スウェーデンといえば、シンプルさを基調とした北欧デザインと、古くからポップミュージックの輸出大国として知られています。Avicii、Alesso, Axwell, Icona Pop などなど、これらの最近のエレクトロダンスミュージックを代表するDJやミュージシャンは、みんなスウェーデン出身です。
「北欧のスタートアップがいけている理由」でも触れていますが、世界的音楽ストリーミングサービス「Spotify」を代表とするIT系のスタートアップの興隆は目覚しいものがあります。
その流れの中で、今スウェーデンであついのが「イヤホン・ヘッドホン」業界です。
URBANEARS, JAYS, NOCOS, HAPPY PLUGS, SUPRAなどなど、スウェーデン発のイヤホン・ヘッドホンブランド業界は、鎬ぎを削るほど多くのブランドが次から次へと生まれていますが、その中で今注目されているのが、「sudio」です。
ぼくも最近、新しくsudioのイヤホンを入手したので紹介します。
デザイン
エレガントっすね。このようなデザインのヘッドホンがこれまで、マーケットにないことに気づいた共同創設者らが、「自分たちのライフスタイルやファッションに合うヘッドホンを造ろう」と思い、起業にいたったようです。「足元をオシャレに」とよくいいますが、「耳元もオシャレ」にということですね。
若い!
デザイナーはストックホルムの郊外のLidingö という島で1988年に産まれたマット(Mats Wallsten) 。ぼくと同い年っていう。マット家はデザイナーの家系で、 Mats は6歳の時に父親のヨットをデザインすることからキャリアをスタートさせ、最終的には、スカンジナビアでも最も高名なデザインスクール、ストックホルムのコンストファック(国立芸術工芸デザイン大学)に進学。そのクラフトマンシップ(職人魂)から、Sudioの生産における各工程の重要な部分は手作りだそうです。
sudioはまだ立ち上がって3年のスタートアップで、共同創設者の3人も28歳、29歳という若さです。スウェーデンには、STINGっていうスタートアップを支援するプログラムがあるのですが、sudioもこのプログラムに参加し出資を得て起業することができたようです。
使用感
今回、ぼくが入手したのはKLANGのあえてのオレンジです。中身はこんな感じ。
いやーこのオレンジのレザーミニバックに惚れました。
使用感はこんな感じです。
KLANGの他には、女性のユーザーを意識したVASAというデザインと、iPhoneのイヤフォンの形状のTVÅといモデルがあります。
(やばい。Vasaの黒がほしくなってきた。)
ぼくのKLANGモデルのセットの中身は、音量/操作調整ボタンつきのマイクがついた本体、説明書、1年間の品質証明書、服にとめるピン、そしてレザーバックでした。価格は8100円で、高すぎず安すぎず、プレゼントとかにちょうどいい値段です。
クリスマスプレゼントとか、これなら間違いなしです!
公式サイトから直接注文もできますが、手にとってみたい方は、日本で取り扱っている店舗に出向いてみましょう。スウェーデン在住の人は、ストックホルムではÅhlens、ヨーテボリではNKで取り扱っているようですよ。
耳元もオシャレにしましょうよ!
購入はこちらからどうぞ
参考:
【sudio公式サイト】http://www.sudiosweden.com/
【Instagram】http://www.instagram.com/sudiosweden/
【Facebook】http://www.facebook.com/sudiosweden