こんにちは。今年もこの季節がやってきました。ユースワークの祭典「ユースワークキャンプ2025」を、10月に開催します。
僕自身、3年間実行委員として関わってきましたが、今回が最後の年となります。
ユースワークキャンプとは?
ユースワークキャンプは、全国の子ども・若者支援や青少年教育に関わる実践者・研究者が一堂に会し、交流・学び・対話を通じてユースワークのあり方をともに考える年に一度のイベントです。

実践現場で若者と向き合っている人同士が、肩書きや立場を超えて「なぜこの仕事をしているのか」「どんな価値を大切にしているのか」といった根源的な問いを共有できる場として、全国から多様な参加者が集まってきました。
今年2025年で3回目の開催となり、僕・両角も立ち上げから3年間、実行委員として関わってきました。今回がその最後の関与となります。
ユースワークのコアを探る2日間
今年のテーマは、「ユースワークのコアを探る」。
「なぜ私たちはユースワークに惹かれ、関わり続けているのか?」
それぞれが異なる実践現場に立ちながらも、通底する“何か”がある——。
その共通性や本質を、ことばにして深めていく2日間にしたいと考えています。
ヨーロッパからのスペシャルゲストが登壇
今回のオープニングセッションでは、ルーマニア・労働・家族・若者・社会連帯省のミハイ・セベ氏をスペシャルゲストとしてお招きします。ミハイさんは、この間のヨーロッパのユースワーク研究を陰で支えてくれた盟友で、僕自身も通訳として関わります。
また、日本からは松田考さん(ソーシャルペダゴジーネット代表理事)が登壇。行政と民間をつなぐ地域実践に長年取り組まれてきた方です。
オープニングセッションの登壇者
- ミハイ・セベさん
テーマ:「ヨーロッパのユースワークの今とこれから」 - 松田考さん
テーマ:「日本のユースワークの今とこれから」
分科会の時間を120分に拡大|深い対話へ
今年の分科会は、従来の60分から120分へと大幅に時間を拡大。
じっくり対話し、実践者同士が経験を交換できる“学びの場”をめざしています。
現在進行中のテーマ案には、以下のようなキーワードが挙がっています:
- ユースクリニック
- 若者の政治参加
- 学校とユースワーク
- マネージャーの視点
- 野外教育
分科会のコーディネーターも、公募で選ばれた実践者たちによって進行予定です。
全体対話の問い:「通底するもの」とは?
キャンプ2日目には、参加者全員での全体対話を予定しています。
問いは、「実践の違いを越えて、ユースワークに通底している共通性とは何か?」
多様な実践の交差から立ち上がる願いや価値を、ことばにしてみる時間になります。
イベント概要
- イベント名:ユースワークキャンプ2025
- テーマ:日本におけるユースワークの共通性と多様性〜ユースワークのコアを探る〜
- 日時:2025年10月25日(土)12:30〜10月26日(日)15:00(1泊2日)
- 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
- 対象:こども・若者支援、青少年教育、ソーシャルワークに関わる実践者・研究者
- 定員:150名(先着順)
- 申込締切:2025年10月11日(土)24:00
▶ 申込フォーム:
https://ws.formzu.net/fgen/S69799439/
▶ 寄付フォーム(若者支援・ゲスト招聘費など):
https://ws.formzu.net/fgen/S11204894/
おわりに|ご参加・拡散のご協力を
「ユースワーク」という言葉を使っていない方にとっても、若者と関わる日々を見つめ直すきっかけになるはず。
ぜひご参加いただき、新しい出会いと学びの時間を共有できたら嬉しいです。そしてこの記事のシェア・拡散での応援も、よろしくお願いします!
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