ひさしぶりの留学ネタです。ヨーロッパ生活、4年経ちますがその間、非常にお世話になったor 現在もお世話になっている 語学に役に立つアプリ・Webサービスを紹介します。
NetTV-News (ネットテレビニュース)
留学する前の大学ひとり暮らし生活の時からずっと使ってるんですが、これ本当にすごいです。リンク先のアドレスから、各主要テレビ局のオンラインニュースを自動で再生してしてくれます。テレビ朝日、FNN、TBSだけでなくなんと海外テレビ局も含まれてるのがすごいです。ユーロニュースや、ITNなども登録されているのでヨーロッパ在住者には嬉しいです。単に日本のニュースと見比べるだけでも面白いですよ。さらに英語のニュースでは動画の下にニュースの内容の要約を掲載しているので内容を聞き逃しても目で追えるのがすばらしいです。
Umano (ウマノ)
Umano (ウマノ)は、英語の様々な記事を音読で垂れ流してくれます。記事内容も、ニュースもありますがライフハック系やキャリア、グルメ、トラベル、メンタル系など幅広く自分の好みでカスタマイズできます。長め記事なのでスマフォ版でダウンロードして記事を通学・通勤途中に聞き流したりするといい感じです。普通に英語のリスニングのトレーニングにもなります。最近になってようやくWeb版ができたのは利用者としては非常にうれしかったです!
<追記>
2015年6月にUmanoはDropboxに買収されてサービスを終了してしまいました※。代わりになるドンピシャのアプリはまだみつかっていませんが、今のところ「Pocket」の音声読み上げ機能がいい感じです。
それか、レベルは高いですが「やばい経済学」のラジオを英語で聞くのもいいです。
Weblio ポップアップ辞典
これは革命的でした!例えば、英語のニュース記事をパソコンで読んでいるときにわからない単語があったらどうしてますか。MacユーザーならLook Up機能(僕の設定は三本指でマウスパッドをクリック)で一瞬で辞書を引いてくれる機能を使ってると思いますが、Weblioポップアップ辞典はこれのウェブブラウザ・強化版です。
たとえばこの上の画像はBBCの記事ですが、文中の”allegations”という単語がわからなかったとします。そしたらその単語の上にマウスの矢印を乗っけるだけでポップアップが表示されて瞬間的に意味がわかります。この機能を有効にするには各ウェブブラウザ対応のエクステンション機能を追加するだけでできます。これで随分辞書を使う手間が減りました。クロームのエクステンションはこちらから。
Kindle Paperwhite
ここだけデバイスの紹介です。留学直前に購入したのですが、大正解でした。まず留学中、日本語書籍の購入が難しくなること、大量の文章を読むことになるであろうという理由に付け加えて、iPadだとおそらくアプリで遊ぶだろうと思ったので、アプリ機能がないKindle Paperwhiteをあえて選びました。
結果、
・PDFで入手した課題文献は全てこれひとつでどこでも読めますし、
・重い文献を持ち運ぶ必要がないので持病の腰のヘルニアにも優しく、快適極まりません。
・さらには、上述したWeblio ポップアップ機能のように意味のわからない英単語などを選択すると瞬間的に辞書をポップアップ表示してくれるので英語の文献も快適に読めます。
何よりも海外にいながら進撃の巨人が読めちゃうのが神。これから漫画ライフも退屈しません。あとPaperwhiteはあえてカラーの眩しいスクリーンを使ってないので目にも優しいので就寝前でも読みやすいのが個人的に押しポイントです!
詳しくは、以下の記事を参照ください。
参考記事
Kindle アプリ
そしてもちろんKindleを手に入れたら活用しなきゃ意味がありません。Kindle アプリです。
電子書籍はすべてこちらから買えます。しかも紙媒体より安いです。留学・海外生活中は日本語の本を手に入れるだけでも大変でしたが、もう怖いものなしです。たまにセールもやってるのでちょいちょいチェックしましょう。
またこれを機に、月額¥980でコミックから文庫本から雑誌まで読み放題になるKindle Unlimited (Kindleアンリミテッド)に加入するのもありです。洋書は高いですが、その分Kindle本になっている割合が高いのでKindle Unlimitedに入ったようが安く済むことも十分ありえるからです。
Kindle Unlimited
リアル英会話
留学し始めた時に、英語の会話力がとぼしすぎて何かないかと探してこれに落ち着きました。本当に理想的です!短文の英会話の例文と解説つきで、自動再生もできるのでこれもまた通勤・通学中の垂れ流しマスト系です。新しい言い回しも日々追加されてるので、今でも時々チェックします。日本語からも検索できるので、「あ〜なんだっけ」とど忘れした時にはいつもリアル英会話で確認します。
有料ですが、本気で推します!
