TOEFLで日本人が得意で点数が稼げるといわれるのが、ライティングセクションです。この記事では、だからこそ確実に点数を取りたいTOEFLライティングを攻略する方法を一部紹介します。
日本人はTOEFLではライティングで点数を稼ぐべし!
TOEFLで80点を取るために必要な点数配分の理想は、
・リーディング 23点
・リスニング 22点
・スピーキング 15点
・ライティング 20点
と言われていますが、真っ当に訓練をしていればたいていの場合、日本人はライティングでは20点以上はとることが可能です。
しかし、スピーキング、リスニングで点数がとれない場合も考えると、ライティングで20点以上を稼いでおき、25点以上を目指すのが得策でしょう。
TOEFLのライティング対策はどうすればいいか
ライティングは練習した分、それに比例して点数が稼げるようになります。しかしそのためには、もちろんある程度の練習をする必要があります。まずは、大学受験で使っていた英文法、ライティング、単語、ボキャブラリー、の復習をします。高校や塾の時に使っていたものだけでいいでしょう。
一通り復習を終えたら、TOEFLのライティングの演習に入ります。
基本的には、
①:テキストでひたすら演習
②:文法ミスのチェック
③:①と②をひたすら繰り返し
です。
ライティングこそとにかく演習をする必要があります。
ぼくは、以下の参考書から、ライティングの演習用の題材を使っていました。

【CD付】TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略
さらにネタがなくなったら、
TOEFL IBTに本物のより近い以下のBarron’s の参考書と

Barron’s TOEFL iBT Test Of English as a Foreign Language,14th edition

The Official Guide to the TOEFL iBT with CD-ROM, Third Edition
こちらの公式ガイドブック、でライティングパートをやります。
これらの参考書のライティングパートの課題をひとつ、2 ・3日に1回のペースで、取り組みます。毎日やれるかと思い、やってみましたが、答え合わせ・復習・文法チェックなどもあって意外と時間がかかるので、このくらいのペースが良いでしょう。
演習するときには、実際にタイマーで時間をセットして、キーボードでパソコンに打ち込み文章を作成しました。キーボードのタイピングにも慣れる必要がありますので。
ライティングにおすすめのオンライン添削:Lang-8を活用しよう!
そしたら、作成した英文の答え合わせをするのですが、こればっかりは答えを自分で採点することは難しいです。
よって、誰かに答案の「英文添削(えいぶんてんさく)」をしてもらう必要があります。TOEFL対策の専門の学校(たとえば、東京にあるバークレーハウス語学センターなど)や大学や塾、高校に通っていれば、英語担当のの先生に頼むといいでしょう。僕も大学の先生に添削をお願いしていました。
しかしそうではなく、自宅で独学の人もいるはずです。そのような人におすすめなのが、オンラインの英語添削サービスです。
例えば、Hi-Nativeは無料で母国語話者に無料で直接添削をしてもらうことができます。しかしその代わりに、相手が学習している、こちらの母国語(日本語)の添削をし返してあげます。そうするとポイントがたまり、ポイントが高い人ほど添削をしてもらえるようになります。
例えば、英語を勉強してる日本人なら、日本語を勉強しているアメリカ人の添削をしてあげることができます。そうするとお礼にこちらの投稿した英語の添削をしてもらえます。Webサービスなのでレスポンスも早く、半日以内に添削してもらえることが大抵でした。
これをTOEFLの英作文の練習に応用します。例えば、Independent Writingの課題で、
Do you agree or disagree with the following statement:
People should sometimes do things that they do not enjoy doing.
Use specific reasons and details to support your answer.
という課題文に取り組む場合、Lang-8にアップロードする英文のタイトルを「The reasons why I think people should sometimes do thing that they do not enjoy doing」とすればいいでしょう。
Independent WritingもIntegrated Writingも300語以下の短い文章なので、正直、TOEFLレベルもこれで十分でしょう。
無料のオンライン英語添削サービスの限界
Hi-Nativeは素晴らしいのですが、しかし無料であるだけにデメリットもあります。
Hi-Nativeユーザーのネイティブでも文法チェックをすべて完全にできるとも限りません。また、常に添削をしてもらえるとも限らず、こちらも日本語の添削をしてあげないといけません。それにTOEFLは大学レベルの英語なので、大学生レベルのネイティブではないと適切な文法やスペルミスのチェック、論理的な言い回しの指摘などもできません。ですので、やはりプロに英語の添削を頼むのが最も確実でしょう。
英文ネット添削が完全に初心者という方は、まずは無料でできるHi-Nativeでお試しをするといいです。それで要領をつかみTOEFLやIELTSなどの試験勉強のために、本格的な英語添削を必要するレベルになったらアイディー、留学して論文などを書くレベルになったらGrammarlyへと移行していくのがいいでしょう。
であると覚えておくといいでしょう。(リンク先は、詳細を書いた記事です)
また、Hi-Nativeが提供しているHiNative Trekもおすすめできます!HiNativeは平日毎朝に課題が届き、それを提出してその日のうちにプロからフィードバックをもらえるという学習サービスです。Lang-8でも十分にアウトプットができますが、それだけではいつまでたっても自分が「何がわからない」の知ることができないのです。HiNative Trekなら課題をやる中で、自分の弱い部分がわかるのです。
ぜひお試しあれ!
英文添削のチェックを欠かさない
あとは、添削に基づき、文法・スペルミスをひたすらチェック、別の言い回しがあったらそれをノートに追加するなどします。解説が丁寧なこちらの参考書を利用すると良いでしょう。

ライティングの演習に取り組む前にはもちろん、復習をして同じミスを繰り返さないようにすることは鉄則です。以降は、この繰り返しになります。
個人的には、英語の教員にお願いするのもいいですが、上述したアイディービジネスなどのオンライン英文添削の方が効率が良いように感じます。わざわざ英文を印刷して、教員のもとに持っていく必要もなく、しかも300円程度からできるからです。
「ライティングで点数を稼がないで、どこで稼ぐの?」
あとはひたすら、じっくり繰り返し取り組むのみです。
ライティングは、日本人でも苦手な人は少なく、積み重ねれば確実に点数があがるので、実直に取り組むに越したことはありません。「ライティングで点数を稼がないで、どこで稼ぐの?」くらいの勢いで、地味ですが続けていきましょう。