こんな時代にブロガーが有料メルマガをする理由

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私がまぐまぐ!の有料メルマガを始めることになった経緯

私はこれまでで5年に渡って、Tatsumaru Timesというブログで自身の専門であるスウェーデンの若者政策から、4年間住んでいたヨーロッパ(スウェーデン・ドイツ)での生活のことを発信してきた。他にも、北欧留学、海外で働くこと、フリーランスなど、私自身の経験で語れるネタを惜しみなく発信してきたこともあり、今ではブログだけでも食っていけるくらいになってきた。

しかし、そんな「ブロガー」な私がメルマガを始めることになったのは、こんな経緯がある...。

(以下の内容は、編集者さんから「リアルすぎてやばいのでサンプル号では載せないでくれと忠告をいただいた部分」である。よって記事の内容を外漏れすることは一切禁止とします。)

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10月の半ば、突然見慣れない宛名からメールが届いた。堀江さんという方だった。メールを開くと「まぐまぐ」というメールマガジンの編集者らしく、私に有料メルマガをやってみないかというオファーだった。株式会社まぐまぐの提供するメルマガ、私の世代は知っている人が多いかも知れない。ホリエモンや高城剛、最近ではサッカー選手の本田圭佑などが配信している業界最大級のメルマガプラットフォームだ。

しかし、LINE全盛期のこの時代にメルマガ?最近の中高生はインスタのチャット機能でメッセージを交わすこの時代に?しかも有料で?ましてや芸能人でも有名な経営者でもなく、ネームバリューもない私になぜこの堀江さんという方はオファーをしてくれたのだろうか?

そんな疑問を抱き、株式会社まぐまぐの入る五反田のオフィスを訪ねたのは、それから一ヶ月経った時だった。エレベーターでビル6階につくと、堀江さんがミーティングルームに迎え入れてくれた。ハイビスカスの花柄シャツで長髪と、丁寧なメールの印象から予想だにしなかった身なりに驚いた。とてもフランクで話しやすく、色々なことを教えてくれた。

私にオファーをくれたのは、まず堀江さん自身の関心として「今、ユーロが熱い!」ということだった。様々なメルマガをキュレーションし、自身も著名人の講演会に参加するなどしているも、どうもヨーロッパの情報はまだまだとれていないということだった。さらにメルマガ自体の「古い媒体(実際にはまだまだニーズが高いようだが)」というイメージを刷新し「若返り」を目論んでいるということだった。それでたまたまハフィントンポストに寄稿していた私の記事に目が止まり「ヨーロッパ通の若者」ということで、連絡をする運びになったということだ。

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なるほど、まだまだヨーロッパの事情は日本では私が思うほどに知られていないらしい。私はヨーロッパ在住の日本人ばかりフォローしているので、すっかりタイムラインが「ヨーロッパ尽くし」だった。なので、てっきり「ヨーロッパのことを発信している日本人は多い」と勝手に偏っていたのだろう。加えて私には、若者政策や教育などの核となる「専門性」があり、その上で自身のブログだけではなくハフィントンやBLOGOSなどにも寄稿していることがポイントだったらしい。質はともかく発信しまくってきたかいがあって良かった。

有料メルマガってそもそもどういうシステム?

まぐまぐには無料のメルマガと有料のメルマガの2種類がある。無料のメルマガは、登録すれば誰でも発行できるメールマガジン。有料のメルマガは、定額を支払うと定期的に配信されるメールマガジンを購読できるというものだ。メルマガの購読によって発生した売上のうち、50%が発行者、50%がまぐまぐの取り分となる。つまり月額500円の有料マガジンを発行したら、250円が発行社に、250円がまぐまぐに入るというわけだ。半分を取られる!と思うかも知れないが、その分のメリットがある。

まぐまぐは読者の登録状況の管理や、購読料の決済をなどをすべて代行してくれる。さらに発行者には、自社の「 まぐまぐニュース などのプラットフォームを通じて購読者を拡大することも可能だ。単著の印税率8~10%の時代においてはこの取り分は良心的だろう。またメルマガの著作権は発行者に帰属するので、コンテンツを後々まとめて出版という形も取れるということだ。

