ヨーロッパ在住4年以上が経ちましたが、その間お世話になったウェブサービス・アプリをまとめました。前回は語学系でまとめましたが今回は、旅行や生活で利用したものです。
ほとんどが今でも利用してます。
海外旅行・旅先で役に立つアプリ
UBER
UBER(ウーバー)は個人配車サービスで、アプリ一つで配車・支払いがサクッとできてしまいます。タクシーとは異なり、UBERに登録しているドライバーの車ですがそのアプリの高機能ぶりから、安心感・快適さが断然違います。ぼくも、スウェーデン、リトアニアで使いましが素晴らしかったです。詳しくは以下の記事にまとめました。
以下のURLから登録すると、今なら初回の乗車が100 sek (約1500円)割引になりますので、これを機にぜひご登録あれ。
アプリを持っている方は、プロモーションコード「jjd39w2mue」を入力ください。
参考記事

Airbnb
カウチサーフィングの有料版みたいなサービスで、いま注目の民泊サービスです。
シンプルにいうと旅先の現地の家に民泊できるサービスです。
通常の部屋、アパート、のみならず木の上のツリーハウスや、キャンピングカー、ボート、そして、なんとお城すらも選択肢として泊まることができてしまいます。実際にぼくはスウェーデンで、小さめですが貴族の城に泊まることができました。
参考記事

もちろん普通のホテルと同じようにお金を払います。ゆえに基本的には無料であるカウチサーフィンとは違って、安全度が確実に違います。
実際にスウェーデンに訪ねにきてくれた世界一周してた友達も利用してました。曰く、
・ホテルよりも断然安いし、
・場合によっては一軒家を借りれたりするので快適さも圧倒的で
・何より現地の暮らしぶりに触れられます。(何せ現地の人のうちに住むわけですから。)
ただ、自分でメッセージを家主に直接送ったりしないといけないので、旅人向けですね。使い方はこちらの記事を参考にするといいです。
以下の僕から紹介したリンクから登録すると、今なら旅行クーポンがもらえるので、ぜひ登録してみてください。
スカイスキャナー
航空券の予約は、じゃらん、スカイチケット、楽天トラベルとか本当にいろいろありますが、結局いつもスカイスキャナーに落ち着きます。なぜってその使いやすさ。これ、すごいのは各種大手の航空会社のチケットを比較してくれるだけじゃなく、1カ月、1年単位で最もチケットが安くなる行き先でも検索できるんです。例えば、時期とタイミングによりますが、ストックホルムからポーランドまで往復約1000円というチケットも以前みかけましたし、バルセロナ行きも往復約7000円で購入できました。
参考記事

日本の他の航空券サイトと違って、灯油サーチャージ代含まれる前の値段で表示されることはないので安心です。日本ではまだ路線数が少ないですが、今後アジアで路線拡大も期待できますのでチェックしておきたいところです。
このようにスカイスキャナーで時期を定めず、最安の北欧行きチケットを探すと、往復6万円代でみつかります。
しかし、エアチャイナやアエロフロートは、時間もかかりますし機内も長旅には、正直快適とは言い難いです。財布に余裕があるのなら早めにFinnair(ヘルシンキ経由)のチケットを取っておくのが北欧行きは最高の選択でしょう。クオリティが段違いです。(毎年2月〜3月くらいの時期に開催されるキャンペーンではフィンエアーでも往復6万円くらいで買えるときもありますよ!)
Hotels Combined
Airbnbもいいですが、ビジネスマンには「現地の体験」などあまりいらないので、普通にホテルを利用するのがいいでしょう。すでにメンバーならHotelsClubやBooking.comからいつも通りの予約でもいいのですが、なんとこれらの大手のホテル予約サイトを横断検索できるサイトがあります。それがHotelsCombined (ホテルズコンバインド)です。
スカイスキャナーのホテル版ですね。
ホテルズコンバインドは上記の 2つのホテルサイトのみならず、Expediaやagodaといったホテル予約サイトも含めた検索結果を表示してくれます。パートナーサイトは約1000。しかもヤマダ電機みたいに「最低価格保証」もしています。
「当社サイトでの販売料金より安い料金を他サイトでみつけられた場合は、当社まで連絡」すると、差額もらえるみたいです。これはまじもんですごいですね。
使い方は以下の記事でまとめたので、ぜひ保存しておきましょう。
参考記事

