若者は「意識」が低いから投票しない?なぜ社会は変えられないと思う若者が多いのか

主権者教育

先日のある大学の講義でのこと。学生に最近の選挙で票を投じたかどうか、Polleverywhereというオンラインツールでその場で聞いてみたんですね。そしたら国政選挙の投票率とみごとに同じ傾向となりました。

投票した人にはどんな基準で投票したか聞いてみたら、このような反応がありました。

投票しなかった理由を聞いてみたところ、このような回答をいただきました。

2014年の子ども・若者白書(内閣府)の調査項目のひとつである、この質問もしてみました。

実際の調査結果を大きく上回る学生が「社会における問題に関与したい」と答えています。

その一方で「私の参加により、変えて欲しい社会現象が変えられるかもしれない」と答えた学生は半数を切りました。

この質問も内閣府の子ども・若者白書の調査項目のひとつです。いずれの質問も内閣府の調査結果の傾向と一致しています。若者は「意識が低い」から投票しないのではないかという仮説は、果たして正しいのでしょうか。意識啓発が果たして本当に投票率をあげるといえるのでしょうか。問うべきは変えられないと思わせる、社会の側の問題ではないでしょうか?

みなさんのご意見をお聞かせください。

日本の若者の多くの若者が社会は変えられないと感じているのは、なぜだと思いますか?

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