無料で読めるブログのデメリット

そもそもブログなどのようにコンテンツを無料で全公開することには実はリスクがある。例えばコンテンツを無料公開することのデメリットの1つがこれだ

「賛否を呼びそうなコンテンツを有料にすべきと思うのは、無料で集まる人間ほど文句を言うからだ。よく聞く話ですが、無料に群がる人間の質は低くて、ちゃんとお金を払ってくれる人はその逆なんです。わかりやすい話だと、「東京の河原沿いで無料バーベキューをする人たちはマナーが悪い。ゴミの捨て方がひどい」というものがあります。
出典: らふらく | 絶対に無料にしてはいけないコンテンツを東村アキコ漫画『ヒモザイル』から考えてみた

「人間の質が低い」という表現を除いては、確かに納得である。

実際に、私のブログも BLOGOSに記事が転載 されるが、政治的な内容ほど、意味不明な大量のコメントをもらう。(もちろん基本的には無視している)気にしない人ならいいのだが、繊細な人はコメントを真に受け止めて、落ち込んでしまったり記事執筆の意欲が削がれてしまうこともあるだろう。賛否両論あるテーマは特に「炎上リスク」が高まるが、しかし、実際にはネット炎上を書き込む人は、この程度だという調査も一時有名になった。

ネット炎上、書き込む人は少数 4万人調査で0.7%:朝日新聞デジタル

この「0.7%」の批判を気にして、書きたいことが書けなくなってしまっては本末転倒だ。有料にするとまず、この「0.7%の炎上貢献者」をフィルターアウトすることができ、質の高い読者が増えるということだ。

加えて、メルマの内容は、転載・漏洩を一切禁止しており読まれたくない人には読まれないようにすることもできるという点において、安心して執筆が可能だ。私もブログを書いて数年たつが、SEOなどを意識するとどうしても、「役に立つ健全な記事」に傾倒してしまう。それはつまり、「真面目な記事」しか書けなくなるということだ。また、賛否両論分かれるような記事はテーマ的にあまり書かないので、炎上リスクは低いが、やはり見えない読者を気にしすぎて、ブログの内容自体が常に誰かに「プレゼント」するものになっており、本来の「自分自身を表現する」という場としてブログの機能を潰していることにもなっている。例えば、mixiで日記を書いていたときは、身内にしかわからないようなことを、自由に書きたいように書いていた。友人しか見れないことがデフォルトだったからだ。

今は このブログ も、BLOGOSやSmart Newsのクローラーが記事を読みにきて、その内容がそれぞれのプラットフォームに「最適化」していたら、BLOGOSだったら全文転載、Smart Newsだったらリンクが貼られるようなっている。プラットフォームが私にとってのある意味で「編集長」みたいになっているわけだ。そしてそれが拡散すれば、炎上となる可能性もある。

有料メルマガのメリット:ウェブとリアルのギャップを解消

それともう1つの私の悩みを解消してくれる可能性を有料メルマガは持っている。

それは

「たっぺい(筆者)のウェブとリアルの印象違いすぎワロタ問題ww」

である。

私のブログで書いているテーマが社会的で、教育なども扱っておりさらにヨーロッパの大学院にもいっていたので、かなり「まじめ」な印象を持つ人が多いらしい。しかし、実際にはそのようなお堅い雰囲気ではないことは直接会ったことがある人なら直ぐに気づく。事実、先日あるブログのオフ会で会った人にも「こんな人だと思わなかったww」お褒めの言葉をいただいたほどだ。それは「見えない読者」を気にしてあげられなかった「ネタ」を、オフの場でお目にすることなったからであろう。そのくらいにネットとリアルの「ギャップ」は広がっていた。

まとめると、有料限定にすることで

・読者数の限定化

・読者の可視化、関係構築

・拡散のリスクの減少

を計ることが可能で、「表現者が本当の意味で自由になれる」ということだ。この方針のあるなしだけで、記事のアイディアのブレストがものすごくはかどる。ワクワクしてきた。個人情報もりもりの記事でも問題なしだ。

クローズドな、このメルマガで配信していくこと

そういう訳で、今後配信していくコンテンツを色々と考えてみた。

1. 【下書き保存記事】シリーズ

ふと思ったこと、読書の感想、ただの愚痴、アイディアのブレストなど、本ブログの公開記事としては未完成の下書き保存な投稿をシェアするシリーズ。公開するまでには至らないけども、まあクローズドだから公開してもいいかという記事をここでは披露。Twitterつぶやきやそのまとめ・解説などもここに含む。近況報告や旅記なども、ブログで公開する前に先行配信していく。

