お得に旅をする方法
2017年の夏、シベリア鉄道に乗って北欧入りし、その後ヨーロッパを北から南まで縦断しました。
2017年5月、三十路に差し掛かる男2人(モロズミ、ヤマシタ)で「シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅」に出ました。その時の記事をまとめます。
そのままアフリカの南の小国、マラウィ共和国、ジンバブエ、そして南アフリカへ行きました。5月の半ばに出発して9月に帰ってきたので約4か月間ずっと旅しっぱなしでした。
というわけで、今回は旅中に使っていたアイテムを紹介します。
これだけあれば4ヶ月旅、シベリア鉄道もヨーロッパもアフリカも旅できますよ。
モンベル、ウィリーバック 60
まずはこちらのウィリーバッグです。今回の旅に出発するにあたってプラスチック製のスーツケースにするか、ソフトケースにするのか悩みました。いつもはSamsoniteスーツケースを使っていたのですが、何せでかすぎたので
・中サイズで軽く
・しかし容量はあって
・オフロードの道も通れる大きめのタイヤがついた
スーツケースを探すことにしたのです。モンベルのこのウィリーバックは、容量は45L(高さ59×幅38×奥行き26cm)、なのに重さは3kgしかないので完璧でした。一つ懸念だったのは、ナイロン製故の、「輸送時にでナイフでこじ開けられる可能性」でしたが、「そもそも飛行機に乗らないし電車の移動ばかりじゃん!」と結論づけて購入しました。
結果、4ヶ月もの間、ヨーロッパの石畳もアフリカの道無き道も、このウィリーバックは耐え抜いて何一つ破損することなく一緒に帰ってきました。
スカイダイブカットバック
リュックサックはこちらの、FULL CLIPの「スカイダイブ カットバック」です。これは以前のLifehackerの仕事術の記事でも紹介しました。
ライフハッカー〔日本版〕のHow I Work で仕事術を紹介しました メディア掲載の報告です。 ぼくも寄稿しているメディア、ライフハッカー〔日本版〕の仕事術特集シリーズ”How I Work”で、取材をしていただきました。 このHow I W…
こちらは、バックパック、ハンドバック、ショルダーバックとして使える3WAYバックなのです。スーツケースに取り付けることもできるので、移動が多い人にとっては助かります。
またバックパックのストラップの調整が簡単にできるので、持病の腰痛への負担も小さくなりました。もう少し容量が大きいバックパックでも良かったですが、重いものを背負うと腰に良くないので、僕はこれくらいでちょうど良かったです。
セキュリティベルト
これは出発直前に母親に持っていけと託された、小型のポーチみたいなバッグです。パスポートやチケットを収納し、首から下げたりベルトに着用することができるものです。当初は必要性を感じていませんでしたが、結局、交通機関を乗り降りする際には常に身につけてパスポートやチケットの出し入れをしていましたね。しまう場所がいつも固定されていたので、おかげで搭乗・下車時は「あれチケットどこー?!」ってなることは少なかったです。
シベリア鉄道の乗車時もこの通り。
窃盗などのリスクが心配な人はこれがあれば安心です。
圧縮袋
圧縮袋は、衣類をコンパクトにまとめて荷物の体積を小さくするために必須です。特にセーターやタオルなどのかさ張る布類をパッキングするときに驚異的に役に立ちます。最近では掃除機でなしで、手で巻くだけで空気が抜けるやつもあるのでぜひチェックしてみてください。
薄手のウィンドブラストパーカー
もちろんアフリカでも役に立ったのですが、今回の旅で一番使っていたのがこれかもしれません。なぜって
・肌寒いときにジャッケトの中に着るとそれだけで暖かい キャンプで寝るときや、ちょっと寒いときとかサッと着たりしていました。微妙な温度調整に
ワイヤレスイヤホン
ここからデバイスになります。
こちらはJBLのワイヤレスイヤホンです。Bluetoothで接続するタイプなのですが、これはジョギングするときとかコードが絡まらなくてとても良いです。
ただ、世界中を旅するときはワイヤレスではない普通のプラグインタイプのイアホンで十分です。ワイヤレスイヤホンは、充電しないといけませんし、飛行機のオーディオはこれでは繋げませんので。あと接続は間違いなしですし。
GoPro
ぼくが持参した「カメラ」です。色々悩んだ挙句の果てに、GoProにしたのは
・スマホのカメラもいいんだけど、やっぱり別のカメラが手元に欲しい
・一眼レフとか本格的なものじゃなくてもいい。重いしよくわからないし
・ポケットサイズのカメラでいいけど動画も撮りたい
・アクセサリーのように身につけれて(ウェアラブル)いつでも撮れるような
そんなカメラが欲しかったからです。それでこちらの記事で紹介しているPerfect Memory Cameraなるカメラを購入したのですが、出発前に失くしてしまったんですよね..
