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なぜブログのデザインはダサい方がいいのか?|上杉周作さんのブログ初心者へのアドバイスが納得もの

この記事は約8分で読めます。

上杉周作さんをご存知ですか?

シリコンバレーの教育ベンチャーで働いている日本人の方で、NHKの「ニッポンノのジレンマ」などにも出演されています。

88年生まれ、日本とアメリカ育ち。シリコンバレー在住のエンジニアです。

略歴: カーネギーメロン大学卒。Apple・Facebook・Palantirでエンジニア職、Quoraでデザイナー職を経験。その後半年間日本でニートになり、2012年9月よりシリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurgeに就職。NHK・Eテレ「ニッポンのジレンマ 2016年元日SP」に出演。

そう、88年なのでぼくと同い年っていう。

#ジレンマ2016 カンペの記事はこちらです。https://t.co/dMvRoxMvFbpic.twitter.com/8Hha6uLB1A

— Shu Uesugi (@chibicode) 2016, 1月 30

ふとしたきっかけで上杉さんのブログを読んでいました。日本語と英語の両方でブログを書いていて、しかも内容もめちゃくちゃリッチです。

そのなかで”Advice for the First Time Bloggers“という記事をみつけました。この内容がおもしろかったので紹介します。(意訳で失礼します)

ブログを書くことの何がいいのか?

上杉さんは、ブログを書くことのメリットとして、

・現在の自分の属する「組織」以外からメンターやアドバイザーをみつけることができる

・ブログを書く行為そのものがアイディアを構築することになるので、人生にこまったときなどに、「詰む」ことが少なくなる

ということです。それを踏まえた上で、ブログを初心者へのアドバイスを以下のように紹介しています。

ブログ初心者へ送る3つのアドバイス

  1. ダサいデザインを使うこと
  2. 90%の自分のブログの内容は、他の誰かのでいい
  3. 金曜と土曜の夜に書く

ということです。

なぜダサい方がいい?

1については、ダサい「パジャマ」のようなブログのテーマを使うことで、ブログのデザインよりも「内容」に集中できるようになることを理由としてあげています。あえてデフォルト(初期設定)のデザインということです。もしくはそれに近いシンプルなデザイン。

逆にいうとデザインが良すぎると内容もそれに合わせて「かっこうつける」ことになってしまうのです。見た目から入ることも大事ですが、それによって自分の率直な意見を着飾った文で書いてしまうことになるのはよくないです。

この点は、ぼくも共感しますし、逆にこれは利用してもいいのです。つまり、例えば、これまで日々の生活のことしか書いていなかったブロガーが、もう少しまじめに社会問題を扱うようにしたいなら、ブログのタイトルを「雑記帳」から「ニュース」系のタイトルにしたり、ブログのデザインをシックにしたりすることで、ブログの内容に影響を与えることができます。

そして上杉さんは、「ブログのデザインは変えても変えても結局飽きてきて、そのうち変えることに時間を費やす」と述べていていてそれこそ時間の無駄だとしています。確かにそうですね笑

9割は他の誰かのブログの内容でいい?

ぼくが最もグッときたのが2つめの「90%の自分のブログの内容は、他の誰かのでいい」というアドバイスです。

多くの人が「ブログで書くことなんかない」と言いますが、そんなのクソだ。この3つの方法に従えば大丈夫。まず、何か記事を読みます。楽しんで読んでいるものでも、賛成できない記事でも大丈夫。そして、紹介したい文章をその記事から引用してます。これがあなたのブログの90%を占めます。そして残りの10%を自分のコメントで埋めます。

Chibicode

だけです!これだけでいいのです!まじで!

そういえばそうじゃないですか、あなたの読んでいるブログも大抵は何かのニュース記事に対するコメントだったり、おもしろ記事とか動画をひっぱてきてそれをわかりやすく解説したり。ロケットニュースだって、ギズモードだって、ライフハッカーだってそうで、もともと英語記事があってそれを意訳したものがほとんどです。

ぼくはこのアドバイスが最もしっくりきました。「一次情報が大事だ!」とジャーナリスト気取りして情報収集して数字を出して、論文を引用ばっかしていた自分のブログの姿勢をもっとカジュアルに、しかしアジャイル(俊敏)にしてくれました。そういう記事はもちろんそれでいいのですが、毎回それだと、書く側も「ここまでやらなきゃ!」と勝手にハードルをつくってしまうことになってしまい、更新頻度も落ちてしまうのです。実際にこの記事も上杉さんの記事でほとんどが構成されており、あとは僕のコメントだけです。

この姿勢のなにがいいって、読んだ文章に対するアイディアを深め、そして文章に残しておくことになるということです。そして、所詮「ブログ」ですので、論文を書くのと違ってAPAスタイルじゃなくていいのですし、メソドロジーなんて書かなくてもいいのです。

昨年の11月は更新頻度がすごく高かったのですが、おそらく上杉さんのこのアドバイスにとても影響をうけたのが要因です。90%が他人の引用で、残りの10%は自分のコメントという法則、めちゃくちゃいいですよ!