Lang-8 (ラングエイト)
知る人は知ってると思いますが、Lang-8(ラングエイト)もすばらしいです。語学の勉強で最も時間も手間もかかるのがライティングだと思います。学校に通ってる人は先生に頼めますが、それすらもいちいち手間がかかります。学校通ってない人は添削してもらえる人を探すのも大変です。Lang-8は、母国語話者に直接添削をしてもらえるのです。しかも無料で。
しかしその代わりに日本語の添削をし返してあげます。(義務ではありません)例えば、英語を勉強してる日本人なら、日本語を勉強してるアメリカ人の添削をしてあげることができます。そうするとお礼にこちらの投稿した英語の添削をしてもらえます。僕はスウェーデン語のライティングの練習で利用しましたが、ほとんど添削をしてもらえました。Webサービスなのでレスポンスも早く、半日以内に添削してもらえることが大抵でした。アカデミックな英語論文などの添削には向いてないので、英語初心者や第三言語のライティングの練習をしたい人にはオススメです。
どうしても緊急でプロの英文校正が必要とする場合は、最短3時間以内で363円からのネイティブチェックをしてもらえるアイディービジネスや、Grammarlyなどを利用するといいでしょう。
参考記事
Lang-8が提供しているHiNative Trekもおすすめできます。HiNative Trekは平日毎朝に課題が届き、それを提出してその日のうちにプロからフィードバックをもらえるという学習サービスです。Lang-8でも十分にアウトプットができますが、それだけではいつまでたっても自分が「何がわからない」の知ることができないのです。HiNative Trekなら課題をやる中で、自分の弱い部分がわかるのです。
ぜひお試しあれ!
Ginger (ジンジャー)
またまたライティング系ですがこれもすごいです。Webブラウザにアドオンを追加しておくだけで、例えばGmailで英語で書いた文章の校閲をしてくれます。PC版ならワードの文章も校閲します。ある一定の回数を超えると有料になりますが、それでもスペルミスや冠詞の用法や時制などの指摘だけは無料でもやってくれるのですごいです。今のとこアメリカ英語のみ対応ですが全然使えます。
本格的に英文校正をしたい人は以下の記事で紹介しているサービスを利用するといいです。
参考記事
Perfect Word 1.5 英単語完璧暗記
有料のiPhoneアプリですがすごいです。Perfect Wordは、現在のユーザーの英単語実力を診断して、それに応じた学習をプログラムしてくれるアプリです。小中高の基礎単語からTOEIC、TOEFL、SAT、GREのハイレベルの単語、18,217語彙、45,000の単語を、最先端大脳生理学、学習心理学の研究結果に基づいてプログラムをする仕組みです。単語を知ってるか知ってないかのプチ試験を受けたら、現在の自分の単語習得レベルがわかります。そして、そのレベルに応じた単語を、読み書き、リスニング形式で出題してきます。
TOEFLレベルの単語帳を終えた人は、これでさらに長期間続けて使うには最適です。
フィリピン語学留学
アプリではないのですが、英語の集中的な特訓なら今流行りのフィリピン短期語学留学も推します。こちらの記事でも書いてるのですが、なんだかんだ留学するにあたってはTOEFLやIELTSなどの英語の試験を突破しなければならず、僕自身も数十万円かけてTOEFLの勉強をしましたが、1年以上時間がかかりました。リスニングは一度あるレベルに達してしまえば、以降は受け身の学習で勝手に伸びていくのですが、そのあるレベルに達するのは日本国内で駅前留学しても無理です。
参考記事
まだポッドキャスト聞いてるの?Mac、Kindle、無料ウェブサービスを徹底活用したTOEFL IBT 攻略法
だったら、短期でも英語にどっぷり浸かれる環境にいったほうがいいです。で、英語圏いくとしたら、オーストラリアかイギリスか、カナダかってなったら、それは逆にハードルが高くなってしまう、ということでフィリピン語学留学、という結論なわけです。1週間65,500円 (フィリピン政府公式認定 語学学校NILSの場合)から短期留学も可能らしく、そのアクセスのしやすさから知り合いでも利用してる人が多いです。
他にもフィリピン留学を斡旋している会社はいくつかあるようですので、比較検討のうえ最適なプランで夏休みにひとっ飛びするのはありでしょう。
参考記事
Mac Book
Mac Book Pro でもAirでも、Macには英語の学習に使える機能が色々あります。上述したWeblioポップアップのような機能も実はすでに実装されています。例えば、Webブラウザ上でニュースを読んでいてわからない単語が出てきたら、3本指でマウスパッド(macではトラックパッドという)をクリックします。すると以下の画像のように、辞書が出てきて意味を解説してくれます。
神機能です。
さらにこの辞書は設定から何語の辞書を使うかも変えることができます。ちなみにこの辞書ポップアップ機能は、Webブラウザ上だけでなく、PDFドキュメントを読んでいるときにも使えます。
文章読み上げ機能も便利です。英語の論文などを読んでいるときに、発音がわからない単語に出くわしたときに使えます。また、以下のようにパラグラフを指定して英文を読み上げてもらうことも可能です。
僕はこの機能は英語を読みのが疲れたときに、使います。
こうすることで勝手に読んでくれるので自分は目で英文を追うだけでいいのです。ざっと通し読みをしたいときには、1ページごとに文章を全部選択して読み上げ再生をしたりするのもかなり有効です。本当にMacは留学生の味方になってくれますよ!