トリップアドバイザー
旅行先で、現地の情報収集するときってネット使いますよね。カフェとかファストフード店に入って無事Wifiが使えればまあいいんですが、そう簡単にはいかないこと多いと思います。(というかWifiのあるカフェにたどり着けるかが不安。)旅先のグルメや宿泊先、観光地、アトラクションなどあらゆる旅情報のユーザー情報を紹介しているTrip Advisorは利用している人も多いと思いますが、そのオフラインでも使える機能は意外と知られてないと思います。完全オフラインでトリップアドバイザーにアクセスできちゃうんです。
しかも、GPS機能でオフラインでも地図ガイドが機能しちゃうんです。つまるところネットに接続しなくても旅できちゃうんです。
目的地を選択してガイド機能を有効にすると、上の画像みたいに、目的地まであと何フィートで矢印の方角にありますよって表示してくれるんです。矢印の方向に歩いてけば本当に到着しちゃいます。これがネットなしでこれができるのは、すごすぎます。このオフライン版は主要都市ならだいたい利用できます。
海外クレジットカード・支出管理・海外保険
MoneyT Global
海外生活で悩ましいのがお金の送金です。とくに長い間住んでる場合にはです。日本のVisaのクレジットカード持ってれば、利用率の高い国ではだいたいVisaに対応してるので特に問題ないですが、そうじゃない場合は煩わしいもんです。(同じヨーロッパでもスウェーデンはクレカ率高いですが、ドイツはその半分くらいでした。)
僕も使ってるこの、JTBのMoneyT Globalでできるのは、
①VisaやPlusマークのある海外ATMで現地通貨が引出せる
②プリペイドカードとしての支払い
です。
僕は主に、①の目的で利用しています。例えば学生時代、日本の両親から仕送りを受け取るときに、このカードの口座に現金を振り込んでもらえば、海外の現地のATMで現地通貨ですぐに引き下ろせます。学生だとクレジットカードの上限額などがあって、あるときクレジットカードから現地で現金を引き下ろそうとしたら限度額に達しててカードが拒否られることがあると思いますが、その恐怖が激減します。
さらに、メールの通知も頼もしいです。口座に振り込みがあったときやATMから現金を引き下ろしたときには、いつもかかさず速攻で残高とともにメール通知が来るのです。以前、Citii Bankでキャッシング専用に口座を作ってたのですが、それと比べると、利用可能率、安心度ともにMoneyT Globalの勝ちです。(Citi Bankはスウェーデン、ドイツでも使えないこと多すぎました。)クレジットカード作る気ないけど、短期で海外旅行するって人にもぴったしかと思います。
また、プリペイドカードだけでOKならマネパカードもおすすめです。MasterCardと提携しているので、世界210以上の国と地域でショッピングも可能ですし、ATM与信審査がないので開設もすぐにできます。時間がない方はこちらもおすすめします。
続きはこちらの記事を参考にしてみてください。
参考記事