ただ引用の際は、出典と、リンクを貼ってあげましょうね。

つい先ほど読んだブログ記事で早速ためしてみてください。

そしたらもうブログの更新は止まりません。あどば

[:en]上杉周作さんをご存知ですか?

シリコンバレーの教育ベンチャーで働いている日本人の方で、NHKの「ニッポンノのジレンマ」などにも出演されています。

88年生まれ、日本とアメリカ育ち。シリコンバレー在住のエンジニアです。

略歴: カーネギーメロン大学卒。Apple・Facebook・Palantirでエンジニア職、Quoraでデザイナー職を経験。その後半年間日本でニートになり、2012年9月よりシリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurgeに就職。NHK・Eテレ「ニッポンのジレンマ 2016年元日SP」に出演。

そう、88年なのでぼくと同い年っていう。

#ジレンマ2016 カンペの記事はこちらです。https://t.co/dMvRoxMvFbpic.twitter.com/8Hha6uLB1A

— Shu Uesugi (@chibicode) 2016, 1月 30

ふとしたきっかけで上杉さんのブログを読んでいました。日本語と英語の両方でブログを書いていて、しかも内容もめちゃくちゃリッチです。

そのなかで”Advice for the First Time Bloggers“という記事をみつけました。この内容がおもしろかったので紹介します。(意訳で失礼します)

ブログを書くことの何がいいのか?

上杉さんは、ブログを書くことのメリットとして、

・現在の自分の属する「組織」以外からメンターやアドバイザーをみつけることができる

・ブログを書く行為そのものがアイディアを構築することになるので、人生にこまったときなどに、「詰む」ことが少なくなる

ということです。それを踏まえた上で、ブログを初心者へのアドバイスを以下のように紹介しています。

ブログ初心者へ送る3つのアドバイス

  1. ダサいデザインを使うこと
  2. 90%の自分のブログの内容は、他の誰かのでいい
  3. 金曜と土曜の夜に書く

ということです。1について、ダサいといか「パジャマ」のようなデフォルトのブログテーマを使うことで、ブログのデザインよりも「内容」に集中できるようになることを理由としてあげています。また、デザインが良すぎると内容もそれに合わせて「かっこうつける」ことになってしまうということです。見た目から入ることも大事ですが、それによって自分の率直な意見を着飾った文で書いてしまうことになるのはよくないです。この点は、ぼくも共感しますし、逆にこれは利用してもいいのです。つまり、例えば、これまで日々の生活のことしか書いていなかったブロガーが、もう少しまじめに社会問題を扱うようにしたいなら、ブログのタイトルを「雑記帳」から「ニュース」系のタイトルにしたり、ブログのデザインをシックにしたりすることで、ブログの内容に影響を与えることができます。

そして上杉さんは、「ブログのデザインは変えても変えても結局飽きてきて、そのうち変えることに時間を費やす」と述べていていてそれこそ時間の無駄だとしています。確かにそうですね笑

ぼくが最もグッときたのが2つめの「90%の自分のブログの内容は、他の誰かのでいい」というアドバイスです。

多くの人が「ブログで書くことなんかない」と言いますが、そんなのクソだ。この3つの方法に従えば大丈夫。まず、何か記事を読みます。楽しんで読んでいるものでも、賛成できない記事でも大丈夫。そして、紹介したい文章をその記事から引用してます。これがあなたのブログの90%を占めます。そして残りの10%を自分のコメントで埋めます。

Chibicode

だけです!これだけでいいのです!まじで!

そういえばそうじゃないですか、あなたの読んでいるブログも大抵は何かのニュース記事に対するコメントだったり、おもしろ記事とか動画をひっぱてきてそれをわかりやすく解説したり。ロケットニュースだって、ギズモードだって、ライフハッカーだってそうで、もともと英語記事があってそれを意訳したものがほとんどです。

ぼくはこのアドバイスが最もしっくりきました。「一次情報が大事だ!」とジャーナリスト気取りして情報収集して数字を出して、論文を引用ばっかしていた自分のブログの姿勢をもっとカジュアルに、しかしアジャイル(俊敏)にしてくれました。そういう記事はもちろんそれでいいのですが、毎回それだと、書く側も「ここまでやらなきゃ!」と勝手にハードルをつくってしまうことになってしまい、更新頻度も落ちてしまうのです。実際にこの記事も上杉さんの記事でほとんどが構成されており、あとは僕のコメントだけです。

この姿勢のなにがいいって、読んだ文章に対するアイディアを深め、そして文章に残しておくことになるということです。そして、所詮「ブログ」ですので、論文を書くのと違ってAPAスタイルじゃなくていいのですし、メソドロジーなんて書かなくてもいいのです。

昨年の11月は更新頻度がすごく高かったのですが、おそらく上杉さんのこのアドバイスにとても影響をうけたのが要因です。90%が他人の引用で、残りの10%は自分のコメントという法則、めちゃくちゃいいですよ!ただ引用の際は、出典と、リンクを貼ってあげましょうね。

つい先ほど読んだブログ記事で早速ためしてみてください。

そしたらもうブログの更新は止まりません。

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