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海外留学生・移住者がブログをはじめるべき理由8つ

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ヨーロッパに4年半近く住んでこれまでずっとブログを書いてきました。毎日でもなく、テーマもバラバラですが、それでもずっと続けてきました。そんな中で感じたブログやっててよかった理由を綴ります。

※こちらの記事はライフハッカー〔日本版〕にも掲載いただきました。

海外移住者・留学生がブログをすべき理由8つ

学びになる

ぼくがはじめてスウェーデンに来た時は、この要素が大きかったです。スウェーデンの若者政策やユースワークを学ぶために留学を決めたので、留学初期は自分の学びの「学びのアウトプットの場」としてブログを活用しました。日本語でまとめることになったのでもちろん時間はかかりますが、その分、深く落とし込めるようになりました。日本語で落とし込めるようになると、英語で自分の言葉でわかりやすく説明できるようになります。(ぼくはそれを「理解すること」だと思っています。)

結果、ブログで大学のフィールドワークで以下の記事をまとめましたが、大学の卒論はほぼこちらの記事で書いたことをベースにしたので2週間くらいで書けてしまいました。評価も「優」でした。

若者が主導で余暇活動施設(ユースセンター)をつくる方法。スウェーデンの事例
「大事なのは、問題をとりあげて予算内で何を買い何をするかを決めるのは運営委員会であり、センターに来ている若者がやりたいことから始めること。」

成績アップにもつながるのでいですよ、海外ブログは!

いつでもどこでも開けるノートになる

1に関連してますが、これほんと!

結構、真面目な記事を書いて引用元を書いてリンクを貼っておくと、その記事をたどるだけで引用元にたどり着けるようになります。これが意味するのは、世界中のどこにいてもネットと端末さえあればどこからでもアクセスできるようになるのです。

ぼくも大事な主張の数字をよくど忘れするので、そのときは過去記事を検索します。そしてもしその場で開けなかったら、のちのちリンクを送ればいいだけです。

決してなくすことのない、世界中の人と共有できるノートがまさにブログですね!

知り合いが増える

これ本当です。ぼくは友達作りは苦手じゃないのでとくに困りませんが、海外ブログを書くと、

・ブログを読んでスウェーデン訪問時に会うことになった人

・ブログの発信とSNSでのコメントから、SNS上で絡むようになった人

・ブログから直接メッセージをもらって、連絡を取り合うようになった人

などできます。中には、顔もわからず直接会ったことがなくてもメッセージをやり取りするだけの人もいます。

ベルリン在住のゲンキさんなど、ベルリンつながりのブロガーというだけでこうやってつながれました。

そして知り合いが増えると、こちらが困ったときにお願いをしたり相談に乗ってもらうことができるようになります。そうやって21世紀型の社会関係資本(ピエール・ブルデュー)の恩恵を受けることができます。 知り合いを増やすのは何も、友人の紹介だけではない時代ですよ!

誰かの役に立てる

役に立っているかはわかりませんが、勝手にそう信じ込んで発信し続けると良いことがあります。 ぼくも少しですが「助かりました!」「参考になりました」とコメントをいただくことが増えてきました。

うれしいですねー!

海外留学や海外での仕事についての記事も書いていたので、これもうれしかったです。

高知の移住ブロガーの巨匠にも寄稿記事シェしてもらったときは「やった!」ってなりましたね。

他にも個別でメッセージにて多くの相談をいただいています。ぼくは単に飛び抜けた能力もない凡人ですが、海外ブログを書いているとこのように誰かのお役に立てます。つまり、どんな平凡な人でも、留学や海外移住、海外で就職することを発信していくだけで、誰かの役に立てるということです。

そしてブログで発信し続けていると、役に立てている自分に喜びを感じられます。

文章が上手くなる

よく「そんなTatsumaruさんみたいに文才がないからブログなんて書けない」という人がいますが、そんな人に読んでいただきたいのがぼくのTumblr時代の昔の記事。

https://tppay.tumblr.com/post/15854655625

逆に文才あるかもですねw こんな感じで、読み手を全く意識せずにダラダラ書いていたのでした。

今でも文章力があるとは思っていませんが、いろんなブログを読んでいくうちに読みやすさを意識するようになり、文章も簡潔にまとめられるようになりました。もちろんタイピングも早くなりますよ!

海外ブロガーは英語やら、現地語を普段使ってしまうので、日本語力がガクッと落ちます。現地の日本語を話せる友人がいれば話したり、ネットで日本語の記事を読んだりすることはありますが、まあ「書く」ことなんてライター業やってる人以外はいないはず。

我らの母国語、日本語を忘れないためにも海外ブログ、やりましょうよ!

