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初心者には安心|RussianTrain.com でシベリア鉄道の乗車券を予約する方法を解説。

ぼくはシベリア鉄道の乗車券の予約を、ロシア国鉄のホームページからしました。

参考記事

シベリア鉄道の乗車券をネットで予約&購入する方法を徹底解説 今年のやりたいことの1つに、「シベリア鉄道でスウェーデンまでいく」があります。5月出発なので、早速ネットで予約してみました。試したみたら、旅行会社を介さずに予約とカード払いの両方ができました。ですのでその手順をまとめます。ロシア語がわからなくてもこのやり方で僕は予約できました。

しかし、記事にも書いてあるように非常に予約しづらかったです。なぜって、英語表記にしたにもかかわらず途中から英語とロシア語が混在して表記されるからです… スマホのGoogle 翻訳のアプリを使って何とか予約できましたが、十分なネット環境がないと大変です。

そんな中、友人からもっと簡単に予約できるサイトがあることを教えてもらいました。

その名も、RussianTrain.comです。

RussianTrain.comとは?

このサイトは、VisitRussia.comという2000年に設立された会社が運営しているロシアの鉄道の乗車券を予約できるサイトです。シベリア鉄道のみならず、ヘルシンキ⇄サンクトペテルブルク(ALLEGRO号)、サンクトペテルブルク⇄モスクワ (SAPSAN号)の鉄道の乗車券もここから予約できます。残念ながら日本語表記はないのですが、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語の表記に対応しています。

実際に使い勝手を試してみたのですが、ロシア国鉄のホームページよりも断然スムーズに手続きを進めることができました。

そういうわけで予約方法を解説します。

シベリア鉄道の乗車券をRussianTrain.comで予約する方法

めちゃめちゃ簡単でしたよ。

RussianTrain.comのトップページにとんだら、以下のように空欄を埋めるだけです。

今回は、7月31日、ウラジオストク発のモスクワ到着の片道チケットを探してみます。

すべて埋めたら「Search」をクリックします。次画面では、旅程の候補日が表示されます。

あいにく7月31日発の鉄道はないようで、その代わりに運行している鉄道がある候補日が表示されました。ありがたい。

候補日がない場合は、下の「Click to try to find multiple destinations」を選択します。

今回はとりあえず「24.07.2017」つまり7月24日発として、クリックしてみます。

すると以下の画面が表示され、7月24日の乗車券のオプションが表示され、さらに出発・到着時間、席のグレードで検索結果を絞ることができます。

早朝・深夜発を避けたいなら出発時間を変更するといいでしょう。鉄道名のところに「e」と表示されているものは、電子チケットが利用できる鉄道を指します。

該当する席があったら、「View Seats」をクリックするとさらに詳細が表示されます。

この画面から席のグレードと、コンパートメントの上部に座るか下部に座るかを決めます。該当する席を決めたら、「+」をクリックして予約したい乗車券の枚数を入力します。「1」は、1座席を示し、一等席と二頭席の「1個室」という意味ではありません。

  • 「Class」は、1st class (一等席)、2nd class (二等席)、3rd Class (三等席)、
  • 「Services」には、コンパートメント(席のある部屋)の上部の席(Upper bunk)か下部の席(Lower bunk)、
  • 「Price」は、それぞれの席の価格

を表示しています。

写真のアイコンをクリック、それぞれの席の仕様が写真で表示されます。

二頭席はこの通り。少し写真が古いのか違う路線なのか、ぼくの乗車したロシア号とは見た目が若干違いますね。

参考記事

これが世界最長の鉄道の寝台車!ベッド・収納・電源を写真で紹介。 旅路の報告記事だけではつまらないので、シベリア鉄道ならではのテーマ記事もあげていきます。今回は、ぼくが乗車したシベリア鉄道「ロシア号」の寝台車の内部を紹介します。

三等席は、僕が目撃したもの同じでした。こちらは個室になっていないのでイビキなどが直で聞こえてしまいますし、安全面でも心配ですがそのぶん安いです。

該当する座席を確定し、乗車券の枚数を入力したら「Continue」をクリックします。

こちらの画面では、乗客の情報を上から埋めていくだけです。

「Continue with booking」をクリックしてさらに進めます。

こちらの最後のページでは、乗車券情報を最終確認し、連絡先、支払い情報を入力します。

「Contact Person」(連絡先)に入力するメールアドレスには、電子チケットを受信したい人のメールアドレスを入力します。追加情報の欄には、食事のアレルギーやペットとの乗車などを書き込むといいでしょう。

支払いは、クレジットカードかPayPalでできます。必要情報を入力したら、「Complete Booking」をクリックして予約を確定します。

予約はいつからできるか?

RussianTrain.comでは、ロシア国内の乗車券は、出発日から45日以内になったら予約できるようです。また国際線(フィンランド⇄ロシアなど)に関しては出発日から60日以内だそうです。この期日よりも前に予約をしたい場合は、RussianTrain.comに直接連絡をとればよいようです。

電子チケット(e-ticket)は印刷すべき?

すべきです。

予約後に連絡先に送られた電子チケットは、それを印刷するだけでそれがチケットになります。つまり乗車時に改札であらたにチケットに変えてもらう必要はありません。

ぼくがうけとったチケットは以下のような見た目だったのですが、これを印刷して駅に持って行ったら、このチケットだけで乗車ができました。

電子チケットに対応していないチケットの場合は、駅についたら改札口か自動チェックインブースにて乗車券と交換してもらう必要があります。乗車するときには、これらの乗車券とパスポートの確認があります。

キャンセル・旅程変更は?

出発日から3日以上前であれば、$20をRussian Railway.comに払えばキャンセルできるようです。また旅程の変更も同様で、いずれにせよRussianTrain.comに連絡をすればいいということです。

キャンセルは以下から。

旅程変更は以下から連絡できます。

実際に試してみて

ロシア国鉄のホームページと比べて、圧倒的にわかりやすかったです。。ロシア国鉄のページから予約もしてみたのですが、RussianTrain.com では一切混乱することなく手続きを進めることができました。

英語の表記も、ページの案内も、情報の透明度も高いといえるでしょう。

RussianTrain.comで予約した方がお得か?

ではロシア国鉄とRussianTrain.comのサイトを比較した場合にどちらの方が安く済むでしょうか?以前、実際に予約したロシア国鉄の乗車価格と、今回のチケットの価格を比較すると以下のようになります。

*2017-06-12のレートで円換算しました

うーん全然違いますねー。もちろん旅行シーズンが同じではないので、一概に比較はできませんが、RussianTrain.comだと一等席だと20万円近くします。ロシア国鉄で直接予約した場合と10万円も異なります。しかし、最安の3等席の場合は1万円しか違いがありません。二等席の場合は、4万円近く異なります。

しかし、ロシア国鉄のサイトから予約を試みるとわかりますが、圧倒的なサイトの使いやすさなどを考えるとRussianTrain.comで予約しても全然いいかなとも思います。電子チケットに関して説明や、予約変更の情報も、ロシア国鉄のサイトからはアクセスできなかったので安心感が全然違います。電子チケットは、乗車するまで本当にこのチケットのまま搭乗していいか不安でしたし。

そういう意味では、もし三等席に乗るのであれば一万円払ってでもRussianTrain.comから予約をしてもいいでしょう。二等席と一等席はあまりに値段が異なるので、多少の不安と面倒くささを受け入れて、ロシア国鉄から予約しますね。金銭的な余裕があれば、どちらにせよRussianTrain.comからの予約でいいかと思います。

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