“フィンランド若者法”が日本語で読めます。

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Screen Shot 2014-04-26 at 16.27.52そうなんです。フィンランドの青少年余暇活動センター(ユースセンター)にてインターンシップをしてきた僕の尊敬する大学の後輩の山本くんが、お世話になっている津富教授(静岡県立大学)の指導の元に、翻訳しました。

平等主義的な政策として知られる北欧の若者政策、スウェーデンに続いて今度はフィンランドです。スウェーデンの若者政策の概要を記した、「若者と若者政策—スウェーデンの視点」とは違い、こちらは「法」なので全く書かれ方が違いますが、ある意味シンプルでわかりやすいです。

ページ数も10ページ程度なのでサクッと読めると思います。津富教授の解説は、日本の子ども・若者育成支援推進法(2009)との対比も扱っており示唆深いものです。

僕個人は、

  • 若者とは29歳未満の者を指すこと、
  • ユースワークの定義に「積極的シティズンシップの促進」「世代間の相互作用」を盛り込んでいること、
  • 「地方自治体に対する政府補助金」、「若者組織及びユースワーク組織のための国の補助金」「ユースワークを行なう組織のための国の補助金」の箇所からもわかるように、ユースワークが職業的な市民権を獲得し、強固な財源によって支えられていること
  • 連帯や排除の防止を社会的エンパワメントによって押し進める、としていること、

が気になりました。スウェーデンの若者法との突き合わせもしてみたいです。

日本語版は、こちらからどうぞ!英語版はこちら

ついでですが、フィンランドの中学の現代社会の教科書が日本語に翻訳されてるんですが、社会の変え方について扱っている章で、デモやロビイングのやり方を紹介しています。こんなこと日本じゃありえないだろうと、めちゃくちゃ衝撃を受けたのを今でも覚えています。おすすめです。