2017年の5月からシベリア鉄道で北欧入りをし、その後ヨーロッパ縦断の旅に出たのは、このブログの編集者たっぺい とギタリスト山下恭平でした。
決めたルールは3つ。
①空路を使わない②ポルトガルが最終目的地 ③滞在費はたっぺいが負担し、食費は山下が負担。シンプルでランダムで突発的な旅の様子をお届けします。
この旅録の場所はここ
これまでの旅路:ストックホルムからフェリーでポーランドへ移動→グダンスク→ワルシャワ→クラクフを経て、チェコの首都プラハからのドイツの首都ベルリン。
そして今回は、ドイツ南部の中都市シュツットガルト(地図上⑨番)での旅のつぶやきをまとめます。
これまでの旅の様子は以下からどうぞ。
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2017年の5月からシベリア鉄道で北欧入りをし、その後ヨーロッパ縦断の旅に出ました。その時の記事をまとめます。
さいなら、ベルリン
夢のような5日間のベルリン滞在を終え、次の目的地シュツットガルトへ旅立ちました。
グーテンモルゲン!今日は午後からBla Bla Carでベルリンを旅立ちます!次のデスティネーション:シュツットガルト
— たっぺい (@tppay) July 19, 2017
予約した車が拾いにくる場所まで、DriveNowで移動。荷物もあったのでこのほうが移動が楽かなと..
DriveNowオープンカーで屋根をあけてみました pic.twitter.com/38LJHfbwCA
— たっぺい (@tppay) July 27, 2017
無駄にテンションあげてみましたw
しかし、道路は若干渋滞。慣れない運転に、ウィンカー起動連発(右ハンドルはウィンカーの位置も反対側w)
何とか目的地にたどり着き、Bla Bla Carで予約した車に乗り込む。DriveNowで乗車した車は乗り捨てができるのがマジ神!
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迎えてくれたのが、中年のドイツおじさんと若いドイツ女子。
いかちいベンツでしたね〜
内装も赤と黒で統一されていてかっこよすぎ!
さあシュツットガルトまでぶっ放してくれ〜〜〜!
ベンツで時速300km体感したよね
そしたらこのおっさん只者ではなく、ガチでベンツぶっ放しちゃいましたね….
ブラブラカーにて、ベルリンからシュツットガルトへ向かっています。ドイツの高速アウトバーンにて、速度無制限区間。このあと、時速300㎞を体感…。 pic.twitter.com/PXYfOEAm79
— 山下恭平 (@kyoheyls) July 19, 2017
やばい
やばい
ドイツの速度制限がないアウトバーンでベンツをかっ飛ばすドライバー。300キロいってました😂😂😂 pic.twitter.com/W3FGpx2CLJ
— たっぺい(両角達平)🇸🇪若者政策の研究者 (@tppay) July 19, 2017
おわかりいただけるだろうか…
時速100kmくらいの車をバンバン抜いているのがわかりますよね..これがアウトバーンの世界だそうです。
Gって感じるんですね、自動車で..。
僕らは半分ハイだったから良かったものの、ジェットコースターとか無理な人はマジ無理ですよこれ。全然寝れなかったっすw
途中、ガソスタで休憩。
コンドーム売ってるんすねーガソスタのトイレで..
お?
おー!!!
Billy boyじゃん!
まさかこんなとこで再会するとは〜〜〜〜!!
※Billy Boy とはドイツのコンドームブランドのことで、僕にとって思入れ深いコンドームである。何故なら、人生で初めて自腹で購入したCDがドイツのテクノポップ、ダンスユニットE-Roticの『セクシャル ヒーリング』であり、E-ROTICの大ヒットナンバーのひとつに『 Willy Use a Billy Boy』(ウィリー、ビリーボイをつかって!)があったからだ。(このユニットは、音楽の中に性的な表現を多用したことで人気であったが当時の僕は知る由もなかった)
このナンバーは、E-Roticの1996年の日本デビュー曲であり、すっかり魅了された僕は、中学一年にしてラップ部分も完コピしていたのである。その後、アメリカにホームステイをした時にE-Roticのアルバムを一生懸命、Best Buyで探し回ってくれたホストファミリーには感謝しかない。
posted with カエレバ
E-ROTIC EMIミュージック・ジャパン 2001-05-09
と、まあこんな訳でBilly Boyには思入れがありまして、前々からドイツに住んでいた時に噂でこのコンドームが売られていることを聞いていたのですが、なかなかお目にかかれなかったんですよ。
いやー感激でした〜!
ベンツの街、シュツットガルトに到着
そうこうしているうちにシュツットガルトに到着!
ベルリンからシュツットガルトまで543kmあるのですが、4時間ほどで着くっていうw
ここからトラムに乗り換えをして、宿泊先を目指しました。
シュツットガルトは人口60万人程度なのにこんなに交通網が発達してるんですよ。デコボコした町並みをトラムがこのように張り巡らしているのです。
今回お世話になったのは、ストックホルム大学院のクラスメート、ステファニーの実家!
ちょっと太り気味のビーグルが迎えてくれました。
到着して早速、ドイツビールをいただきました。
アパートの裏は広い裏庭で、ステファニーがすくすくと育った様子が目に浮かびました。
この日は移動で疲れたので、美味しいシュツットガルト名物のミートローフをいただいてすぐに就寝しました。
ベンツミュージアムで目撃|世界初の車がまさかの二輪車!?