仕事ができる・みつかる

そうなんです、ブログ記事書くだけで最近は稼げる人もいるんですよ。ぼくも副収入程度ですが毎月一定の収入を得ています。

またブログを持っていると、それがそのまま「履歴書」になります。もちろんブログのリンクを送るだけでいいわけではありませんが、自己紹介時に参考記事としてブログ記事のリンクを貼れば、話は早いです。

また、ブログの連絡フォームを通じて仕事の依頼をもらえることもあります。ここでは公開できませんが、ぼくも某有名記事媒体から執筆の依頼を直接受けたことが何度もあります。

ぼく以外にももちろんスウェーデンに住んでいる日本人はいっぱいいますが、それでもこのようにしお仕事をもらったのは、単に「Google検索の結果でぼくのブログが出てきた」からです。つまるところ、どんなに長く住んでいて現地のことをよく知っていても、発見されないと意味がないのです。

さらにビッグニュースでこの度、単著を出すことになりました。またタイトルは公表できませんが、このブログでも発信しているスウェーデンの若者に関する書籍です。これもブログ記事をある編集者の方に読んでいただいたことがきっかけでした。

海外ブログで発信して、「発見」してもらってお仕事をいただきましょう!

以下の記事では、海外在住の日本人ができる仕事をまとめましたので、ご参考ください!

海外在住の日本人ができる仕事はこんなにある!自分だけの「ナリワイ」をつくりましょうよ。
今回は、日本人が海外にいながらにしてできる「ナリワイ(生業)」にはどんなものがあるのか、そして実際に「ナリワイ」にするためのサービスをまとめてみました。何も現地就職やバイトだけが食い扶持に繋がるわけではないことがよくわかります。

有名人にもあえる

これまで会った(触れた?)有名人といえば、ストックホルムのファレル・ウィリアムスのコンサートで最前席で彼の「手首を握った」くらい、有名人に関心がない自分です。

ぼくのiPhoneで撮った生ファレルです!近すぎた!

ぼくのiPhoneで撮った生ファレルです!近すぎた!

が、ひょんなことからこんな有名人に会えることになりました。ぼくの大好きなメディア、ライフハッカー〔日本版〕の編集長であり、ライフハックで文化人な文筆家である米田智彦さんがスウェーデンにいらしたときに、お会いすることあができました。たまたまぼくがライフハッカーに記事を寄稿させて欲しいと連絡をとったら、米田編集長がちょうどストックホルムに行くことになっていたので、それで案内させていただくことになったのでした。

米田さんの代表的な本

そして、ついでにぼくが働いているスウェーデンのIT会社の取材もしていただくことになり、以下の記事が完成したのでした。

そして今では、ライフハッカーにぼくも記事を寄稿させれていただけることになったのでした。

http://www.lifehacker.jp/2016/03/160305university_europe_tuition.html両角 達平さんによるヨーロッパの大学の学費レポート。驚くほど公立は安い!日本もこうすべき。

Tomohiko Yonedaさんの投稿 2016年3月5日

もし海外ブログを書いていなかったら、見ず知らずのぼくに有名人が会ってくれることもなかったでしょう。

自信がもてる

自信なんてありませんでした。周りからはあるようにみえていたかもしれませんが、それは敵を寄せ付けないために犬が吠えているような浅はかな自信だったように思います。記事を書いていて最初は、文章が下手くそじゃないかどうか心配していました。自信がなかったからです。

記事の論理展開が正しいか心配していました。自信がなかったからです。

事実確認ができているかどうか心配していました。自信がなかったからです。

BLOGOSに寄稿して炎上しないか心配していました。自信がなかったからです。

画像をアップロードして訴えられないか心配していました。自信がなかったからです。

ですが、長く続けて寄稿を続けて、自分の記事をできるだけ多くの人に「さらしまくる」うちにどうやら自分がやっていることは間違っていないのだいうことが、着実に実感として湧いてくることに気づきました。PV数、いいね数、ツイート数、Feedly の購読者数もそれを後押ししてくれましたが、SNSやバイラルメディア上でのコメント、他のブロガーさんによる本ブログの紹介などが中でもとびきり後押しとなり、励みとなりました。そしてそれが少しづつ自信となっていったように思います。

そうです、ブログをやると確かな自信がつきます!

そういうわけでやりましょうよ、海外ブログ。気づいたときにはもう日本に帰ってきてしまっているはずで、帰国したときに書いておけばよかったと後悔しないようにしましょうよ。

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