・日本のスタバが「図書館の学習室」な件
・Meet Upで知らない人との飲み会を開催して失敗した話
兼業農家の長男がスウェーデンの農業を目の当たりにし思ったこと
・アバター化する、日本人
・旅をする理由|この感性が磨かれるから
・飛行機を使わないでヨーロッパ縦断の旅はこうやってしました。
・アフリカの最南端|喜望峰へいく方法
・ユーラシア横断の旅で欠かせなかったアプリ
クラブ慣れしていない日本人に伝授したい欧米のクラブでの立ち振舞い方
・これまでの自分の英語力がどう伸びてきたか振り返る。
・シベリア鉄道の旅の必需品とあったらよかったものまとめ
・ミュージシャンと旅がおもしろくならざるを得ない理由
・海外ブログが「出羽の守」にならない方法
・やりたいことをやりましょう!という人が見逃していること
大学で学びたいことがわからない高校生は国際関係学部とかいいと思う理由をいくつか
・海外移住の醍醐味:懐かしいと思える場所が増えるということ
・北欧生活3年を助けてくれた健康管理アプリを紹介するよ!
・海外在住日本人に対するよくある誤解を20ブレスとしてみた。
やりたいことがあるかどうか悩んだら垂れ流したい厳選TED動画
・二泊三日のバルト海クルーズを2000円で予約する方法

2. 【研究ノート】シリーズ

(今のところ)自称研究者を名乗っているだけに、もちろん日々読書したり若者支援やユースワーク、若者政策の研究をしているので、その研究メモなどをここでは配信。組織を訪問したときにとったメモや音声録、講演会で使ったスライドなどの資料があるのでそれらも公開。

例えば、こんな記事が思い浮かぶ。

・スウェーデンの若者は主体的?そもそも主体性とは何か
・社会学の歴史からみる若者参加の検討点
・ブロガーが思う学術論文を書く意義
・よくわからない..学会の意義..
・自民党が提言した若者政策推進基本法にさらに提言してみる
・カタカナの肩書きが社会をアップデートする
・スウェーデンはなぜネット投票に舵を切らないのか?
・若者支援の「劣化」とは何か?
・なぜスウェーデンの政治家は給料が安いのか
社会科学系の海外の大学院に進学する前に読んでおけばよかった和
・海外視察・調査時のアポとりのコツ
・トランプ大統領のスウェーデン批判と移民の暴動
・スウェーデン人が一度も足を踏み入れたことのない「No go zone」とは?
・密かに進めているプロジェクト民主主義・政治のコミュニケーションをアップデートするスウェーデン発のデジタル民主主義プラットフォーム「VoteIT」とは?
・スウェーデンの偽ニュース戦う方法
・スウェーデンの若者はどれだけ暇なのか?
・スウェーデンも昔はブラック企業社会だったのか?
・オープンデータで社会を変える方法 vol.2
・トランスペアレンシー・インターナショナルの「腐敗度指数」の評価の仕方
・日本の大学生は圧倒的に「若い」
・スウェーデンの学校で政治を教える方法|副教材を訳してみる

来年2018年は、スウェーデンは4年に1度の総選挙なので選挙関連の記事も上げていけたらと思う。(キャパオーバー間違いないので手伝ってくれる人を随時募集)

3. 【ブログでは書けない海外サバイバル、北欧・東京留学】シリーズ

その名の通り、ブログでは書けない記事を配信。筆者は、これまでスウェーデンとドイツに4年以上、仕事と留学で滞在し現在もヨーロッパと日本を行き来する生活をしているがその中で、ブログでは公開しにくいネタをいくつかピックアップする。海外サバイバル術、英語勉強方法、北欧留学、キャリア、デーティングなどなど…。

