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若者政策

書評

『子ども若者抑圧社会日本』へのさらなる提言|読書人に書評を掲載しました

書評の依頼をいただいたので、週刊読書人2024年4月19日号 に掲載いただきました。書評した書物は、一般社団法人 日本若者協議会 の室橋さんの著された『子ども若者抑圧社会・日本 - 社会を変える民主主義とは何か』です。子ども若者抑圧社会・日...
ユースカウンシル

ルーマニア・ハンガリーからみる日本の若者政策・ユースワークの課題

この2週間、国立青少年教育振興機構のユースワークの国際比較研究調査の一環で、ルーマニア・ハンガリーを訪問してきました。なぜルーマニア・ハンガリー?①エリアスタディーズ的関心そもそもなぜルーマニアとハンガリーなのかというと、これまでヨーロッパ...
メディア掲載

「投票」はレベルの低い政治参画?スウェーデンの若者の投票率が85%である本当の理由| #ソーシャルレンズラジオ で論じました。

ソーシャルレンズラジオという、ポッドキャストに出演したのでお知らせです。ソーシャルレンズラジオとは?社会問題をデータで楽しく深堀りするポッドキャストです。MCをつとめるのは、内閣官房こども家庭庁設立準備室参事官補佐であり、書籍「パパの家庭進...
ユースカウンシル

欧州・スウェーデンのユースワークにみる若者の社会参加

2018年の暮れに中高校生施設職員交流会TEENSでスウェーデンのユースワーク視察へいきました。その報告書はこちらでまとまっています。報告書は、視察へ行っていない人でも具体的に現地の様子がわかるように詳述することを目的にしました。今回、日本...
メディア掲載

若者政策担当大臣がやるべしことが若者団体の支援である理由|インタビュー掲載@公明新聞

2022年1月27日付の公明新聞にインタビューが掲載されましたので共有します。今回は、公明党で掲げた「青年政策2020」へコメントするという内容でした。具体的には、・”若者政策担当大臣” の役割について・若者政策の審議会の「若者枠」について...
若者からはじまる民主主義

『若者からはじまる民主主義』が重版となりました!

7月に発売した『若者からはじまる民主主義』が出版から半年で重版となりました。この間、さまざまな機会で講演や販促の機会をくださった皆様のおかげです。増刷にあたっては数カ所あった誤植を訂正しました。ご協力いただいた方に感謝申し上げます。編集をし...
主権者教育

若者政策は誰の手に?―日欧比較研究が明らかにした日本の若者の社会参画政策の課題―|日本教育学会 機関紙に英語論文を掲載いただきました。

日本教育学会の機関誌のEducational Studies in Japan Vol.15 に論文を掲載いただきました。今回は若者の居場所(ibasho)特集で、私からは”Youth policy in the hands of whom...
若者政策

【緊急生配信】ここが変わるかも?「子供・若者育成支援推進大綱」改正案|「社会参画」 はいずこへ?

日本の国レベルの子ども・若者政策である「子供・若者育成支援推進大綱」、通称「子若大綱(こわかたいこう)」の改正案が公開されました。3月15日まで可能なパブリックコメントの前に、緊急配信を実施。配信の内容子若大綱(こわかたいこう)改正案を読む...
スウェーデン留学記

スウェーデンと日本の若者政策と若者参画を比較した修論が公開されました。

ストックホルム大学教育学研究科にこの5月に提出した修士論文が公開されました。修士論文のタイトルは?題して「Reinterpretation of Youth Participation: Longitudinal and Internati...
若者政策

若者政策のアドボカシーをする上で「若者の権利」を考えることが大事な理由

若者の声を届けるなら普遍的なニーズよ把握を若者の世代を代弁して教育政策に物申したいのなら、それこそ「教育の専門家」になってはいけないと考えます。もちろんある程度詳しくなる必要は、あると思います。大事なのは若者のニーズを把握すること。ニーズと...
子ども・若者の社会参画

英語ジャーナルにて論文「若者参加の再構築」を投稿しました。

ユースワークと若者政策シティズンシップ教育フォーラム (JCEF)でつながりのある 斉藤 仁一朗 (Jinichiro Saito) 先生とご縁がありJSSEA (The Journal Social Studies Education i...
ユースセンター

欧州・スウェーデンにおける若者参加 スウェーデンのあるユースセンターにおける取り組み (学部の卒論)

2014年3月、休学を含めた6年間お世話になった静岡県立大学国際関係学部を卒業しました。卒業論文では、スウェーデン留学時におこなったインタビュー調査を元にした、スウェーデン・ヨーロッパの若者参加について扱いました。せっかくなのでここで公開し...
欧州若者政策