結果、GoProを買いましたが圧倒的に性能がよかったので満足しています。動画の内容はともかく、こんな感じで動画いっぱい撮れましたし。
これだけみればシベリア鉄道が追体験できる17本の動画をあげたので紹介します。 今回は、この時に持参したウェアラブルカメラ「GoPro」で撮影した動画を紹介します!ちょい出しはしていましたが、しっかりまとめていなかったので。その数なんと17本!これだけ観ればシベリア鉄道で乗るってことがほんのちょっと追体験できます。
もちろん写真も撮れます。
(まぁポーランドで失くしたんですけどねその後…)
SIMフリーのスマホ
こちらは、もはや海外を拠点に活動している人には絶対になくてはならないものといえるでしょう。理由は以下の記事でも書いてあるので読んでみて下さい。
Simフリーのスマホ『OnePlus3』が海外移住・留学・ワーホリでおすすめな理由 OnePlus3は、Android端末の超ハイスペックにも関わらず低価格を実現したフラッグシップフォーンです。すごいのは、①バッテリーが尽きず、充電が高速、②SIMカードが2枚入る、③カメラ、画質、容量がハイスペックすぎるのに安価、だからです。旅人、海外移住者、旅行者、転勤者、留学生へ本気でおすすめできます。
Kindle
また今回の旅でもKindleは大いに役に立ちました。スマホやiPadと違ってバッテリーも充電すれば1週間持ちますし、ネットさえあれば世界中どこだって読みたいものがいつでもダウンロードできます。ぼくがKindleをゲキ推しする理由はこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
海外留学生・海外移住者にKindle の購入をおすすめする7つの理由 海外留学生や海外移住者は、まじでKindle を手元に置いておくべきです。Kindle を愛用しているぼくが日頃の感謝を込めて、「もしKindleがなかったら自分の海外生活はどうなっていたのか!?」を妄想してみました。
海外対応コンセント
これ必需品です。
特に、複数の国をまたぐ場合にはここで紹介しているようなマルチプラグがおすすめです。今回旅をしたロシア、ヨーロッパはCタイプでしたが、マラウィ、ジンバブエ、南アフリカはGタイプだったように地域によってコンセントのタイプが異なりますので。
空港で買うこともできますが準備できるなら早めに買ってしまいましょう。
洗面用具ケース
出発直前に旅で役に立つものをネットサーフィンをして探しまくっていたのですが、その中で多くの人が推薦していたのが、この無印良品の洗面用具ケースです。何かとばらつきがちな洗面用具をこのようにコンパクトにまとめることができますし、ケースに付属しているフックでハンガーのように掛けることができるのが、思っていた以上に便利でした。
今でも使っていますよ。
アイマスク
睡眠時につけるアイマスクです。シベリア鉄道で寝ているときも、スウェーデンで寝ているときも、夏は緯度が高いので太陽光が降り注いできます。厚手のカーテンなら日光を遮断できるのですが、今回はそうじゃないことがほとんどだったのでアイマスクが欠かせませんでした。
ポーランドのフェリーで野宿した時ももちろん使いましたw
絶対におすすめできないバルト海フェリー|北欧クルーズで起きた3つの悪夢がこのこちら ポルフェリー(Polferries)というスウェーデンのストックホルムとポーランドのグダンスクを結ぶフェリーに乗船しの他のですが、正直、こんな最悪だとは思いませんでしたね。ということでせっかくなのでシェアします。
ずっとアイマスクを使っていたのですっかり慣れてしまい、逆に最近はアイマスクがないと寝れないぐらいになってしまいました….
耳栓 サイレンシア
アイマスクと合わせて使いたいのが耳栓です。
特に僕らは安いホステルに泊まったり、シベリア鉄道でも二等席で寝たりと、常に同じ部屋に誰かがいる場合がほとんどだったので、いびきや物音で目が覚めないようにするためにも耳栓は必須でした。
最近は飛行機内でも配られたりしていますが、僕が特におすすめするのはこのサイレンシアというブランドの耳栓です。圧倒的に遮断率が高いですし、素材が柔らかいのが心地いいです。
常にポケットにはいくつか耳栓が入っている状態でしたね。
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以上です。
あと僕のバッグの中に入っていたのは、Macbook Pro、服、椎間板ヘルニア用のシップ、薬、GoPro用のガジェット、書類くらいです。それと運動用の靴と以下のスイミングセットとChromecast。Chromecastは、ホテルなどで使えるときはMacbookとつないでサブスクリーンにしたりNetflixを大画面でテレビで観れるようにしていました。
移動が多い旅人にはChromecastと水泳がいいんじゃないかと思った理由 半年後どこにいるのかわからないので、転々と東京をアリエッティしているぼくですが、ちゃんと仕事も勉強もやっています。しかし一日中誰とも会わなくて引きこもっていることも出来てしまうので、この2つが欠かせないんです。そう、Chromecastと水泳です。
ぜひ参考にしてみてください。