ブロガー系研究者が思う、ブログと論文の違い

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ブログ=すぐ書ける 論文=書くのに半年以上

ブログ記事は集中すれば30分で書けて、すぐに反応もみることができる。一方で研究論文なんてのは書くのに半年や数年かける割には、読む人が少ない。でもなぜ書くのかというと、それは人類への普遍的な謎・知への答えを探るため。読まれる回数は年に数10人でも、それが30年後にも読まれていたら価値はある。

ブログ=一瞬だけバズる  論文=バズらないけど息が長い

どちらも誰かに読まれたいという「承認欲求」はあるのかも知れないけど、ブログだったらそれは一時的・即座的である。対して論文は、長期的・普遍的であるといえる。「息の長い物」は後世に残り、普遍的な「問い」であるほど、研究に時間がかかる分、成果が出たときの影響は大きい。普遍性が高く、研究の質が高く、先進的で創造的で、さらに英語で書けば影響は世界規模。ノーベル賞ってそういうこと。反対に、そういうのはTwitter上では「バズり」づらい。

「単行本」はおそらくブログと論文の間に位置する。それでもテーマが誰でも書けるようなハウツー系だったら息は短い。時流に乗れば売れるかもだけど、それも一時的。誰でもKindleで自分で出版できるようになったからなのか、そういう本が大量に出回ってる気がする。しかし、よくよく考えれば誰でも書けるようなハウツー系を、わざわざ貴方が書く意味はあるのか吟味したい。

ブログ=ひとりで書き下ろせる 論文=協働が不可欠

加えて、ブログ記事の執筆はひとりで完結できるので小回りが効くし、更新スピードが早い。一方で論文は、ひとりで書き下ろしてそれがそのまま世に出ることはほぼない。誰かにスーパーバイズ(添削・アドバイス)してもらうし文章の校正はしまくるし、共同研究だったら論文の執筆自体を分担する。「コラボ」するのがデフォルト。

文章はそのまま残る

文章を書くことが別に好きだったわけでもないぼくの論文を執筆をするモチベーションは「文章は後世に今に近い状態で残るから」が大きいことに気づいた。もちろん映像でも音でもいいけど、文字はテクノロジーの進化や二次利用による曲解がしにくいと思う。加えて普遍的な「問い」であるほどYouTubeの3分動画答えられるほど簡単ではない。

というわけで、自分のテーマをあれこれいろんな方法でジャーナリズムしていこうぜ。ネットで調べてまとめた記事じゃなくてさ。最後は一時情報。

佐々木俊尚さんが僕のハフィントンポストに転載した記事をシェアしてくれたのが何気に嬉しかったです。

元記事は以下からどうぞ。

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