消費社会からの脱却した幸せのまち「コラボランディア」の作り方

本・映画紹介

「幸せのマニフェスト」を著したバルトリーニ教授(イタリアの政治学者)の話をZoomで昨日、直接聴いたのだけど、大変良かったです。

バルトリーニ教授

氏の主張は極めてシンプルです。脱成長(人口・経済)フェーズに突入した社会は、消費社会から脱却し、人との関係性を育むことによる幸福度の向上を目指す社会へ向かうべしということ。そんなシンプルな主張をあらゆる量的なデータをかき集めて立証しています。

共同の国と私立都市のいく末

報告で比喩的に用いていたCollabolandia (コラボランディア:協同の国)とPrivatcity(プリバートシティ:私立都市、筆者訳)という架空の2つのコミュニティも興味深かったです。「協同の国」は、住民のソーシャルキャピタルを増やすことを目指し、街中から道路を減らし、歩行者天国の空間を増やし人々の余暇時間を増やしました。
すると30年後、住民同士の交流が活性化し、まち全体のソーシャルキャピタルが増大し人々へ幸福をもたらした。もう一方の「私立都市」は、私欲を肥やし他者と敵対し、競争をする社会です。車社会であり、通勤時間が長く、住民が交流するスペースもなくば、余暇の時間は少ない。人々は競争で負けないために働きすぎる。
結果、30年経っても「私立都市」の景色は変わらなかった、という話。氏はアメリカ、中国、インドがまさにこうなっていると警鐘を鳴らしていました。日本のことは楽観視してましたが、果たしてそうでしょうか。
日本は「私立都市」と化しているように映えているのは私だけでしょうか。
幸せのマニフェスト
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