Valuの盛り上がりに乗じて注目されているのが仮想通貨のビットコインです。
先日、ついにこの仮想通貨であるビットコインの価格が1ビットコインあたり、150万円を超えたことでますます話題を集めています。さらに大物Youtuberが参戦して、とんでもないことになっています…
直接的な物資支援がもっと広まったらいいな
Valuをやって思ったのが、自分のValuerがつくことはいいことですが、実際の支援にすぐに役に立つ「物資」がすぐに手に入るわけではないということです。もちろん、ビットコインはすぐに引き落としできますし、Valuerを増やすことのメリットが大きいですが世の中には、まだまだ「ビットコインとはなんぞや?」の人が多いわけですから。
こちらの記事でもまとめましたが、やはり「直接支援」してもらいたいのだったら、銀行口座への寄付、ブログへの投げ銭、noteでの有料記事の購入・サポート、Amazonのほしい物リストの作成、ギフト券の送付などをお願いしてもいいと思います。
参考記事
誰でもできるブログを応援する・してもらう8つの方法 お金も資源もないブロガーやクリエイターは、このような方法で応援してもらいましょう。また、もしお気に入りのブロガーやクリエイターいたら、寄付やチップを募るウェブツールを利用して、このような方法で応援してあげましょう。
逆に、支援する側はこれらの方法で直接「物資の供給」をもっとしてはどうでしょうか?ぼくもいくつかのNPOに毎月寄付したりチャリティグッズを購入したりしています。
ValuでValuerとなる前にもっとできることがあるはずです。本当に支援してくれる人なら、そこまでしてくれるでしょう。
そんな願いを込めて、今回はこんな記事をまとめます。
ビットコインの投げ銭・寄付をブログで募る方法を発見
ずばり、ブログからビットコインで投げ銭してもらう方法です。ビットコインは、送金が迅速で、印象と違って出金もすぐできますし、ますます利用用途が広がっています。先進国のみならず、日本の地方のお店でも支払いを受け付けているとこもあるくらいです。
参考記事
ビットコインは世界中でどれだけ使えるのか?|脱集権化を促すブロックチェーンの可能性 ふとしたことがきっかけでBitCoin(ビットコイン)を始めました。 それはストックホルムからポーランドいきの船に乗った時でした。 船であったスロベニア人のイケメンがBitcoinをやって…
ブログのみならずウェブサイトを持っているアーティストやNPOなどもこの方法を通じて資金を集めることが可能になります。
ビットコインの投げ銭ができるサービスで「CloudTips」というのがあったそうですが、2017年7月にサービスを終了しています。今もあったらきっと、#Cloudtipsおじさん とかなってだろうな。
そういうわけで英語記事を読みまくって、色々試してビットコインで投げ銭してもらう方法を発見したので紹介します。
ビットコインのQRコード、URLをブログに貼る
最も簡単な方法です。
ビットコインの取引所で付与されたQRコードやURLを直接ウェブサイトに貼り付ける方法です。
ビットコインの支払いを受け付けるQRコードやURLを確認する方法は、ぼくの利用しているBitflyerという取引所の場合、「BTCお預入」タブをクリックすると「お客様用ビットコインアドレス(お預入)」を確認できます。ここにQRコードとアドレスとが表示されるので、これをブログやウェブサイトに貼りつけるだけです。QRコードの場合、画像としてダウンロードしてブログに画像としてアップロードすればいいので簡単です。
しかし安全性の面で不安がある方にはあまりお勧めできない方法です。ぼくもこれで大丈夫なのか不安なのでやめました。
BitMate Author Donationsはお勧めできません…
そしてみつけたのがWordPressのプラグインを利用する方法。
BitMate Author Donations というプラグインを早速試してみました。
ダウンロードしてプラグインを有効化すると、ウィジェットに「BitMate Author Donations」が追加できるようなります。
が、実際に試してみたところブログ本文が表示されないバグが発生しました。
心臓止まるかと思った…ですので、推奨はしません。正常に機能した方などいたら教えてください。
GoUrlならビットコインの投げ銭をうけとれます
それで試したのがこちらのWordPressのプラグイン。
GoUrl Bitcoin Payment Gateway & Paid Downloads & Membership
このプラグインすごくて、ビットコインの単純な投げ銭のみにとどまらず、有料記事や商品の販売の支払いにビットコインを利用できるシステムを簡単に導入できるのです。Githubでオープンソースで公開しているので無料で使えますし、手数料もとられません。もちろん日本円にも世界のほとんどの通貨にも対応しています。
