クラウドソーシングのおかげで様々な業務が、柔軟に外注できるようになりました。
日本では、ランサーズやクラウドワークスが最も有名で、利用者数がこれまでになく増加しているようです。Web制作、ソフトウェア開発、ライティング、データ入力、会計や法務に翻訳まで何でも、これらのプラットフォームに外注が可能です。英語のインタビューの文字起こしや記事作成などにも使えます。
参考記事
その中で、今日紹介したいのは海外のクラウドソーシングサービス、「freelancer」です。まだまだ日本では知られていないだけに、注目しがいがあります。
クラウドソーシングサービス「freelancer」とは?
freelancerはオーストラリアが本拠地のクラウドソージングサービスです。現在の登録者数は200万人超で、秒単位で世界各国のユーザーが集まっています。
基本的には外注したい仕事に、世界中のフリーランスが入札するという形です。国内のクラウドソージングと違い、リアルタイムで全世界から即何人もの応募者が募ってきます。2009年の設立ということで、企業としては若いのですが、ベスト雇用賞も受賞しているなど信頼と安全性のあるクラウドソージングサービスです。
ちなみに公式アプリもあるので興味がある方は先にアプリだけでもダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
それではfreelancerの使い方と知っておきたい基本情報、そして仕事の発注方法を紹介します。
使い方:言語を変更
freelancerのページを開くと以下のようなトップ画面になります。
しかしこれでは分かりにくいので、始めに言語変更をしたいと思います。
まずこのトップ画面の下にいきます。
すると下記のような画面になるので赤枠の部分「ENGLISH」をクリック。
次に移動すると別の窓枠が出るのでASIA PACIFICを選択します。
そうするとアジアの言語がずらっと並んでいるので、「JAPAN」を選んでください。
これで日本語に対応します。
freelancerで仕事を外注する方法
ここからが本題です。
まずプロジェクトを作るにはアカウントが必要になります。
一番最初の画面に戻ったら、下記の画像の矢印どちらかを選んでください(どっちでも同じページに辿り着くはずです。)
そうすると次の場面でアカウント登録画面に飛びます。FacebookのIDを持っている方は「Facebookで登録」をクリックしそのまま指示に従ってください。
それ以外の方はメールアドレスからFreelancerのIDを作ります。
採用ボタンを押しても、プロジェクト投稿を押しても同じ画面になります。
完了したら次のように、プロジェクト作成画面に移ります。
発注したい仕事の種類や詳細を書き込みましょう。
時給制か固定制の他、オプションを選択することも可能です。
これらの情報を全て埋めたら、下部にスクロールして「プロジェクトを今すぐ投稿」というリンクボタンを見つけてください。
これで発注完了です。
freelancerの特徴
日本にも多くのクラウドソーシングサイトがありますが、とくにfreelancerを利用する上での利点をまとめたいと思います。
1 . 世界中のフリーランサーからの入札の速さ
200万人超という圧倒的な登録者数で、世界各国のフリーランサーと契約を結べます。
世界規模ということと登録者の数から、プロジェクト(案件)を発注するとすぐに入札が始まり、気づくと応募者が殺到しているなんていうこともあります。平均1時間後には作業を始めることが可能となるので、とにかく短時間で仕事をしてくれる人を探したい方にはおすすめです。又、手数料は3%からという驚きの安さです。
2. 海外のクライアントが多い
海外、特にインドネシアやインドなどアジア諸国からの入札がここ近年は多いようです。
900以上の地域からユーザーが登録しているので、基本的に英語でやり取りするのが前提ですが、普段海外のクライアントと仕事をしている人には、無理なくやり取りは出来ると思います。日本国内では単価に下限がある場合でも、海外のクライアントなら、低コストに抑えることも可能です。
3. プロジェクトが管理しやすい
「マイプロジェクト」というページでは、は自分が募集したプロジェクトやコンペ、過去の実績などが見られます。入札受付中のプロジェクトや進行中の仕事などがカテゴライズされているので、プロジェクトを多く抱えている方には非常に分かりやすいページと言えるでしょう。
プロジェクトの投稿は、上記画面にある「新規プロジェクトの作成部分」から可能です。
まとめ
日本ではまだ認知度が少ない海外のクラウドソージングですが、発注者、受注者共に手数料が低く、更に世界規模でユーザーを抱えているので、日本のクラウドソージングよりもコストを抑え、効率的に利用できそうです。
特に、海外に進出を検討している製品、アプリのローカライズ、単純に英文校正、翻訳、通訳、英語記事の作成など、日本人のクラウドワーカーにはできない仕事をやってもらうには、freelancerを利用するといいでしょう。
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