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旅の始まりと前夜祭@ウラジオストク|シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅その①

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2017年5月、三十路に差し掛かる男2人(モロズミ、ヤマシタ)で「シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅」に出ました。その時の記事をまとめます。

この日の旅路

今回は、旅の初日5月16日の様子をシェアします。成田空港→ウラジオストク国際空港→ウラジオストク市街への移動の様子を、写真と動画でお伝えします。

成田空港→ウラジオストク

長野県が実家のぼくは、普段なら始発のバスに乗車すれば成田発11時のフライトにも間に合うはずだったのですが、この日はバス会社からの警告で「中央道高速で工事が始まるのでバスが遅れる可能性がある」とのことでした。 というわけで、新宿都庁の近くに住んでいる友人にお願いして前泊をして、新宿西口朝8:45分発のリムジンバスに乗ることにしたのでした。

新宿から成田行きは、Narita Airport Limousine Bus で。新宿西口京王百貨店前23番乗り場発で、3100円。約二時間で到着。ちなみに成田行きのバスは東京駅発の900円のがコスパいいらしい。

バス停の場所がわかりにくのですが、こちらの記事に助けられました。

http://phil-portal.com/shinjuku-to-narita-airport/http://phil-portal.com/shinjuku-to-narita-airport/

ウラジオストク行きのオーロラ号のチェックインカウンターは、成田空港第一ターミナルの北ウィングなのでそこで下車します。

カウンターでチェックインを済ますと、関西国際空港から成田に到着した、今回の旅のお供であるヤマシタと合流。

以下は、ヤマシタがチェックインを済ませた直後の様子です。

飛行機にギターを持ち込むときはハードケースよりもあえてソフトケースにしたほうが、扱いが丁寧になるからいいのだ、という話をしています。

2時間ほど空港で待機してオーロラ号に搭乗。小型ジェットでした。

2時間ほどの移動でウラジオストク国際空港に到着。

ウラジオストク国際空港のシャトルバスの乗り場はここ

ロシアはシベリア鉄道の移動でさえも、観光ビザの取得が求められます。観光ビザ取得のために旅行バウチャーを発行したりとヨーロッパ旅行に慣れていたぼくにはアブノーマルすぎて入国もちょっと不安でしたが、特に問題なく入国できました。地球の歩き方によると「入国カードの記入」が求められるとのことだったのですが、これはビザ査証ゲートで職員の方が記入してくれました。

ウラジオストク国際空港は比較的新しく、wifiも飛んでいましたし表記も英語、両替、ATM、カフェなどもありました。空港で、両替とロシアのSIMカードの購入を済ませ、ウラジオストク市街行きのバス停を探すも一向にみつからない。

バス停は上記画像の黄色の看板があるところでした。それから小一時間ほど待機すると、バスらしくないバスが到着しました。

空港のATMでお金を引き落とそうとしたときに話しかけた、赤髪の外国人ともこのバスでまた一緒になる。スウェーデン人っぽいなと思っていたらスウェーデン人でした。名前はフレドリック。リンショーピン大学で工学をやっているとのこと。修士2年目で休学して9ヶ月間の旅に出ていて、日本に滞在後、外国人なのに何とかしてロシア大使館に観光ビザを申請してロシア入りしたツワモノだ。

これが日本に最も近いヨーロッパ、ウラジオストク。

バスで移動して小一時間、ウラジオストク中央駅に着きました。

いい間違い多くてすみません..。が、雰囲気だけでもわかってもらえたらと思いあげました。

ホステルはBooking.comでみつけた安宿。中央駅から徒歩10分のBarbadosホテルを予約しました。三人部屋だったけど二人で独占できるという好条件。

https://twitter.com/tppay/status/864039482567385088?s=20

受付の青年ジーマくんが、ギターを弾きに早速部屋に遊びに来てくれました。仕事しようぜ…。

出発はウラジオストクの時間?それともモスクワ時間?

荷物を整理し終えて、辺りの散策に。ついでにウラジオストク駅で念のために乗車するロシア号の出発の時間を確認。チケットには「5月16日の12:10」と記載されていましたが、これはウラジオストクよりも時間が7時間遅いモスクワ時間の表記であると聞いたので、念の為確認を取ることに。

駅員に聞くと、案の定「明日の19時10分に出発」とのことでした。これで安心。

近くのストリートフード店でケバブのようなピロシキを食べ、周囲を散策することに。

***

ウラジオストクはとてもユニークな街で、海、山、湾港(軍艦も停泊)、そして観光地がすべて一緒になっている街でした。大きな橋がかかっていて交通網が整備されていて、小高い丘から町全体を眺めることができます。

丘を越えて反対側の海の方面へいくと、海岸沿いに公園がありました。

ちょうど夕日が沈むところで、多くの人で溢れていました。

ウラジオストクの前夜祭はここにいきましょう

海岸沿いでビールを一杯飲み、ホステルに戻る。すると先ほどの青年ジーマがぼくらを出迎え、再びギター祭りが始まる。彼は決してお世辞にもギターが上手いとはいえなかったが、練習をはじめて一ヶ月にしてはなかなかだった。この春に兵役を終えたばかりだという。

部屋でビールを飲んで一息ついてから、相方のヤマシタはなぜか持参した男性用着物にチェンジ。

近くのOzzy Barへいくことに。

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ここは”ヨーロッピアン”な風合いのバーで内装も綺麗だったが、世界中どこでも飲めそうなお酒と音楽しかない。バーの店員にもっと”リアル”ロシアなところはないか聞くと、「Rock’s Cocktail Bar」を勧められたので場所を変えることに。

入場すると早速ヤマシタが着物とバンダナ、草履で参上したこともありウケがよくて多くの人に声をかけられる。自分はたまたま隣にいた赤髪のロシア人の女性に声をかけると、英語が結構話せたのでいろいろ意気投合。ナターシャという小柄なロシア人の女性で、タバコの巻き方をなぜか教えてくれた。(ぼくはタバコは吸わないのに)

た、楽しい….!

リアルなウラジオストッカーと会いたいならここです。

外で雑談して帰ってくると相方が他のテーブルに移っていたのでそこに混ざると韓国人の、グループに遭遇。その後みんなで飲もうということになり、大きなテーブルに移動してシーシャ、ウォッカ祭りがはじまり、ヤマシタは酔いつぶれる。

閉店時間の午前2時になったので、付近の「Music Bar」というポッシュナクラブへ行くも、誰も客がいなかったので、10分くらいで解散。

こうして、ぶちあがりのロシア滞在1日目は終了したのでした。

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