業務を外注するために、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシング系のサイトを使う人は増えていると思います。実はクラウドソーシング系にはもちろん英語版もありまして、その一つにFreelancers.comというのがあります。こちらで海外のクライアントから仕事をもらうこともできますが、もちろん仕事を外注することもできます。
2時間の英語インタビューの文字お越しを5000円で外注できた!
今回、ある英語のインタビューの文字起こしする必要がありFreelancer.comで外注してみてところなんと5000円で発注することができたのでした。2時間の英語インタビューですよ..普通なら15000円くらいしてもおかしくないのに。
そういうわけでFreelancer.comの使い方を、今一度こちらでまとめます。
英語インタビューの文字起こし、和英翻訳、英語記事作成など英語話者にお願いしたい時には、このサイトを使うのが最良でしょう。
Freelancer.comで英語の文字起こしを外注する方法
まずトップページからログインして、アカウントがない人はアカウントを作成します。
日本語に変更するなら、ページ最下部でスクロールすると[US(International)/English]のタブがあるのでここでJapanを選択すると日本語になります。
次に外注したい案件をMy Projects から作成します。[Post a Project] をクリックすると以下の画面になります。
上から外注したい仕事の詳細を埋めていきます。
僕は以下のように埋めていきました。(下書き保存したやつを後から編集しているので上記のフォームとは若干異なります)。
音声ファイルはUpload Filesからあげてもいいですが容量が大きい場合は、後々チャットからDropxBoxのリンクを送ることも可能です。Skills required (必要なスキル)は、適当にArticle Writing, Research Writing, English (UK), English (US),などにしました。
How do you want to pay?のところで、固定報酬(Fixed price project)か、時給(Hourly project)を選択。
What is your estimated budget?では、今回の仕事の予算範囲を選択します。
オプションをつける必要がなければ[Post My project]をクリックします。
次の画面では入札[bids]が始まります。
世界中のフリーランサーが入札をしてきます。
これまでの業績の評判が星で表示され、入札価格が表示されます。上記のテスト画像では、$250から$750を予算にしたので、TransFluents Professional さんが最低価格の$250で提示してきたということになります。それぞれのアカウントをクリックすると、プロフィールやこれまでの実績、スキルを確認できます。僕は教育や社会科学に通じている人を探しました。
チャットでパートナーと交渉すべし
[Award]をクリックすると入札が確定されてしまうので、もし細かいことを確認したかったら[Chat]からメッセージを送ることも可能です。入札価格・実績とにらめっこして、3000円でやってくれる人を探しチャットをしたら、以下のように交渉が成立しました!
安すぎとはいわずにやってみるもんですね…!
Freelancerのマイルストーン払いとは?
発注相手が決まったら、Awardをクリックします。ここで支払い方法を選択することになるのですが、多くの人がマイルストーン払い(Milestone Payments)を希望します。マイルストーン払いとは、作業工程ごとに予算を決めて分割払いする方式です。例えば仕事が50%完了したら、50%分の支払いをその時点でするといった具合です。こうすることで、受注者側も報酬が保障されていると安心して取り組めるのです。
なので僕は、Half transcribed (半分文字起こし) で2500円、Complete whole transcription (全訳)で2500円と設定しました。
最後にLet’s get started をクリックして完了です。
作業の進捗は逐一、受注者とチャットをしながらできます。僕の仕事の受注者さんはインド在住だったらしいのですが、聞き取れない単語がある場合はどうすればいいか?など随時相談してくれました。
数日後、半分完成したワードファイルを送ってくれたので、2500円の振り込み[Released]をしました。そして全文字起こしが完了した時点でまた振り込みをして無事完了。
質が高く安く発注できる理由
今回、Freelancer.comを利用してみて「なぜここまで安く、質の高い」クラウドソーシングができたのか考えてみました。おそらく英語の全世界規模のプラットフォームである点がまずあげられます。
世界の900以上の地域から200万人超という圧倒的な登録者数ということもあり、例えばアメリカ在住者の単価とインド在住者の単価を比べたら圧倒的にインドの方が安くすむのです。そういうグローバル規模の入札制度をとりいれていることが、一つの価格競争を促す原理となっているのでしょう。平均で1時間後には作業を始めることができるというデータがそれを物語っています。あと手数料が3%というのもありがたいです。
英語の文字起こしのみならず、日英翻訳、スペルチェック、英語論文などのプルーフリーディング、デザイン、アプリ開発、ウェブ制作まで様々なプロジェクトにふさわしい人がきっと見つかるはずなので、ぜひFreelancer.comを利用してみたください。
また、こちらの記事でも紹介していますがFreelacer.comから仕事をみつけることも可能です。特にフリーランスで働いている人で、海外からの高単価な案件をみつけたい人はぜひ登録をおすすめします。同じ英語→日本語の翻訳の仕事でもFreelancer.comは和製のクラウドソーシングサイトよりも圧倒的に単価もピンキリなので。