このブログ・筆者のプロフィールはこちらから

海外大学院卒生が教える英語学習のコツはこれ!「偏った英語」から始めよう。

この記事は約3分で読めます。

screen-shot-2015-08-17-at-23-40-10-4987410

英語学習に関して、クーリエジャポンから非常に共感した記事をみつけました。

私がお勧めしている英語習得のいちばんの近道は、“偏った英語”を勉強するということ。僕もビジネススクールへ留学したとき、経営やマーケティングなど、授業に関する分野の単語やフレーズを集中的に覚えました。

自分の興味のあるコアなことだけをやればいいんです。アップル信者ならスティーブ・ジョブズCEOの演説をポッドキャストでダウンロードしてみるとか。興味をもてる分野なら内容を理解しやすいし、自信もつけやすいのです。

引用元: 「英語ができないと、楽しみの格差が広がります」 | COURRiER Japon NEWS.

 

これ本当にそうです。とかく英語学習となると、すべての単語をありったけ吸収するために単語帳を繰り返し読み込んだり、知らない単語が出てくるたびに辞書を引いたりします。それはいいのですが、そのままでは自分の「偏った英語力」の成長が遅くなります。例えばビジネスを勉強しているのなら、ビジネス英語でわからない単語はないくらいの専門レベルまでもっていくということです。

ひとつの分野を極めることのメリットは

・その分野の話になったら話しをリードできる
・当然理解が深まり、専門性がより高くなる
・自分が極めた「専門の英語」に関連する仕事がやりやすくなる、仕事がみつけやすくなる
・派生して他の分野の英語力もつく

ということです。

僕の専門の英語は、社会科学、教育社会学、若者政策政策、ユースワーク、ネットとプライバシーでしょうか。まだ極めたとは言い切れませんが、この分野になると途端に英語が話やしくなりますし、聞くのも楽なのは、基本的な単語だけでなく議論やフレームワークを知っているからです。

試験のときによくやった「山を張る」ということが、この専門の英語力をつけるためには欠かせないということです。

偏った英語力をつける方法

自分の興味ある分野の、Podcast、関連するジャーナル、論文を集中的に読みました。(というかそれにしか興味がないので。)単純です。好きなものを英語で読み聞きすればいいだけです。無理して、興味ない分野の英単語覚えるなんてしなくていいのです。

ハリーポッターとか自分が好きじゃない小説を読んで、いちいちわからない単語を引いていくなんて、苦行もいいところです。

また、英語だけでなく日本語でも知識として理解しておくことも大事です。「同時通訳者の頭の中
」の関谷さんも、Kindleで英語本を読む前に日本語で読むこと、をお勧めしていますが、僕もそう思います。そうすると事前に内容がわかっているので、読んでいる英語の本が難解でつまらなくなるということがなくなります。結局、日本語と英語は全く違う言語なので、頭の中で日本語で理解する仕組みと、英語で理解する仕組みとで、情報処理のプロセスの早さが全く異なるので、そこにストレスが生じます。そのストレスを軽減するためにも、手法はとても有効かと思います。

タイトルとURLをコピーしました