なぜ北欧はユニバーサルなユースワークが可能か? |東京都生涯学習審議会で講演

2019年の暮れに、東京都の生涯学習審議会で講演をしたときの記録があがっていたので、こちらで共有します。テーマは、「なぜ北欧はユニバーサルなユースワークが可能か? スウェーデンを事例に」です。以下から全文が読めます。
海外旅記

ヨーロッパの若者政策の中心地、ブリュッセルとストラスブールを訪問

日本の若者政策の文脈でよく、EUの事例が紹介されますが、その歴史的なコンテキストや大枠は掴めても、その実施のためのガバナンスは不透明でありました。(例えば、EUと欧州委員会と欧州評議会の違いなどわかりますか?)Photo by Artur ...
若者政策

若い力で民主主義を支えるスウェーデン – 国は予算、制度から政治参画を促す体制整備を

先日、某政党から寄稿をお願いいただき、ザーッと書き下ろしました。原稿が完成し、文書をブログでも公開する許可を頂きましたので、こちらにて本邦初公開いたします。テーマが「政治参加」でかつ政党機関紙なので漢字をゴリッゴリに使って書いてみました。こ...
子ども・若者の社会参画

若者が自分の人生の「消費者」になってないか?|野毛青少年交流センターでの講演録をまとめました。

現役研究者が語る「スウェーデンの若者参加」の実情。ユースセンターや政策を通じて学ぶ影響力を高める方法を解説!
ヤバイ経済学

なぜ人は路上ギターに投げ銭するのか?|ノーベル経済学受賞者はこう考えた。

行動経済学の第一人者、リチャード・セイラー教授のノーベル賞受賞を解説。イーコンと人間の違いや社会参加の重要性を深掘りします。
韓国の若者支援・政策

なぜソウル市は若者版ベーシックインカム「青年手当」を試みた?インタビュー録全文を公開します。

2017年3月下旬、韓国の首都ソウルの若者支援の現場を訪ねるスタディーツアーに参加しました。訪問先は以下の通りで、若者の就労、住宅、余暇、地域などの問題に取り組む非政府団体の取り組みを視察しました。ミンダルペンイユニオン・住宅協同組合ハジャ...
若者政策

都議選で議論されている若者政策は、本当に若者政策か?

再び注目される若者票6月23日都議選が告示がされ、いよいよ選挙戦が本格化し、7月2日投票日を迎えにあたって、若者向けの政策に関する議論も活発になってきました。様々な争点がある中で、若者向けの政策にどの候補者・政党も言及せざるを得ないのは、1...
若者政策

若者政策の11の指標で日本の若者政策を読んでみた

若者の「居場所」を特集した今年度の子ども若者白書は、居場所の有無と生活の充実度に相関があることを指摘した。※2009年に子ども若者育成支援推進法が成立して、その間様々な若者政策が打ち出された。自立支援のみならず、最近では選挙権の拡大にあわせ...
メディア掲載

TOKYO FMデビューしました!アーカイブはこちらから。

TOKYO FMデビューしました!「スウェーデンの若者投票率の高い理由、政治的中立の保ち方、教育、日本の若者はなぜ投票しない?」など盛りだくさんでした。なんと!初の東京のラジオ番組デビューしました。TOKYO FMのスタジオからそう、TOK...
キャリア

比較教育学会に入会しました。

更新です。|比較教育学会に入会しました。報告です。タイトルの通りです。日本比較教育学会の会員になりました。お世話になっている先輩に推薦をいただきまして、無事になることができました。学会誌も届きました。入会した理由は、こちらで書いてきた英語の...
主権者教育

教育における政治:「文部科学省の通達から46年ぶりの改正」ってもっと議論されてもいいのでは?

18歳選挙権への引き下げの法案が衆院を通過し来年夏の参議院選挙から導入される見通しとなりました※。これに伴い、高校生の政治活動を一部認める方針も検討されていることを以下の記事は伝えています。 文部科学省は年内に高校生の政治活動に関する通達を...
若者政策

もうこれ以上ガラパゴス化はさせない!世界の若者政策のまとめサイトができました。

ビッグイシューオンラインが『若者政策提案書』を公開して、その中で若者政策の必要性を訴えいます。これまでの学校教育、健全育成的な青少年政策に代わるより多分野横断・包括的な「若者政策」の必要性です。「自立できない若者」が増えた理由を読み解く:な...
若者政策

社会不安を抑圧する「教育」と「監視社会」

久しぶりに教育の本を読みました。これまで「若者政策」や「シティズンシップ教育」、「ユースワーク」というキーワードで色々学んできましたが、このどの言葉も使わないで市民参加型の民主主義社会の礎となる、教育のあり方に通じる考え方を論じている本でし...