本や映画を紹介している記事一覧です。

消費社会からの脱却した幸せのまち「コラボランディア」の作り方
「幸せのマニフェスト」を著したバルトリーニ教授(イタリアの政治学者)の話をZoomで昨日、直接聴いたのだけど、大変良かったです。
氏の主張は極めてシンプルです。脱成長(人口・経済)フェーズに突入した社会...

ブリット=マリーの働いたスウェーデンのユースセンターとは?|『北欧の教育最前線』好評発売中
北欧の教育最前線、好評発売中!
2021年の2月に北欧の教育についての書籍が刊行されました。
僕も所属する「北欧教育研究会」のメンバーを中心に編纂された北欧の教育の今がわかる一冊となっています。スウェーデンだけでなく、ノルウ...

グレタさんを生んだスウェーデンの若者参画社会|子ども白書2020に寄稿
たっぺい
「子ども白書 2020」に寄稿をしたのでお知らせします!
子ども白書は、1952年に結成された「日本子どもを守る会」が発刊している年間誌です。版元はかもがわ出版で、学者や研究者、実践者、専門...

読書の苦手意識を克服するコツ|音楽を聞き流すように本を読み流そう
Photo on Visual hunt
音楽ライターでありDJでもある印南さんの読書術、おすすめです。
・1回の読書に期待しすぎない・1冊から1行に出逢えれば十分・音楽を聴き流すように本を読み流すでOK・朝、目覚めたら10分...

なぜ日本人には「自分のものの見方」がないのか?|書籍紹介:末永幸歩「13歳からのアート思考」
末永幸歩さんの「13歳からのアート思考」よかったです。西洋美術史の入門書なのですが、それ以上に物事の見方と考え方の起点を広げてくれます。
多くの人は美術館で作品を鑑賞するときに、解説文や作者情報と照合するように作品をながめる「...

消費主義の拡大がどう社会を蝕んだか
ものすごい本を読んだのでシェアします。
イタリア5つ星運動のマニフェストの参考文献のひとつにもなったこちらの本。
幸せのマニフェスト(Stefano Bartolini, 訳・解説 中野佳祐)です。
静岡県立大学の...

新刊『僕らの時代の移住地図(米田智彦)』で取材いただきました。
ぼくもたまに登場するライフハッカー〔日本版〕の編集長・文筆家の米田さんの新作がでました。取材をいただき登場させていただいたので、この場を借りて紹介します。読んでいて「次はどこにいって、どう働いて、どんな生き方をしようか?」と、思いを巡らせることができる素敵な本です。

なぜヨーロッパで過激な極右政党が躍進するのか?その諸悪の根源とは
昨年は、現代資本主義の発展の行き詰まりが、イギリスのEU脱退やトランプ政権をはじめとする欧米社会の「排外主義的な政治勢力」の実際に権力を握ったことによっていよいよ現実した年でした。背景には、過剰な市場化による市民の経済的な格差の拡大や、いきすぎた個人主義の進行による社会分裂があります。
現代の資本主義社会の社会分断をどう修復するか?排外主義的な右派コミュニティへ対抗軸はあるのか?その答えを、「南型知」×「地域主義」に求めて検討したのが昨年コモンズによる刊行された「21世紀の豊かさ―経済を変え、真の民主主義を創るために」の編者・訳者である中野佳裕さんでした。本書のダイジェストを紹介します。