ネイティブ並みの英語の発音など気にしなくていい理由

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茂木健一郎さんのこちらの記事を読みました。

「非ネイティヴの英語>>>ネイティヴの英語」という逆転の価値観|茂木健一郎|note
 最近、いろいろな国、地域の方と会話するときに、どうしても英語を使う。  なにしろ世界には本来数千の言語があって、それをすべて知ることができないので、共通言語として英語を使う。  そんなときに感じるのは、母語が英語じゃない人が一生懸命に話す英語って、素敵だなということだ。  だって、そこには人生の元手がかか...

そんなときに感じるのは、母語が英語じゃない人が一生懸命に話す英語って、素敵だなということだ。だって、そこには人生の元手がかかっているというか、努力と汗の結晶があるからだ。一方、ネイティヴの人が話す英語はきれいで心地よいが、ネイティヴじゃない人が話す一生懸命の英語ほどの付加価値が感じられない。その人たちにとって、英語喋れるの当たり前だろう、という感じがどうしても生まれるからだ。| 「非ネイティヴの英語>>>ネイティヴの英語」という逆転の価値観

英語を母語としない人の話す英語である「非ネイティブが話す英語」の再評価をしているわけですが、これを読んで感じたことをまとめます。

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英語は言語の表現の方法の一形態に過ぎない

僕のような英語圏に長期で住んだことはなく、北欧の大学院で「英語」で修論を書いた人にとっては、英語は言語の表現の方法の一形態に過ぎないです。(スウェーデンはスウェーデン語がありますが、大学院では英語が「公用語」なのです。)そういう感覚は英語圏以外に住んで、「リンガ・フランカ」としての英語を使う人ならわかるはずです。

「非ネイティブ」同士だと、わかりにくい慣用表現もスラングも少ないから英語のコミュニケーションエラーも少なくなります。伝わっていないことにもすぐに気がつけるのです。だから、より伝わりやすい「コミュニケーションとしての英語」の方が得意になります。つまり、非ネイティブ国で英語デビューした人は、ネイティブのスラングとかわからなくても、「ネイティブ英語よりも国際的に伝わる英語」が得意になれのです。これが非ネイティブ英語の特権なのです。

このあたり、日本人で最初からネイティブ圏で英語デビューした人にはあまり想像できないかもしれないです。だから茂木さんも、「非ネイティブ英語」と「ネイティブ英語」とこの二つを区別しているわけですが、僕はどちらにも優劣などなく、同列ではないかなぁと思います。ちなみにぼくが聞きやすい英語は、シェフィールドの英語、BBC英語、米国英語、北欧英語、ドイツ英語、南欧英語です。(これまでかかわってきた人を反映しています)

ロシア英語、フランス英語はまだむずいです。ネイティブも含めてどれも結局、英語の「訛り」と思えばどれも同列です。

「ネイティブ英語」以外は雑音?

こういう意見があるのは、英語圏以外の英語話者の社会を知らないからではないかなと思います。英語を教える人こそ、ネイティブ英語の非ネイティブ圏や国際的な場における位置付づについて自覚的でないと、英語を教える目的を失ってしまうのではないでしょうか。

ネイティブ並みの英語の発音など気にしなくていい理由は、英語はコミュニケーションの手段としての一つの言語に過ぎないからです。

どう(how)話すよりも何を(what)、何の目的(why)で話すかが大事のように思います。それがあれば、発音などどうでも良いのです。

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