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スウェーデンの総選挙が若い理由:「僕も候補者です。19歳です。25歳未満のメンバーで全体の25%を構成しています。」(動画)

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スウェーデンの若者の選挙の投票率が高い理由について、このブログは何度か取り上げてきました。学校で模擬選挙を実施したり、自治体が市民のためにアクセス向上に努めたり、政党の青年部がめちゃめちゃ活発だったりとか、理由を探ってきました。その総集編といっても過言ではないショートレポートがこの度、ハイライフ研究所から公開されました。

以下、映像からのクリップです。

 「僕も候補者です。19歳です。25歳未満のメンバーで全体の25%を構成しています。我々の政党の方針です。全ての世代の声を反映するためです。」(スウェーデン社会民主党候補者 高校生)

「極右政党と議論した後で3メートルも歩けば今度は左派政党の話が聞ける、オープンに意見を交換ができる自由な社会のひとつの実例です。」(市民)

「ひとりひとりが自分の意見を持っていること、それが政治への関心とも結びつき高い投票率にもつながっていると思います。」(大学生)

僕も撮影にちょっとだけ協力させていただいたのでシェアします。映像ではスウェーデンの総選挙を、様々な視点で扱っています。スウェーデンの選挙の一般的な基礎知識や投票方法から、スウェーデンの政党のブース「選挙小屋」や、街の選挙キャンペーンなどを映しています。(映像めちゃめちゃきれいです!)

さらにはスウェーデン環境党から実際に立候補した若手政治家(こちらの記事の彼)、若者に投票を呼びかける政党青年部の若者、いち投票者としての若者へもインタビューをしており、まさに「選挙」×「若者」×「スウェーデン」が盛り沢山です。ブログ「スウェーデンの今」を書いているストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員の佐藤さんへのインタビューもあります。

スウェーデンの穏やかな選挙の雰囲気がわかる素晴らしい動画です。ぜひ視聴下さい。

リンク元:ハイライフ研究所:スウェーデンに学ぶ、日本の再構 築第5回 スウェーデンの総選挙

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