翌日。
モーゲン!ストックホルム大学で同じプログラムに通ってたシュツットガルト出身の友人の実家にきてます!早速ミートローフやらポテサラやらシュツットガルト名物いただいてありがたき幸せ。これからベンツ博物館いってきんす pic.twitter.com/z8JcYzoMTQ
— たっぺい (@tppay) July 20, 2017
昨夜のミートローフをサンドイッチにしてこうやってアルミホイルで包むんです。
おにぎりのサンドイッチ版的な感じです。しかもこれにはドイツ語の固有名詞もあったんですけど忘れちゃいましたね…
ステファニーの両親に車でベンツミュージアムまで送ってもらい、お母さんが謎の交渉力で学割のチケットを購入してくれました(笑)
それにしてもこの博物館すごい….
シュツットガルトのメルセデスベンツ博物館、いくべし。車自体よりもその発展の背景にある欧米史ばかり読んでて3時間じゃ全然足らんかった。学生は5ユーロで全日チケットなので出入り可能。おすすめ! pic.twitter.com/B3t2pqUx4a
— たっぺい (@tppay) July 20, 2017
ベンツ誕生の地がシュツットガルトだったとは…
そしてダイムラーが世界最初に製造した自動車が二輪車だったとは…
メルセデスベンツ博物館。
車そのものよりも、ヨーロッパ史や産業史の視点で捉えた展示が興味深かった。社会と車の共進化の歴史。経営革命の構造を思い出す。 pic.twitter.com/hcYdhdBk89— 山下恭平 (@kyoheyls) July 20, 2017
ちなみにドイツ発、世界初のトラックが最初に運んだのはビールだったそうです。 pic.twitter.com/Cafbcw3MOa
— 山下恭平 (@kyoheyls) July 20, 2017
さすがドイツですね…….
とても3時間じゃ足りないボリューミーな博物館でした。出口付近には、最新のベンツ車が展示されており、この博物館へいくとベンツが欲しくなると言われる理由がわかりました…
車とかよくわからない人でも十分に楽しめます!
*路上ギターの聖地は、シュツットガルトで決まりました。
午後は、シュツットガルトの街中へ。
山下は、いつも通り路上ギターを開始!
バスキングでだいたいその都市の雰囲気をつかめる。
— 山下恭平 (@kyoheyls) July 20, 2017
頼もしい。
僕は1人街を散策。
山も近い割には、街中はショッピングセンターとか充実していていいサイズの街でした。
ベンツの他にも、ポルシェやダイムラーなどの世界的な大企業が置かれているだけでなく、劇場や美術館などの文化的な施設や、歴史的な建造物も多くある街、シュツットガルト。
しばらくして路上ギターの様子をチェックしに。
いやーしっかり稼いでもらわないと飯食えないですからね。
シュツットガルトでバスキングする山下( @kyoheyls )。 pic.twitter.com/qgnboInjje
— たっぺい (@tppay) January 22, 2018
なんたる朗報!
これは最高記録更新の予感…!?
いやーほんっと、今日最高。 pic.twitter.com/MqMO81GLBm
— 山下恭平 (@kyoheyls) July 20, 2017
その後、僕は一足先に帰宅。恒例のスイミングへ出かけました。
シュツットガルトの観光で疲れたから今から近所の市民プールで泳いでくらぁ。旅先で泳ぐのが伝統になってます pic.twitter.com/XTPjD15pkd
— たっぺい (@tppay) July 20, 2017
ちなみに大人4.5ユーロで、こちらのプールです。
ボルダリングやダイビングもできる立派なプールでしたよ〜。
2時間くらい泳いで帰宅すると、バスキングをおえた山下がニヤついていました。
というわけで、成果報告〜!!
本日のバスキング成果報告!
最後2秒くらいの顔。笑 pic.twitter.com/niOIPRVT0S— 山下恭平 (@kyoheyls) July 20, 2017
なんと、3時間の路上ギターで96ユーロ、日本円にして12400円を稼ぎ、自己最高記録を更新しました!スウェーデンで1か月路上ギターしたときでも、1日でここまで稼げた日はなかったですから…。ステファニーの妹も両親も、最初は本当に上手くいくのか心配していましが、やってのけましたよこの男!
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そしてディナーは、ステファニーのお母さんがなんとシュツットガルトの郷土料理、シュペツレ(spätzle)をこしらえてくれました。
このパスタみたいなやつがシュペツレです!
んまー美味しいこと!
食後は、ビールを飲みながら山下のギターにあわせてみんなで歌いました。
大量のアコースティックギターのコードブックがあったのは、キャンプの時に火を囲んで歌うときに使うためだとか。
あばよ、シュツットガルト …
というわけでわずか2泊のシュツットガルト滞在でした。
もっといたかった…
予約したBla Bla Carが到着するところまでお父さんが送ってくれました 😭😭😭
しかもビーグルと😭😭😭
今日はドイツからフランスへ1日移動です。お父さんとワンちゃんがお見送りしてくれてます。 pic.twitter.com/R50Q8n0Fkk
— 山下恭平 (@kyoheyls) July 21, 2017
しかし、そうは問屋が卸さない。
次の目的地、フランスのリヨン入りがまあ大変だったんです…。
いよいよ、南おフランスのグルメ街、リヨン入り!
・まさかのミス連発!手こずるリヨン入り
・コロンビアパーティ、フランス流バーガー、豚骨ラーメン..etc
・カウチサーフィンで会った子らと謎のプールパーティにダイブインしたよね!
おたのしみに!
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