今、ヨーロッパの若者の間で最も厚い支持を集める街、ベルリン。ドイツの首都であり、ヨーロッパ第二の規模を誇る大都市ベルリンの魅力は、「壁」だけじゃない。ハフィントンポストの「若者のための街ランキング10」でもカナダのトロントに次いで2位になったベルリンの何がそんなにいいのか。
大学の学費が無しに等しい。
・スウェーデン同様に、大学の学費がかからない。(運営費を払う必要があるけど、たったの280ユーロ=5万円以下)
追記→なんと今年からドイツ全土の大学で学費が無料になりました。
・しかもこの運営費に地下鉄年間パスが含まれてるから、地下鉄も乗り放題になる。 (どういうことだ)
・190カ国、47万人の外国人が住む多様な街。39の大学がある。
朝まで、昼まで、月曜日まで、パーティーが止まらない。
・なぜって、週末は地下鉄が24時間フル稼働。平日でも夜行バスのアクセスよし
・テクノ、エレクトロの聖地とも言われるベルリンには世界的にも名の知られたクラブだらけ。その数190カ所
・シュプレー川北に位置するゲイクラブ、ベルクハイン(Berghain 写真上)はそのサラウンドシステムとダークルームで有名。しかし誰しもが入場を許可される訳でもなく、かといってドレスコードもないので2時間並んで入場お断りなんてザラ。日曜日の朝から昼に、カジュアルな格好でフラットいくのがコツだとか。
グラフィティ(壁の落書き)がもはや芸術。

By: Kevin Gessner – CC BY 2.0
東ドイツの名残か廃墟があちこちにあるのもまたベルリンらしさ。そこに描かれたグラフィティはもはや街のギャラリーともいえる。
地下鉄、自転車、カーシェア…交通網が神すぎる。
・自転車専用道が整理されてるから安全。(自転車道を歩いてると、どなられるくらい自転車が市民権を得てる)
・自転車を電車に持ち込める。(ペットもOK!)
・カーシェアがアプリでできるから、もはや車を買う意味がなくなる。
なんといってもビール天国。
・路上、公園、電車…どこでも合法でビールが飲める。(ほんとにあちこちで飲んでる)
・コンビニではビールがミネラルウォーター、コーラよりも安い (1€=136円前後で500ml買える)
・理屈抜きでうまい
アパートが広くて安い。

By: Metro Centric – CC BY 2.0
これは本当。例外もありますが、特に日本の物価と比べても安く、かつとんでもなく広いです。僕の住んでるとこも 中心街アレキサンダーまで電車で3分で部屋は2LDK 2人でシェアで350€ (4.7万円)。(これでもいい値段のほうです)小柄な日本人には十分すぎる広さ。
ファストフードがうますぎる。

By: FrugalGlutton.com – CC BY 2.0
カレーヴルスト(ソーセージにポテトを添えてケチャorマヨで食べるやつ)や、ハンバーガーが有名だけど、なんといってもケバブがうますぎる。トルコ発祥のケバブをベルリン風にアレンジしたケバブは、500円以下で腹一杯食べられる。ベルリンのクロイツベルグのムスタファスケバブ(Mustafas Kebab)では行列40分待ちが普通。スウェーデンで食べたケバブとも段違いのうまさ。ぜひ!
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自然がいっぱい、そしてヌーディスト・ビーチ。
・都市内の公園の数なんと25oo
・湖が、市街地から車で10分のとこに大量にある
・そして本当に裸で泳いで、寝そべってる人がいる。(とくに年寄りの人で多い)(ちなみにサウナも男女混浴全裸が普通) しかしいい意味でみんなほかの人のことを気にしない
・というか、湖で泳げる (すげえ気持ちい)
大都市なのに物価と生活費がものすごく安いのが、やはり若者に人気の理由のようだ。80年代のロンドンとも言われ、ヨーロッパのニューヨークともいわれるベルリンまさに今が旬。
ワーホリや留学で、ヨーロッパ移住を考えてる皆さん、ヒップスターの街、ベルリン、俄然おすすめします。
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