やん さとひめ さんこんにちは。 日本の高校を卒業して海外の大学へいくことはもちろん可能です。検索してみるとけっこういますよ。
スウェーデンでもドイツでできるはずです。ただし、TOEFLやIELTSなどを猛勉強する必要はあります。
実はぼくも高校の時から将来はなんとなく「国際系」を志望していました。
もともと国際交流の経験があったので、大学も学部でいきたいところをきめていました。
結果、地方の国際関係の大学にいきました。 それ自体は悪くなかったですよ。海外と日本の大学にいくメリット・デメリットをぼくも考えてみました。
(ちなみにぼくは日本の大学は国際関係学部でしたが、スウェーデンの大学院は教育学部でした。もちろん英語で授業を受けましたが。ですので参考程度にしてください。)
海外(欧米)の国際系の大学へいくメリット・デメリット ・外国語(英語)で学べるので、英語力が俄然つく ・よって即戦力になれる ・さらに授業も厳しい ・さらに日本語ができるというプレゼンスがある ・しかし、TOEFLやIELTSの点数をあげるためにコストをかける必要がある。 ・場合によってはそれだけで2・3年かかる (だったら短期でフィリピン留学して力つけたほうがいいです) ・英語圏ではそうではないが、非英語圏のヨーロッパなら大学の学費も安く抑えられる ・しかし、日本の就活で有利になるとは限らない(オーバークオリファイド) ・しかし日本だけに固執せず、世界中どこでも働けるようになる。 ・またそれは世界中の英語を話す人が競争相手になるので、何かプラスαがないといけない ・ようは英語で「何を話せるようになるか」が大事ということ ・日本語で大卒レベルの日本語(つまり学術的な論文が読み書ができるということ)は自分で鍛える必要がある ・家族、友人とは離ればなれになる。 ・日本に根を張って友人・家族以外の「斜めの関係」を作っておかないと、日本に戻ってきて仕事を探すときなど大変 ・挫折を地球3周くらい繰り返します
・それを乗り越えられ力がつく
日本の国際系の大学へいくメリット・デメリット ・日本語で学べるので、複雑な学術的な読解力も文章作成能力はつく ・よって、論文などの質はこちらも拙い英語で書くよりも立派なものとなる ・しかし、それは研究者やジャーナリストなど文章を書く仕事にもとめられることだから限定的 ・学費が高い ・英語は高校の延長程度のレベル。大学の授業には頼ることはできないので独学し、短期留学を繰り返してつけていくしかない ・TOEIC対策講座などは、日本企業に勤めるなら有効だがTOEICでは欧米圏ではほぼ知られていないので、海外の大学院、企業へ申請するときには使えない ・就職活動は、大学の先輩や、サークル、教授などのつてを活用するなどして有利にすすめることもできる
・友人・家族らとすぐ会える
などなどです。 これは僕の主観的な経験に基づいたぱっと出たメリット・デメリットにすぎなく、これがやん さとひめ さんに当てはまるかはわかりません。
正直、日本の大学も海外の大学もいったこともないのに、どっちがいいかわかるわけありませんもんね。悩むのはすごくわかります。そしてどちらの選択肢をしたとしても、きっといい選択だったとして、その後の進路を前向きに進んで行くことになることは間違いありません。
ただ、周りの目を気にして「また自分は他の人よりも一年遅れる」など考えないでください。それは日本でこれまであった伝統的な人生のレールを行く人が考えることです。国際系に行く人はそんなこと気にしません。その時点で外れてるわけですから。しかし、その一年は、あなたがやりたいことにとっての最短の近道のレールになるはずです。