ストックホルム Miguel Virkkunen Carvalho(flickr.com)
Miguel Virkkunen Carvalho(flickr.com)
先日、ある日本人の方を案内してるときに「スウェーデンて、〜ですね」という感想を良く耳にして、それを新鮮に感じたんです。それで最近、初めて来たときのあの「新鮮な感覚」が薄れているのを実感しました。こっちの生活が当たり前になって、外国にいる感覚を忘れる前にゴリゴリの主観と個人的な経験をもとに、スウェーデンの雑感をリストアップしていきたいと思います。
まずは3回目のスウェーデンの冬を過ごして感じていることです。
- 暗い。12月の冬至が過ぎてからマシになったけど、それまでは朝8時に起きて暗くて、学校終わって帰路に着いたら、15時くらいで暗いっていう悪夢
- おかげで冗談抜きでうつっぽくなる
- で、ジムとか通ったりする
- スウェーデン人は夏と冬で性格が変わると言われるのもわかる気がする
- 冬にリゾートで南国にいくのもわかる気がする
- ゆえに、太陽光のありがたさを実感する。人工の太陽光を浴びれるカフェにいったときのあのフキノトウが肌から生えてくるような感じはものすごい
- ゆえに、スウェーデン人が、春先の4月頃にまだ寒いにもかかわらず、カフェの外でブランケットをかぶってまでもしてコーヒーを飲む理由がわかる
- 冬至以降、日が毎日3分づつ長くなってるらしく、少しづつテンションも高くなってきてる気がする
- 暗さゆえに、冬は晴れて太陽が出ている日は尚更、外でランニングしたい気持ちに駆られる
- ゆえに、室内の光量もあえて明るくしたり、間接照明やローソクだけで薄暗くしたくなる
- それに触発されて室内の家具にも、ある程度お金をかけてもいいと思うようになる
- ゆえにIKEAはヒットしたんじゃないかと思ったりする
- 室内が快適だから映画見ようってなる
- 日本と違って映画のネットダウンロードがデフォルト
- 冬はなぜかみんな黒い服着てる。街中では顕著
- てか、全然寒くない (個人差あり)
- 亜寒帯湿潤気候の長野県で育た筆者には、暖かすぎる。先日、僕の地元はマイナス19度だったらしいですが、こちらは零下いってませんでしたね。
- 全館集中暖房(セントラルヒーティング)のおかげか、室内は半袖でいけるくらい、いつもあったかいのがいい
- 逆にセントラルヒーティングがまだ作動してない秋口の方が、体感温度が寒いことが多い
- 大雪のせいでバスが動かなくなるときがあるけど、それほど大雪じゃなくてがっかりする
- 歩道に砂利をまいて滑り止め対策をしてるはいいも、春明けの雪融け時には歩道が真っ黒になって、なんだかな〜ってなる
- なんで塩じゃないのか理由を聞くと、塩は環境に悪いしコスパが悪いからと理由をきいて、スウェーデンっぽいなってなる
- クリスマスは家族の時間。年末・年明けは友人と過ごす時間。日本とは反対
- ヨーロッパの留学生は母国に帰って家族と過ごす人が多い。残された留学生は少し悲しい気持ちを噛み締めながら、パーティをともに企画する
- 「日本ではクリスマスにケンタッキーフライドチキン買う習慣があるってほんとか?」と現地の留学生やスウェーデン人に、マジマジと聞かれまくるのにうんざりする。
- 逆に聞かれまくるので、この際「なんでスウェーデンにケンタッキーフライドチキンないんだと」議論をふっかけてみたりする
- 年越しは、友人と飲んでパーティしてカウントダウンして街中で打ち上げられる花火をみるもその規模にちょっと虚しさを覚える
- しかし、街が綺麗なのでなんだか綺麗にみえる
- そして年越しそば、紅白、おせち料理、もち、初詣、おみくじが無性に恋しくなる
- 来年は、ドイツのデュッセルドルフにある「恵光時」に初詣にいこう、と決心する。
続きは、Twitterの#スウェーデン雑感 で投稿してくので、他にもなんかあったら一緒につぶやいてきましょう!
#スウェーデン雑感 のツイート
3回目あるあるくらいどうなぜスウェーデン冬寒い生活