スカイプ英会話
これ結構画期的だと思っています。スカイプ英会話とは、その名の通りインターネットを介した電話アプリ「スカイプ(Skype)」を使った英会話の講座です。LINEのパソコン版のようなもんです。
駅前留学や英会話教室と違って、スカイプを使うので
・パソコンとネットさえあればどこでもできる
・時間帯も融通がきく
・自分のレベルにあった講師をみつけやすい
といった点がメリットにあげられます。
個人的にはSkypeがいいのは、チャットメッセージもできることです。例えば、聞いたことがない単語を耳にしたときに、スペルを知りたかったら講師にその場でチャットメッセージで綴りを送ってもらえる、といったことが可能です。また英会話もままならない人は、英語のチャットメッセージから始めるという方法もスカイプ英会話ならではの、利用の仕方です。
海外のサービスの「Preply」は、費用的にも安く抑えることができます。人気がある先生ほど高いですが、ある先生は1時間19$ = 約2300円とかなりお得です。ホームページも最近、日本語化に対応してますます使いやすくなりました。
国内では、NativeCampがおすすめです。これからニューヨークに海外出張する夫についていく姉がNativeCampを始めましたが、姉が絶賛していたのは、そのフレキシブルさと気軽さです。
料金プランは上図のとおり月額4950円ですが、24時間いつでもレッスンを受けられることがとても気に入ったようです。月約5千円で、受け放題ははっきり言って破格ですよ!
1レッスンは約25分で、予約なしでもいつでもサクッとはじめられます。パソコンを開いて、チェックインするだけです。隙間時間ができたときに便利だということでした。
また講師はフィリピン系が多いようですが、全く問題なく、むしろいきなりネイティヴと話すよりも話しやすいということでした。姉のおすすめのレッスンの受け方は、「こちら側のスカイプカメラをオフにして相手からしか見れないようにする」方法です。そうすると、向こう側に見られていないので変に緊張することもなく、化粧もする必要もなく気軽にできるんだとか。
七日間の無料トライアルから始められれるので、ぜひ選択肢の一つに入れてみてください。
英会話なう (eikaiwanow)
これすごい!UberやAirbnbのように近所にいる英会話の先生を簡単に探して、英会話ができるアプリです。こちらの動画でわかりやすく解説しています。
アプリ内のGPSマップを使って近くでレッスン可能な先生をサクッと検索し、好みの先生にレッスンのリクエストを送るだけ。条件がマッチすると先生から承認のメッセージが 届くので、支払いをして予約完了。あとは先生とレッスンの内容や 待ち合わせ場所などチャットで話して決めるだけです。
アプリのダウンロードは無料で、レッスンを予約する場合にのみ課金が発生します。レッスン料は 1000円からで、レッスン都度払いでクレジットカードで楽々決済です。
先生は、出身国や得意分野、日本語レベル等、から選べます。また、これまたUberやAirbnbのように、他の生徒からのレビュー(評価)もあるので、先生を選ぶ際にとても役立ち、写真だけでなく自己紹介ビデオも観れるのでレッスン前に先生のアクセントや雰囲気も確認できます。
NativeCampである程度力をつけ、いざ英会話を実践してみるにはもってこいのアプリです。時間も場所も縛られる「駅前留学」とは違って、フレキシブルにいつでもどこでもできるのはすばらしいですね。英会話なう(eikaiwanow)のアプリのダウンロードはこちらから
いかがでしたか?
他にも英語学習におすすめのアプリやサービスがあったら随時追加していきますので、ぜひ今後もこの記事をチェックしてみてください。
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