ネイティブ英語よりも非ネイティブ英語が伝わる理由

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茂木健一郎さんのネイティブ英語にかんするコラムを読みました。

「非ネイティヴの英語>>>ネイティヴの英語」という逆転の価値観|茂木健一郎|note
 最近、いろいろな国、地域の方と会話するときに、どうしても英語を使う。  なにしろ世界には本来数千の言語があって、それをすべて知ることができないので、共通言語として英語を使う。  そんなときに感じるのは、母語が英語じゃない人が一生懸命に話す英語って、素敵だなということだ。  だって、そこには人生の元手がかか...

日本人はお互いの英語をネイティヴと比べて(自分たちがネイティヴでもないのに)少しのミスや訛りをとらえてバカにしたりする傾向がある。

 それもあって英語をしゃべることに消極的になっているとしたら、本当にもったいない。

 むしろ、「非ネイティヴの英語>>>ネイティヴの英語」という逆転の価値観を身に着けて、積極的にしゃべるようになれば、ずいぶんと風通しがよくなるし、日本も良い方向に変わっていくと思うのである。

これ本当にそうです。ネイティブ英語にあまりこだわる必要ありませんよ。

僕は英語圏に長期で住んだことはなく、スウェーデンの大学院で「英語」でプログラムを受けてきました。(スウェーデンにはスウェーデン語があるにもかかわらず。)ドイツで働いていたときは、ドイツ語ではなくドイツ英語、カナダ英語、イギリス英語、イタリア英語、オランダ英語に囲まれていました。スウェーデンのIT会社は、それ以上に多国籍でした。

ヨーロッパでは複数言語できることがあたりまえですが、そのような人にとって英語は表現の方法の1形態に過ぎないです。そういう感覚は英語圏以外に住んで、リンガフランカとしての英語を使う人ならわかるはずです。

非英語ネイティブ同士だと、わかりにくい英語の慣用表現もスラングも少ないからコミュニケーションエラーも少なくなります。伝わっていないことにもすぐに気がつけます。だから、結果としてより伝わるコミュニケーションとしての英語が得意になるのです。つまり、非英語ネイティブ国で英語デビューした人は、ネイティブ英語よりも「伝わる英語」が得意になれるということです。

非ネイティブの英語の先生のほうが英語を教えるのがうまいとよく言いますが、それも同じことです。

これが、非ネイティブ英語話者の特権です。このあたり、日本人で最初からネイティブ圏で英語デビューした人にはあまり想像できないかもしれません。だから茂木さんも、「非ネイティブ英語」と「ネイティブ英語」をわけていますが、そこにフランス語、ドイツ語、スペイン語など入ってくるのがヨーロッパかなと思います。

ちなみにぼくが聞きやすい英語は、シェフィールドの英語、BBC英語、米国英語、北欧英語、ドイツ英語、南欧英語です。フランス英語はまだちょっと苦手意識があります。ネイティブ含めてどれも結局、英語の「訛り」と思えばよいのではないでしょうか。

大事なのは中身で、それを理解しようとする姿勢です。いろんな英語に触れて、何を語るかを大事にしてください。

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