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空港からすぐ使える!一時帰国でおすすめのSIMカードはこれ|eSIMのすすめ

この記事は約6分で読めます。

海外へ頻繁に旅立つ人にとっての共通の悩みは、「帰国時にどうやってスマホを使えるようにするか」です。特に解約していて海外のスマホを使っている人にとっては致命傷。Wifi(ワイファイ)難民になる可能性もあります。Wifi難民とは、帰国時にネットワークを使えるスマホがないがために、通信手段をWifiに依存している帰国者のことです。

帰国してすぐにスマホで通信できない問題

海外だとSimロックフリー(SoftbankやDocomoなどの通信会社と契約していない)の端末さえあれば現地でSimカードを入れて起動さえすれば、データ通信のみならず通話もSMSも使えます。

しかし、日本だと通常SIMカードの購入も本人確認書類を提出した後に住所へ後日送付という形が多いです。それゆえに、帰国してから電話番号を取得するまでに最低でも1週間ほどかかってしまいます。

今回帰国した時もどうしたもんかと色々調べた結果、

・空港到着時に速攻で使えるデータ通信のみのSIMカードをつなぎとして使用
・その間、別の通話もできるSIMカードの購入

という二段戦法を取ることによってこの問題を解決することにしました。

その方法をシェアします。

成田空港のSIMカードの販売所の場所

国際線から到着し、荷物を回収したら税関を過ぎて出口へ。

出口から右方向に進みます。(鉄道いきのエスカレーターのある左側とは逆方向)

エレベーターを横切り、しばらまっすぐ進み、ミニストップとエスカレーターを通り越してさらに奥に進みます。突き当たりに、クロネコヤマトの宅配サービスが見えます。その右手の赤いカウンターに「WIFI SIM」と書かれているカウンターがあるのでここへいきます。

ここのカウンターで、WIFIルーター、SIMカードの購入が可能です。

ぼくは

・利用可能期間:30日

・利用容量:1GB (LTE)・通話不可

・価格:2600円

のTRE DATA SIMカードを購入しました。

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TRE DATA SIM

利用可能期間が30日ということは、30日でこのカードは無効になってしまうという意味ですが、つなぎとしては十分でしょう。パスポートを提示して署名をすると、説明書とカードを受け取れます。

simカードの起動の仕方

SIMカードのセットアップの仕方は説明書に書いてありありますが、定員さんに聞いてしまうのもありです。もちろんAndroid、iPhoneとそれぞれのOSごとのやり方と英語での説明もあります。SIMカードを挿入して端末を再起動したら、早速データ通信を利用することができました。電話はできませんが、LINEでやりとりすることがほとんどなので、つなぎとしては十分すぎでした。

一時帰国者におすすめの、通話ができる格安SIMカードはこれ

ただしこのSIMカードでは電話はできないので、通話可能なSIMカードを購入する必要があります。日本は何かと電話社会ですから。。今回僕が選んだのはDMMモバイルのSIMカード。

これまではU-mobileのSIMカードを使っていましが、いつもデータ通信がオーバーして毎月4000円ほど払っていました。以下の記事ではU-mobileとDMMモバイルの格安SIMカードの比較をしていますが、概してDMMモバイルの方がお得なプランが多いようです。

たしかに登録手数料もDMMモバイルだと394円、U-mobileだと3000円と大きく違います。

そういうわけでぼくもDMMモバイルのSIMカードを発行。契約プランは、シングルコース通話SIM3GBプランです。

・データ通信量:3G

・月額料金:1500円

・DMM WI-FI (362円)

・合計:1865円

圧倒的に安いです。基本Wifiがある環境にいるので3Gで十分でしょう。データ通信(通話なし)だけのプランだともっと安くなるのは覚えておくといいです。

ネット通信量が多い人はU-mobileがおすすめ

ちなみにU-mobileがDMMモバイルよりも優っている点は、高速通信の無制限プランがあることです。DMMモバイルは最大で10GBなので、データ通信量が10GBを超える方はU-mobileを利用するといいでしょう。

また、DMMモバイルのこのプランだと12ヶ月が最低契約期間なので、もし12ヶ月以内に契約を打ち切る場合には解約手数料が9000円かかります。この点、U-mobileは最低利用期間は6ヶ月なのは良心的です。まあどっちもどっちですね。

以上、一時帰国組の方は参考にしてみてください。

海外へ頻繁にいく人にはSIMフリーの端末への乗り換えがおすすめ

またこれを機会に、SIMフリー(SoftbankやDocomoなどの通信会社にSIMカードが紐ついていない)端末に乗り換えるのもありでしょう。例えば以下の記事で紹介しているAndroidのスマホは、SIMフリーなので世界中どこの国にいっても現地のSIMカードが使えるだけでなく、SIMカードが2枚も入るので格安SIMと併用すれば安く大容量に使えるのです。

海外移住者や留学生は、これを機にSIMフリーの端末への乗り換えも検討するといいです。SIMフリーの端末だと、このように滞在先の国のSIMカードを差し替えるだけで、簡単に通信会社を変えて現地でスマホを使えるようになります。

しかし日本で契約するほとんどのスマホは、SoftbankやDocomoなどの通信会社に紐ついているので、海外で行った時には現地の通信会社のSIMカードが使えない(これをSIMロックという)ので、Wifiに頼るしかありません。その点、SIMフリーの端末なら世界中どこにいっても現地の国のSIMカードを挿入して新たに電話番号をゲットできてすぐに使えるのです。

ぜひ今後、旅立つ予定のある人は「SIMロックフリー」の端末を検討してみてください。

追記:eSimの普及と事前予約サービス

eSIMの普及と利点eSIM技術の普及により、物理的なSIMカードの必要性が減少しています。eSIMの主な利点は:

  • オンラインで即時に設定可能
  • 複数の通信事業者プランを1台の端末で利用可能
  • 渡航前に設定でき、到着後すぐに使用可能

おすすめのeSIMサービス

  1. Airalo: 世界190以上の国と地域で使えるeSIMサービス。事前にアプリからeSIMをダウンロードし、現地で簡単に利用開始可能。
  2. Google Fi: GoogleのMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス。世界200以上の国と地域で追加料金なしで利用可能。eSIM対応。
  3. GigSky: グローバルeSIMサービス。アプリから簡単に購入・設定が可能で、世界190以上の国と地域でデータ通信が利用可能。
  4. KDDI海外データeSIM: KDDIが提供する海外用eSIMサービス。事前予約が可能で、到着後すぐに利用開始できる。
  5. Holafly: 複数の国で使える旅行者向けeSIMサービス。無制限データプランも提供している。

となりました。日本国内で利用できるeSIMサービスとしては、TRAVeSIM(トラベシム)や、【旅ともモバイル】があるので比較して利用を検討してみてください。

これらのサービスを利用することで、従来の空港でのSIMカード購入よりも便利に、そして場合によってはより安価に海外での通信環境を確保できます。ただし、利用する端末がeSIM対応であることを事前に確認する必要があります。

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