Zaim
お金管理系で、最もグローバル対応してるだろうアプリはこれ。日本にいるときは、支出管理をずっと使ってて安定してたんですが、ヨーロッパ来てからこれが使いづらくなってしょうがなかったんです。なぜかって当時外貨に対応してなかったので、いちいち日本円に換算して支出を入力してました。
Zaimが嬉しいのは、ユーロにもドルにもスウェーデンクローナにも対応してるところです。単純にそれだけの機能でZaimの勝ちです。円だけなら支出管理もシンプルで全然いいですよ。
AIUの海外留学保険
なにかといつもAIU(エーアイユー)を利用してました。学部時代に留学していたときは、現地の保険をゲットするまでAIUに入っていました。友人が盗難被害にあって財布、パスポート、パソコン全部取られたときも最終的には海外保険でカバーしてもらえていましたし。
出発直前でもウェブ上から直接申し込めますし、もちろん空港内でも申し込めます。
お急ぎの方はこちらから申し込みをどうぞ。
イベント探し・人と出会う系
Meetup
これはアプリ版だけじゃなくてWeb版からも利用できます。簡単にいうと、イベントSNSで、Facebookのイベント機能が赤の他人でもイベント検索から参加できるようになったバージョンです。ページをみると、今自分がいる街でMeet Up上で開催されてるイベント情報が見れます。語学をするカフェの集まりとか、スポーツや趣味やスタートアップとか、はたまた一緒にパブ行こうぜ的なものまでなんでもあります。僕もスウェーデン語の勉強するカフェとかベルリンではビーチバレーのイベントに参加したりしました。(今調べたら東京でもLanguage Exchangeのミートアップありました)
新しい何かを求めうずき始めたらとりあえずこれで。
健康管理・スポーツ
Sleep Cycle
もはや海外関係ないですが、長年使ってるのでオススメします。 ただの目覚まし時計じゃないんです。起きたい時間にアラームをセットしておくと、セットした時間から30分前までの間で睡眠が浅くなったタイミングで目覚ましをかけてくれるのです。スマフォでどうやってそんなこと可能にしてるのかと気になったら、この記事とかいい感じでまとめています。夏は太陽がほぼ沈まず、冬はずっと真っ暗なスウェーデンでは睡眠サイクルが狂いやすいんです。朝8時におきても真っ暗なので太陽光を浴びて目を覚ます、とかできないんです。なので普通に重宝しています。有料ですが気持ちいい起床は間違いないです。
Nike + Run Club
留学してからランニングすることが習慣になりました。今でもずっと続けているのですが、ぼくはランニングを最低でも週に2回はしています。その際に、スマートフォンでこの「Nike + Run Club」を使うと走行したルート、距離、スピードがすべて記録することができます。ランニング中には、1キロごとに速度を音声で報告するように設定することも可能です。ランニングルートを思い出すことができますし、これまで走った距離の統計がみれるのはモチベーションアップにもつながります。
海外での職探し・転職
クラウドソーシング系のサービス
別記事「日本人がヨーロッパで留学中にインターンシップ・仕事を見つける方法」でも紹介しましたが、海外在住者で何かしらの収入を得たい人は、クラウドソーシングに登録しておいて損はないと思います。有名どころでは、ランサーズやクラウドワークスです。
とくに翻訳や通訳の仕事も案件が多いです。試しに、「翻訳」で仕事を探してみると、
結構いろいろ出てきました。
ベトナム語、ドイツ語、コラムからカタログ翻訳レベルまでいろいろです。また、登録しておくと自分のあったスキル、経験、好みに合わせて仕事の依頼がたまに来たりします。
他にも、刊行済み書籍の出版翻訳や、説明書の翻訳、オペレーター通訳などもあります。言語も英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語 その他諸々、と幅広いです。
さらに翻訳だけでなく、単純なデータ入力や、バイラルメディア記事執筆などは経験スキルを問わない場合もありますので、気軽に始めることができます。他にも、デザイン、映像撮影、音楽、アプリ開発、ホムペ作成など、フリーランサー向けの仕事多しです。
収入口はなにも現地の仕事からしか得られないわけではなく、日本の仕事を海外ですることでも十分に可能な時代になってきました。海外ノマドワーカーなら登録しておいて損はありません。
その他の海外にいながら在宅ワークができるウェブサービスは以下の記事まとめましたので、興味がある方はどうぞ。
参考記事

