スウェーデンは投票率80%を下回ると再選挙というツイートがでまわってますが…

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参院選が終わって、やけに自分のブログへのアクセス数が伸びてる!と思ったら、こんなツイートが飛び交っていました。

【スウェーデンでは投票率が80%超えない選挙はやり直し!】

とか

”スウェーデンのように投票率が80%越えない選挙はやり直す選挙制度に変えて、国民に責任を持たせる必要があると感じますね。自由と権利は責任を伴う。民主主義の基本ですね。””

とか。

しかしこれ定かではありません。

確かに国政選挙で1973年以降、投票率が80%を下回ったことはありません。

Voting rates in election to the Riksdag, percent by region and period

しかし、県(厳密には県ではないですがとりあえず)レベルと市レベルでは73年以降、過去3回80%を下回っていることが下のグラフからわかりますが、再選挙があったという記述は見かけません。

県での投票率推移

Voting rates in County Council elections, percent by region and period

市での投票率推移

Voting rates in Municipal Council elections, percent by region and period

Val.seというスウェーデンの選挙に関するウェブサイトから、選挙法などもチェックしましたが少なくとも再選挙という言葉は見つかりませんでした。(英語でも入手可能なので、自分で調べることも可能です)

スウェーデン人の友人にも直接メッセージを送って聞きましたが、同じように「80%ルールについては聞いたことがない。Val.seを調べたけどそういう記述はなかった」と言っていました。

というかWikipediaのスウェーデンの選挙ページに70年代以前のものってるやんけ。

turnout

1928 67.40%
1932 68.60%
1936 74.50%
1940 70.30%
1944 71.90%
1948 82.70%
1952 79.10%
1956 79.80%
1958 77.40%
1960 85.90%
1964 83.30%
1968 89.30%

70年代までは、こういう数字らしいです。80%ゆうに割ってるときもありますね。

さて引き続き、本当に再投票制度というものがあるのか調べてみますが、定かじゃない情報を垂れ流すのはやめたほうがいいと思います。英語でググるくらいはしてからつぶやいてもらいたいものです…。