最近ずいぶん国内でも利用者が増えたと感じる、仮宿サービスAirbnb(エアビーアンドビー、略してエアビー)。自分の家を貸したり借りたりすることができるサービスで、ぼくもこれまで国内でも海外でも利用してきましたが、本当に便利です。
以下の記事では、Airbnbだとただの民家のみならず城にも泊まれるなんて夢のようなことが書いてあります。
が、これ夢じゃなくて本当に実現しました。
実際に、昨年の夏にぼくはスウェーデンのストックホルムの郊外にある「城」に泊まってきました。
こうやってみつけた
スウェーデンでは毎年6月に伝統的に夏至祭が開催されるのですが、それに合わせて多くの人がサマーハウスなどを田舎で借りて、数日間のんびり過ごすのです。友人と話し合って、じゃあそうしようってことになっていくことになったのでした。Airbnbで探しまくって人数5人が泊まれる、サマーハウスを探しているといい感じの場所がでてきたのです。
それがこちら
おお!まさにサマーハウス
内装もいい感じ。
馬小屋もハンモックもある!
最高すぎる。屋外のサウナもあるとか。
しかしAirbnb上には肝心の建物の写真がアップされていませんでした。唯一上がっていたのがこの写真…
なんもわからね。
それでもまあ良さげだったのでとりあえず、予約して夏至祭前日に車で向かったのでした。
場所
所在地はここ。
スウェーデンの
首都ストックホルムの
北東、ちょっと郊外のÅkersbergaのここ(赤ピン)
そして今回は借りたのは、宿泊先の建物だけでなくこちらのエリア一帯らしい
なんせ建物の外観がわからなかったので、車で現地についた時も探すのに苦労しました。
所在地に近づいてホストの電話ナビで、案内されること10分。
現れたのは、
城でしたw
裏庭に回ると
天国かよ。
内装もAirbnbのページにあった通りで、この巨大な建物の3分の1を5人でシェアしました。ベッドルームが2つ、リビング、ダイニング、キッチン、シャワーが付いていました。バーベキュースペースももちろん外にあり。
さらにホストさんが「向こうの半島の先っちょに屋外サウナがあるから使っていいよ」と。
意味がわからないのでとりあえず散策しにいきまして。
そしたらまあ広い土地でして。
馬がいまして。
1.5キロくらい歩いて、林を抜けるとそこは
バルト海w
完璧すぎました。
手前にサウナルームがあって、汗をかいたら、そのままバルト海にダイブできるようになってたのです。
すると犬が2匹ぼくらの後を追ってきてホストともに現れ、この広大な土地とお城について教えてくれました。このお城は1658年に建てられた大邸宅でMargretelundという名前の城&庭園らしく、Gabriel Oxenstierna の妻であるMargareta Bielkeにちなんで名づけられたようです。ホントだWikipediaにも載ってる。
絵にもなってるし!
なんで城の建物の写真をあげないのか聞くと、反響が怖いらしく。たしかにCastleなんてタグづけしたら、予約が殺到しますよねきっと。
夕飯は買い込んだ飯でバーベキューをしてミッドサマーのスウェーデン料理を堪能しました。
翌日ホストがお城の内部の他の部屋を案内してくれたのですが、一同空いた口が塞がらないくらい古い内装、美術品に圧倒されっぱなしでした。
これで一泊ひとりあたり約7000円とかどうかしてました。すごいよ、エアビー。
進化するAirbnb
Airbnbは、国内でも何回か利用しましたが、最近は俄然進化してます。例えば、ホストに全く会うことなしに借りられるような仕組みにもなっています。先日、静岡で泊まったところは、鍵を入れている鍵箱の番号を予約が完了したら、Airbnb内のメッセージツールを通じて伝えるという工夫をしていました。その前の京都の宿もそうでした。もちろん、業者の清掃も入っているので部屋は清潔ですし、シーツもタオルも新品を用意してあります。
もうここまでくると、普通のホテルのサービスと質がほぼ変わりません。もちろん諸々のトラブルも報告されており、ホテルの利便性には劣る面も中にはあるでしょうが、それでも今回のような旅の体験ができる可能性があることは事実です。
最後にもう一枚パシャ
ぜひみなさんもエアビーで素晴らしき旅を!
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