車の検索から支払いまでをすべて完結できるサービスです。利用方法はこの通りです。(WSBIさんの記事から)

・DriveNowのロゴが入った専用車が街中に点在していて、登録しているユーザーは近くに駐車されているクルマをシェアすることができます。

・近くにクルマがあるかどうかはアプリで検索でき、予約も支払いもすべてアプリで管理されます。

・クルマを見つけたらあとはクルマが駐車されている場所まで行き、専用のカードキーでクルマを開けて乗車。

・料金は分単位で1分ごとに31セント課金されるので、「ちょっとだけクルマで移動したい」というシチュエーションにぴったりのサービスです。

|自動車先進国ドイツの「カーシェアリング」は一味違う!日本とは異なるクルマの様々なサービス

そういうわけで実際に利用してみました。

まずはアプリをダウンロードして登録

DriveNowのアプリをダウンロードして登録をすませると以下のようにメールが届くので、認証をします。

すると以下のようなメールが届いて、登録の最終段階になります。

カードキーの回収

DriveNowで登録された車を利用するにはその鍵に該当するカードを回収する必要があります。カードキーを回収する場所のことを「Registration Station」というようで、ここに

  1. 免許証
  2. パスポート
  3. クレジットカード またはデビットカード

を持参して登録手続きをすませるとカードキーがもらえます。

Regisration Station は、例えばベルリンならこちらから見つけることができますが、「DriveNow 都市名 registration station」と検索をかければ該当する都市で発見可能です。ベルリン内にはこんなにたくさんありました。

そういうわけでぼくは近場のアレキサンダープラッツのRegistartion Stationを目指しました。なかなかDriveNowの文字が見つからないと思ったらレンタカーの中に入っていました。

国際免許証を保持していたので日本の免許証を持たずに参上したら、原本である日本の免許証の提示も求められました。登録料29ユーロを払って、これで本登録が完了です。

DeiveNowの車を探す

いよいよ乗車です!

封筒をあけるとカードが入っていました。

このカードが鍵として機能します。

早速スマホにダウンロードしたDriveNowのアプリを立ち上げると、近場にあるDriveNowに登録してあるBMWを発見。

いきなりレアポケ!!!!!

車を予約すると車までの経路が表示されます。

WSBIさんの記事によると、

DriveNowはBMWとSixtの共同企業のため、使用車種はBMWにこだわっています。BMW・1シリーズ、BMW・X1、ミニ、電気自動車のBMW・i3、BMW・アクティブ、さらにはルーフがないBMW・2シリーズ・カブリオレも利用可能

|自動車先進国ドイツの「カーシェアリング」は一味違う!日本とは異なるクルマの様々なサービス

というわけで、BMWがこんなに簡単に予約できたのでした。

レアポケモンじゃないんですね…

アプリで表示された経路に従ってあたりを探すと

あった!やっぱかっこいい…

DriveNowのステッカーが貼ってあるので簡単にみつかりました。

ここで先ほどゲットしたカードキーを使います。

フロントガラスに貼ってあるこの青いシールにカードをあてると、シール上のライトが点滅し、切り替わったら鍵が解除されてドアを開けられるようになります。(この動作はアプリからもできるようです)

エンジンスタートの前に..

まだ発車はできません。乗車したら今度は、カーナビのディスプレイ部分にパスコードの入力を求められます。このパスコードとは、DriveNowのアカウント作成時に決めた四桁のパスコードです。

BMWではこの数字の選択は、ギアチェンジの手前にあるこのボタンで選択します。

これで発車準備完了です。

エンジンスタートボタンを押せばあとは、通常どおりに運転できます。

この時点でアプリを開くと、ナビゲーションが起動するので行き先をアプリ上で入力するとカーナビにもそれが反映されます。ハイテク!

あとはカーナビに従って目的地に向かうだけです。

こうして、途中でWSBIさんを拾ってIKEAに向かったのでした。

ぼくは日本で運転したのも30回もないんじゃないかというくらいペーパードライバーなので、ハンドル位置と車線が逆のドイツでの運転はなかなかスリリングでしたね 汗

DriveNowを終了する方法

目的地に着いてエンジンを止めようとすると、ナビの画面でDriveNowを終了するかどうか聞かれます。途中下車の場合は、そのまま下車をすれば大丈夫です。

IKEAで購入した家具を荷台にドーン。無事、家具の搬送を終えました。

ナビで確認画面が出ない場合は、下車して最初にカードタッチをしたフロントガラスの青いシールの部分にカードをかざすと車の鍵がロックされて乗車終了となります。

終了するとすぐに請求書がメールで届きました。今回は、途中下車をしてIKEAでの買い物込みで約3時間半ぐらい利用して約44ユーロでした。買い物時間を差し引けば、まあまあ手頃な価格帯でしょう。

まとめ

実際に利用してみて非常によくできたサービスだなと感じました。登録から実際の乗車までの手続きさえ終えれば、以降はスムーズに乗車できました。そしてその場で乗り捨てできてしまうので、路駐が可能なドイツでは最強すぎました。

次の日も利用してみたのですが、オープンカーのミニクーパーでテンションあがりましたねw

DriveNowオープンカーで屋根をあけてみました pic.twitter.com/38LJHfbwCA

— Tatsumaru@バルセロナ (@tppay) 2017年7月27日

すごいのは、ネット環境がないところでもカードキーさえあれば乗車から下車までできてしまうところです。ぼくはスウェーデンのSIMカード使っていたからなのか、ネット接続が常に悪くアプリが反応しないときが多々ありました。しかし、DriveNowはカードキーさえあればオフグリッドで操作できるようなっていたため、カードキーをフロントガラスにかざす動作とパスコード入力さえすれば問題なく利用できました。

これまで街中の移動は地下鉄やバスが多かったのですが、荷物が多い時には重宝する新たな交通手段として今後も利用することになりそうです。ちなみに移動だけの場合は、小型のCar2Goの利用の方が格安で便利そうです。

ベルリンに戻って、さっそくカーシェアリング使いまくり! スマホアプリで路駐されてる車をリザーブして、市内の好きな場所に路駐で乗り捨てできるのです。料金は1分0.24ユーロ(約30円)。都市部ではマイカーの必要性感じません。日本にも参入しようとしたけど路駐できないので断念したとか。 pic.twitter.com/csSH5HJJN4

— 高田ゲンキ@マンガ連載中 (@Genki119) 2017年7月18日

DriveNowより若干割安なぶん荷物はあまり詰めなそうなので、荷物運びや2人以上での乗車の場合はDriveNow、移動だけならCar2Goと使い分けるとよさげです。

ぜひお試しあれ。

*以下のURLからDriveNowのアカウントを作成すると通常の登録料29ユーロが→9.98ユーロに割引され、15分間無料乗車がついてきます。

https://drive-now.com/f/DE/NC0ERWRT4IDN

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