明けましておめでとうございます。年末年始はストックホルムで過ごしました。神社が恋しいです。昨年はお世話になった静岡県立大学を卒業し、幸いなことにドイツのシンクタンクYouthpolicy Community)で仕事をさせて頂き、秋には大学院で再びストックホルムに戻ってくることがきました。
課題を横目に更新しているTatsumaru Times ですが、ブロゴスに続き日本版ハフィントンポストでも取り上げていただけるようになって、訪問者数が増えてきました。プラグインのJetpack が今年のサイトレポートを送ってくれたのですが、このブログは今年一年で約44,000回表示されたそうです。(BLOGOS、ハフポストの記事も含めると実際のリーチ数は10倍以上あると思います。)ハフポストで最もバズった記事は、「【保存版】スウェーデンの若者の投票率が高い理由 10記事 まとめ」で、いいね4千超え、FBシェア666、ツイート411していただきました。Tatsumaru Times上のアクセス記事ランキングは以下の通りです。
1位 若者ならロンドンよりもパリよりも、今すぐベルリンに移住すべき8つの理由 12,330 回表示
2位 留学するなら北欧?いまだに留学生でも学費が無料な国。 5,649 回表示
3位 なぜスウェーデンの若者の投票率は高いのか その① 3,612 回表示
ASPも勉強してる身としては、これっぽっちもない数字ですが、親欧派ソーシャルブログとしてはまあいいんじゃないかと。最近の更新はバズ系の記事が多いですが、それも「若者政策」というキーワードに訪問してもらった人に出会ってもらうためには大事だ、ということで幅を広げたのですが、皮肉なことに最も人気の記事はベルリンの記事となってしまいました。苦笑) しかし留学ライフハック系の記事は、僕自身のためにもなりますので今後も充実させてきます。
ヨーロッパ特に、スウェーデンなどの英語圏ではない社会についてのことはまだまだ日本で知られてないことが多いです。とくに若者支援や若者政策などが下支えする、若者が活きる北欧社会については顕著です。日本の若者政策、若者支援、それを支える市民社会のあり方について、海外の事例は「出羽の守だ」と一蹴せず、謙虚に学ぶ必要があります。どっちが優れていたどっちが劣っているという考え方ではなく。今後も、日本よりもはるかにグローバル化し尚且つ生き方が予測しづらくなった社会で生きる若者がどうヨーロッパ社会を生きぬいているのかについて、自身も同じ若者として生き抜き、そのありようを発信していけるように努めます。(これがこのブログの本当のねらいです。)
他方、日本の若者政策や若者支援、あるいは社会の有り様についてはガラパゴス化が続いていると思います。なので今年は英語の記事にも挑戦して日本の若者や若者政策について世界に発信してこうと思っています。Youthpolicy.orgにエドワード・スノーデンと若者に関する記事を英語で書いたのが人生で初めてのメディア上での英語の記事執筆だったのですが、これが自信になりました。これは完全にYouthpolicy.orgの「アンチグーグル精神」に刺激され、ネットと監視社会について独学を始めるきっかけになりました。(過去記事はこちらから)このテーマも余力があれば今後も追っていきたいです。
自活力も高めつつ、学業に励み、腰に優しい2015年へ
ということで、長い前置きになりましたが今年もよろしくお願い申し上げます。