先日、横須賀市議会の議員研修に講師とお呼びいただきました。
この度はお招きいただき感謝です!今後は、加藤議員のように若者と日常的に関わっている方が中心になって国内の先進事例を視察に行くなどされるとよいです。今後もよろしくお願いします! https://t.co/0LHB2k1g9N
— 両角達平 | 日本福祉大学=若者政策 (@tppay) December 13, 2023
その時、ある議員から「若者にどう働けきかければいいか?」という質問があがりました。若者との接点を持ちたくても、持てない、どうすればいいかというような趣旨な質問だったと思います。
それに対して以下のようにつぶやいたところ、反響があったので貼っておきます。
「若者にどう働けきかければいいか?」という人ほど、残念ながらいろいろずれている(本人も何がズレているのかわからない)ので、一周回って本人は若者に働きかけないほうがいい。どうしてもというならまずは、若者と日常的に関わっている現場の大人たちと繋がることから始めてください。
— 両角達平 | 日本福祉大学=若者政策 (@tppay) December 12, 2023
地域にはそういうプロが必ずいます。その人と横で繋がれていないことのほうがよっぽど致命的です。地域の大人を一足飛びにして、若者に繋がりたい!というのは筋が通っていないでしょう。
— 両角達平 | 日本福祉大学=若者政策 (@tppay) December 12, 2023
絶対にやっちゃいけないのは、若者の生活世界に政治家が踏み入って声を聞くふりをすること、若者を無理に集めて意見を聞いてあげますよ!という会を開いてしまうこと。どっちもマッチョリズムを超えてあり得ない。その感覚が分からなければ、地域のプロからまずは学んでください。
— 両角達平 | 日本福祉大学=若者政策 (@tppay) December 12, 2023
しかし普段から若者に関わっていない人にもできることはあります。それは間接的に支援をするということです。スウェーデンの若者政策の「金は出しても口出さず!」もそうです。支援者や組織を金銭的に支えること、ヒアリングをして声を届けること、若者政策の研究者とのつなげ役になることなどです。
— 両角達平 | 日本福祉大学=若者政策 (@tppay) December 12, 2023
もちろん政治家の中にも普段から若者と関わる若者支援や社会教育の活動をしている方もおられるでしょう。しかし、地域には日常的に若者と関わっている本物のプロがいます。その人たちと繋がらないで、若者と直接関わろうとするのは不思議です。(政治家の中でももちろんそのようなつながりや活動に関わっている方もおられます)
決して質問してくださった議員さんを非難したいわけではありません。むしろ、普段から多くの政治家の方からこういう質問をいただくので、改めて考えを表明させていただきました。
実際に、政治家が若者の生活世界に視察という名目で立ち入って問題となった事件も起こっています。
このようなことにならないためにも、まずは地域のその手の大人とつながってくださいということです。
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