先日、このようなツイートを拝見しました。
「社会貢献したいんです」という高校生からインタビューを受けることが増えた。授業でそういったプログラムもあるらしい。ただほとんどのケースで、その子が「貢献」したい「社会」の中にその子自身が含まれていないと感じる。だからまず「その社会のどこにあなたはいるの?」という問いから始まる→
— 鴻巣麻里香【思春期のしんどさってなんだろう?平凡社より発売中】 (@marikakonosu) September 26, 2021
一連のツイート共感しか覚えません。私も、「やりたい!を忖度する若者」についてはこちらの調査報告書の考察部分で書かせていただきました。
社会貢献をしたい!と忖度する高校生をこれ以上再生産しないためには、外発的な動機付け(授業など)で社会参加を促すのを減らし、「無目的が許容される自由な時間と空間」の総量を増やすことがまず、大事なのではないでしょうか。
ちなみに、このような発想に基づいて、子ども・若者にとっての社会参加と余暇の関係を論じた会の報告書がこちらになります。
http://www.niye.go.jp/…/editor/150/File/03tokusyu.pdf