こちらのクラウドファンディングをした際に、毎週YouTubeのライブ配信をしていました。
このライブ配信は、通常のライブ配信とは異なり「事前に配信URL」をつくっておき、配信時にはそのURLに飛ぶだけで視聴が可能なようにしました。
YouTube配信URLを事前につくるメリット
こうすることで以下のようなメリットがあります。
・配信開始直前になってURLを探す手間がなくなる
・申し込んだイベントページに記載しているURLに飛ぶだけでライブ配信を視聴できる
細かいことですが、イベントを主催したり参加することが多い人にとってはこの設定はとても便利なのです。
なぜGoogle MeetではなくZoomでYouTube配信の方がいいのか
YouTubeライブ配信による視聴は、視聴人数の制限がないことがいいのです。なお2020年10月時点では、Google MeetはYouTubeでのライブ配信はできません。ならばGoogle Meetに招待すればいいのでは?となりますが、Google Meet は参加人数が100~150人に限定されています。故に、ZoomによるYouTube配信が最良の選択となるようです。
ZoomでのYouTubeライブ配信するURLを事前作成する方法
生配信は事前予告の難しさが課題ですが、それはこの記事の後半に書いてある「スケジューリングされたストリーミングに配信」することで解消されます。
事前に配信予定のYouTubeのURLを共有できるからです。こうすると、YouTube上で通知をオンにしておけば、ライブ配信時に通知を受けることができます。
その他の注意事項
基本はこの記事通りで大丈夫ですが、それ以外には以下の点を気をつけましょう。
・Zoomをプロアカウントにする (無料版だとできません)
・画面共有をホスト以外の参加者もできるようにする (画面共有をする場合は)
・配信時に必要となるストリームキーなどは、スケジュールした時点で手元に念のため残しておく
・配信時には、Zoomで配信を開始後にもYouTube Liveのページに遷移後に「ライブ配信を開始」をクリックしないと配信されない
このあたりは実際にやってみないとわからないので、心に留めておきながらリハーサルの時に思い出してください。
もしライブ配信中にフリーズしたら
ライブ配信中に画面がフリーズして、焦ったことがありましたがいつものZoomの現象だと思ってこらえて待ちました。落ちても、Zoomは放っておくと自動的に復帰するので、ただ待つだけで大丈夫です。
実際に、落ちた時には1分後には復帰していました。ここでテンパってライブストリームやZoomミーティング自体を止めてしまうと、本当にすべて終わるので気をつけましょうね。
YouTube上の画面表示はどうなる?
ライブ配信中、Zoomで収録している画面と、YouTubeで表示されている画面は若干異なり、以下のようになります。
Zoom画面:「スピーカービュー」→YouTube:スピーカーだけが中央に表示
Zoom画面:「ギャラリービュー」→YouTube:参加者全員がギャラリー表示
Zoomへの参加者が画面共有をすると共有画面がYouTube上で大きく表示されることになります。
配信終了はどうやる?
ライブ配信の終了は、
①ZoomからYouTubeへのストリーミング停止
②YouTube Studioで配信の停止
の両方をやります。この順でやると、YouTube配信終了後に、Zoomで参加者と引き続き会話ができ振り返りなどができます。