例えば、具体的にはこんな記事が思い浮かぶ。

・このタイミングでデンマークビザをとったけど意味なかった話
・東大に留学して思った東大の残念なところ
・海外の大学院に仕送りなしで通う方法
ポーランドでスロベニア人からもらった3000円のビットコインが今、こんだけ膨れ上がった…
・東大の教授が教えてくれた「お見合い」が実は結構いい理由
・日本男児がいけていない理由 by 北欧人がかなりへこんだよ!って話し
・私はこうして大手メディアに記事を寄稿させてもらった
・スウェーデン留学ができそうにない場合の、北欧留学のもう一つの選択肢
・人生初の単行本の原稿を書いてわかったこと
・スウェーデンの留学ビザを移民局に拒否られたときの、不服申し立てのメール全容
オンラインデート先進国スウェーデンで会える出会い系アプリはこれだ
・「ヤバい経済学」が教えるオンラインデートの作法がおもしろすぎた
・海外大学院卒業してLinkedin 経由できた仕事のオファー
ポーランドでビザチェックにひっかかって強制送還されそうになった件
・私のスウェーデンで働いたIT企業が買収されてもうたらしい...
・留学中にブログで小遣い稼ぎはじめたらこんだけ儲かったよ!
・絶対に教えたくない海外のアフィリエイトサービス(ASP)を教えます。
・奨学金をもらえなくても現地で仕事をして海外留学は可能か?→可能です
・ブログで仕事を募集しないで仕事を得る方法
・通訳の相場はどう決めるか?
・読まれるブログになるにはこのブログだけフォローしておこう
・海外留学帰国組が年収診断した結果
・知らないと損するスウェーデンのナイトライフのルール
・もしもスウェーデンで椎間板ヘルニアが再発したら
・もしもドイツで椎間板ヘルニアが再発したら
長く住むならなんだかんだベルリンよりもストックホルムがいい理
ヨーロッパに最安で一年間なんとかして滞在する方法をめっちゃ考えてみた

どれもブログ上では公開できないような記事ではある。

これまでnoteやTatsumaru Times [全部出し] で限定的に公開していた有料記事なども、メルマガで公開していこうと思う。逆も然りで、Tatsumaru Times[全部出し]の有料会員には、有料メルマガの内容を読めるようにしていく。

ブログは「私から公」、メルマガは「私から私」

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これまで有料メルマガというのを購読したことがなかったので、いくつかサンプルを堀江さんに送っていただいた。通読して堀江さんが「メルマガにはラジオっぽさがある」と言っていた意味がわかった。「ラジオパーソナリティとリスナー」のような距離感で書かれているものだ。他にもQ&Aコーナーがあったりといった具合だ。

ただ自分はそのテイストで書くことはおそらくないと思う。なんかダサいというか毛嫌いすらしてしまった。そしてダラダラ長くて、記号を使った装飾もまたダサさに拍車をかけていた。語りかけたり、リクエストを聞いたりとか、一種の気持ち悪さを覚えてしまった。

そもそもブログでもメルマガも基本的にはどちらも、スマホやパソコンの画面を通して読みものである。ブログを読むように、ブラウザを立ち上げて読むものだから読者からすると、どちらも似たようなフォーマットで、シームレスに読めるものだ。だから私自身、メールで読むこととブラウザで読むことを差別化するポイントが正直よくわからなかった。有料化ならnoteやスタンドアローンのWordPressのプラグインでできるし、事実Tatsumaru Timesもそうしている。

この点、堀江さんも「そうなんですけどね~」と断った上で、「ブログを読みに『ページにいく』というワンアクションとメールが『手元に届いてそのまま読める』は違うらしいんですよね」とふわっとした回答をいただいた。

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…正直、納得はいっていない。単にフォーマットが違うだけだし、メールアプリがブラウザかの違いではないか…。

しかし、「ブログを書く」と「メールを書く」では明らかに書くときのモードは違うなという気はする。記事が、オープンかクローズドかという違いもあるが、それ以上にメールを書くときというのは「私空間」から「私空間」へという意味合いが大きい(会社のメールで購読しない限り)。

ブログが「私→公」であるのに対して、メルマガは「私→私」という境界の乗り越え方をするのではないか。おそらく、メルマガにはそういう空間がモードとして規定されている。

だから「ラジオ」っぽくなるのではないか。

そういう「魔力」が書く側にかかるのではないか。

そんな言い訳っぽい期待に身を任せ、とりあえず毎週1度「配信」してみることとする。

 

2018年1月31日 都内より

たっぺい

 


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まぐまぐ reader_yuryo@mag2.com

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