ダウンロードして有効化すると、GoUrl上でアカウント登録することになります。ここでプライベートキーや、パブリックキーを設定してこれをGoUrlのプラグイン内に貼りつければ使えるようなります。
対応している仮想通貨
支払いに対応している仮想通貨は以下の通りです。
- Bitcoin
- Bitcoin Cash
- Litecoin
- Dash
- Dogecoin
- Speedcoin
- Reddcoin
- Potcoin
- Feathercoin
- Vertcoin
- Peercoin
- MonetaryUnit
GoUrlでの用途は4つ
ビットコインを使った支払いの方法は4通り選べます。
- 有料のファイルやソフトウェアのダウンロード (Pay per Download)
- 製品の購入 (Pay per Product)
- 有料記事の支払い (Pay per View)
- 会員限定有料記事の支払い (Par per Membership)
これらの用途にビットコインを使えるようにすることが可能です。
つまりnoteの支払いがビットコイン版になったものをWordPressのブログに搭載できるのです。例えば有料記事では、以下のようにモザイクのかかった画像が表示されて、下部でビットコインの支払いをするとコンテンツが読めるという具合です。
もちろんこの英語の鍵の画像は変えることができます。ちなみにここで表示されているQRコードもアドレスも有効期限が設定できるので安心です。
さらにクリエイターの方は、商品や作品を売って支払いを受けつけることができます。ビットコインのみならずPaypalも使えるので、日本円でも受け取れます。アーティストなら、楽曲、写真、絵、などの代金をGoUrlで支払ってその場でダウンロードしてもらうといった具体にです。
追記
Paypalでの寄付集めは日本では禁止されているようなので、Paypalで投げ銭を募ることはできないようです。
さらにこのGoUrlのプラットフォームを使って、他のWordPressのプラグインと連携することができるのです。
投げ銭・寄付をうけとるプラグインと連携もできる
たとえばビットコインでの投げ銭や寄付を受けつけたい場合には、こちらのGoUrlのアドオン紹介ページにもありますが、以下の2つのプラグインをさらにダウンロードして有効化すればいいです。
1. GoUrl Bitcoin Paypal Donations – Give Addon
2. Give – Donation Plugin and Fundraising Platform
Donationというタブから、寄付のフォームを作成してショートコードをブログの該当部分に貼りつけます。寄付金の値段を段階的に設定できますし、画像を入れたりすることもできます。
Settingから、GoUrlとPaypalとの連携も忘れないようにしましょう。
投げ銭フォームを作ってみたよ
実際作ってみた投げ銭フォームは以下の通り。
[give_form id=”15925″]
最低500円となっていますがこの額は自由にこちらで設定できますし、寄付者が額を決めれるようにもできます。
実際に投げ銭してメッセージくだされば、どのように反映されたかおしらせしますね!このプラグインならわざわざ投稿を有料記事としないで寄付や投げ銭を受けつけることができるのでいいですね。
日本語版があればもっといい
惜しいのがまだインターフェースが日本語になっていないところ。このプラグイン、かなり優秀なので和訳されるといいです。時間がある方は、こちらから登録してやってみてはどうでしょう。(それで投げ銭を募ってはどうでしょう?)
GoUrlでは投げ銭をした人やセミクローズドなブログのメンバー限定の有料記事を作成する機能もあります。もし需要があれば英語のインターフェースのGoUrlの設定方法を解説した記事でも書いてみようかな。英語できる人なら問題なく設定できそうでしたが。
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ビットコインは流動性が高いので、#ビットコインおじさん からの投げ銭があることを願っての投稿でした。ブロガー、クリエイター、アーティストのみなさんぜひこのプラグインチェックしてみてください。
おすすめの取引所
ちなみにぼくは、BitFlyerでビットコインを購入しました。おすすめの取引所です。
しかしBitflyerは、扱っているアルトコインの数が圧倒的に少なく取引ができなくてBitflyerによる販売のみなので割高です。
そこでおすすめなのがCoincheckです。最近、出川哲朗がCMしている仮想通貨の取引所です。
Coincheckはあつっているアルトコインの銘柄も多く、購入ではなく取引ができるので余計な出費がなくてすみます。最近、高騰しているRippleやXEMもCoincheckではあつかっています。