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市場原理を取り入れたスウェーデンの教育制度

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Twitterのいつかのつぶやきメモ。授業の課題のレポート「スウェーデンと日本の義務教育のカリキュラムの比較」を書いてるときの。Twitter消えちゃからとりあえずここに避難〜〜

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もしかして日本の教育制度、めちゃめちゃ中央集権的なの!? こんな時代に!?スウェーデンでは、生徒のニーズを反映させたカリキュラムにするためにカリキュラムの内容は個々の学校が決める。学校教育庁(Skolvelket)は目標設定・規制、財源配分などのみ。

posted at 23:07:08

スウェーデンでは公立学校(Public)と私立学校(Private, Independent)の違いがほとんどない。どちらも授業料を徴収することは法律で禁じられており、私立学校も税金が財源となる。運営者が違うだけである。
posted at 23:10:44

学校への税収の配分は、生徒一人当たり教育費を児童生徒数で算定した金額が地方政府から学校に支給される。教育バウチャー制度である。学校選択も自由化されているため、競争原理が働き、それぞれの学校は教育の質の向上に努めることになる。
posted at 23:21:15

これらは市場主義と市場懐疑派との議論の中で生まれてきた政策。機会の平等を実現しつつも学校間に高い市場原理を導入しより高度な教育を実現しようという試みである。教授曰く、コストの削減・質の向上はまだはっきりしてはないというが、僕はこの制度設計はすげえと思った。
posted at 23:27:20

それから話しは「育児休暇制度」へ。育児休暇は子どもが1歳半になるまで取ることができ、うち390日間は給料のうち80%が保障される。休暇は両親で話し合いどちらがどれだけ使うかを決めることができる。ただし父親は60日休まなければ休みを全て失うことになる。
posted at 23:37:20

家族との連帯を重視しているスウェーデンのカリキュラムにとって育児休暇に触れることは自然なことみたいです。教育も若者政策もそこまで視野を広げなきゃ、ね。
posted at 23:42:44

@frty87 さすがふるてぃその通りみたいです。統廃合した学校も多く、選択の自由化により逆に宗教・民族学校の色が強くなり、隔離を助長しているという指摘もありました。
posted at 23:44:45

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ちなみに、このシステムを導入してしばらく経つわけですが、教育自体の質の向上、業務効率化はあまり進んでいないみたいです。しかし、国と地方の役割分担が推進し、国の教育への責任がこれまでとは違う面で求められているいるようになってきてるみたいです。この分野は僕のメインの関心ではありませんが、マクロに若者政策全体を見渡すときには避けては通れません。

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