海外で使えるガジェット・電子機器
SIMフリーのスマホ
半年前からSIMフリーのiPhone使い始めてたから、あの辛かった時期忘れてた。
海外移住で一番腹立ったのが、SoftBankで購入したiPhoneが現地で全く使えなかったこと。wifiがあればネットもできたしアプリも使えたのですが、そもそもの携帯電話の基本的な機能、「電話」ができなかったんです。それはSIMカードがソフトバンクによりロックされていたために、たとえSIMカードを引き抜いて現地の携帯会社のSIMカード入れても機能しないんです。(脱獄も試みましたがダメでした)なので現地ではただの「分厚いiPodタッチ」と化していました・・・。仕方なくNOKIAでしのいでましたが、半年前になんと同僚がSIMフリーのiPhone使わなくなったからあげるよっていってくれたんです。それからはもうドイツにいようがスウェーデンにいようがどこでも3G経由でTwitterできて電話もできるようになったのでした。こんな時代に海外でもスマフォ使えなくなるのは辛すぎるって人は、ぜひ買い換えるときはSIMフリーにするのをお忘れなく。
ちなみにぼくは以下のSIMカードが二枚入るスマホをおすすめしています。
参考記事

SIMフリースマホを買うのに抵抗がある人や、1週間以内の旅行やビジネス出張の人は、海外で使える Wifiルーターをレンタルするのが手取り早いでしょう。おすすめは、Global Wifi、ユーロデータです。
英語力アップ
リアル英会話
こちらの記事でも勧めていますが、英会話系アプリでこれがもっとも包括的でかつ使いやすいです。短いフレーズの音声で聞くことも可能ですし、ゲーム形式でスペリングチェックすることも可能です。僕は暇があるときは、リアル英会話を垂れ流しにして通勤途中に聞いたりしています。
たまに、「こういうときなんていうんだっけ!?」っていうときありますよね。慣用句とか言い回しとか、思い出せない時もサクッとチェックできます。このあたり、普通の辞書アプリじゃ対応していない場合が多いんです。スラングから言い回し、Proverbまで幅広くカバーしているので本気でオススメできます!iPhoneでしか使えないのが本当に惜しいです。
Kindle Paperwhite
最後にデバイスの紹介です。留学直前に購入したのですが、大正解でした。
まず留学中、日本語書籍の購入が難しくなること、大量の文章を読むことになるであろうという理由に付け加えて、iPadだとおそらくアプリで遊ぶだろうと思ったのでアプリ機能がないKindle Paperwhiteをあえて選びました。結果、PDFで入手した課題文献は全てこれひとつでどこでも読めますし、重い文献を持ち運ぶ必要がないので持病のヘルニアにも優しく、快適極まりません。何よりも海外にいながら進撃の巨人が読めちゃうのが神。これから漫画ライフも退屈しません。
英語文献も気軽にダウンロードでき、かつ内臓のポップアップの辞書機能が鬼便利で英語学習にも最適です。あとPaperwhiteはあえてカラーの眩しいスクリーンを使ってないので目にも優しいので就寝前でも読みやすいのが個人的に押しポイントです。
参考記事

また、学生なら当日・翌日お届けが配送料無料で使い放題で本が +10%ポイント還元されるAmazon Studentに入っておくと、一時帰国したときなどに必要な本を買いたいときに便利です。
Evernote
あらゆる記録をひとつにまとめましょう。
Evernoteは、長らく使っていますがここまで洗練され使い勝手のいい記憶媒体アプリは他にありません。買い物リストから授業メモ、ふとしたブログの記事のアイディアまで何でもさっと立ち上げてEvernoteにメモることができます。何が素晴らしいって、このメモはスマホのアプリでも、MacでもPC上のアプリでもWebブラウザからでもどこからでもアクセスができて、記録した内容を即時に同期してくれるのです。
「あのメモどこだっけ?」がなくなります。
iPhoneだけを使っていた時は、iPhoneとMacのデフォルトの「メモ」アプリを使って、記録内容を同期していましたが、Androidに変えてからそれができなくなりました。Evernoteなら端末にもブラウザにも左右されることなく常にメモ帳にアクセスできるので本当に便利です。旅行、留学、ビジネス用途まですべてカバーできると自信を持っていえるでしょう。
他にも何かあったら随時追記していきますので、ときどきこの記事をチェックしてみてください。