シベリア鉄道の記事まとめ

2017年5月、三十路に差し掛かる男2人(モロズミ、ヤマシタ)で「シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅」に出ました。その時の記事をまとめます。
この日の旅程
5月22日、この日は約980kmを移動。停車した駅は、キーロフ、ヴェトルジュスキ、ニージニノヴゴロド・モスコスフスキー、ウラジミール、そしてモスクワ(ヤロスバヴリ)駅。ついにシベリア鉄道の終着駅に到着したのです。
ワクワクが止まらない
おはようシベリア鉄道最終日!
今ここなう!本日モスクワ着きます! pic.twitter.com/fJoAmz5PrR— Tatsumaru@ストックホルム (@tppay) 2017年5月22日
シベリア鉄道、7日間のクライマックスのこの日は特にこれといったことをすることもなく、いつものように朝食をいただき、出発の準備をする。
ニジーノブゴロド、モスクワ駅到着
Moscow station
пл. Революции, 2, Nizhnij Novgorodhttps://t.co/sKNEh3OeOh pic.twitter.com/5pO56V3pNs— Tatsumaru@ストックホルム (@tppay) 2017年5月22日
久しぶりに移動しないベッドで眠れるからなのか、浮き足立つヤマシタ。この100万都市は1221年にウラジミール大公によって築かれたという。
Vladimir Railway Stationなう
モスクワまであと3時間とか、ちょっとボケッとしたら着いてしまう距離!https://t.co/q3KkwU6Gam pic.twitter.com/ZyDWF0v151— Tatsumaru@ストックホルム (@tppay) 2017年5月22日
ウラジミール駅ではфД型蒸気機関車が展示されている。
次第にユーラシアの大都市、モスクワに突入。
街並みを車窓から眺める。隣ではアレキサンドロ大佐が、すっかり素面で外の景色を眺めている。避け続けたかいがあってか旅の後半では強引に絡まれることはほとんどなかったことも、今では少し寂しく感じる。
モスクワの街並みをGoProで撮影してみた。
モスクワの無機質なビル群の様子が、昔住んでいた東ベルリンのフリードリヒスハインを思い起こさせる。ベルリンは今でも、東西分断の名残からかロシアに支配されていた東ベルリンは社会主義を彷彿させる無機質なビル群が立ち並ぶ。モスクワは、その東ベルリンの一帯が人口1500万人を超える大都市に拡大したバージョンのようなものだった。
初めて訪れるロシアの首都の景色に心が踊る。
モスクワに到着。
そしてついにシベリア鉄道の終点、ヤロスバヴリ駅に到着した。
この駅は、レニングラード駅とカザン駅、さらに地下鉄のコムソモーリスカヤ駅とが併設するが故に巨大な駅だ。
お世話になった車両とここで記念撮影。
モスクワの地下鉄のエスカレーターに乗ってみた
駅が3つも併設するので、多少混乱したが何とか地下鉄を発見。
モスクワの駅はどの駅では、空港のような持ち物検査のゲートが設置されており異様な雰囲気を醸し出す。これまであったロシア人も皆口を揃えて、地下鉄ではスリに気をつけるように忠告されていたので、気を張らざるを得なかった。
チケットを購入して改札を通ると、大きなホールへと通じる。
さらに抜けると、長いエスカレーターが。照明や内装がスウェーデンや他のヨーロッパとは大きく異なるデザインだった。
いつかNetflixでみた北朝鮮のプロパガンダのドキュメンタリーで撮影されていた、地下鉄とそっくりだ。ソ連式なのだろう。
プラットフォームに降り立ったが、地下鉄の乗り方がわからないので手当たり次第人に聞いて何とか乗車を成功させる。
滞在先のAirbnbへ移動
滞在先はAirbnbで予約したこちらの宿。トヴェルスコイ駅から徒歩10分の場所に位置する。

安宿ではないのは、久しぶりに動かないベッドで寝たかったからだ。宿の予約は、日本にいるときに済ませてあった。ホストのKarinaは、WhatsApp (Lineの欧米版)で丁寧に移動方法を教えてくれた。

ウラジオストクほど日本車は多くない
ここでもロシアのSIMカードが活躍。Google Mapが問題なく使えたので、滞りなく移動できた。

東ドイツに似ている
滞在先の部屋が入るビルに近づいて、Karinaからもらった番号に電話をすると中年のロシア人女性が出迎えてくれた。Karina自身は、現在は別の国にいるらしく母親がカギの受け渡しなどをしているらしい。
ひさしぶりの動かないベッドだ…
部屋はAirbnbの写真どおり綺麗だった。他の部屋にシモンというスイス人の男性、そして音学専攻の博士課程のアメリカ人女性が泊まっていた。
モスクワの繁華街へ
しばらく休んでから外出することに。
シモンはモスクワに詳しそうだったので、繁華街などを教えてもらった。また2人で行動するなら10枚くらいセットになっているチケットを買った方がいいと勧められたのでそのようにした。
トヴェルスコイ駅から南に2ついった駅で降車し、徒歩で繁華街に向かって歩き出した。
シモンが勧めてくれた繁華街はボリシャヤ・プロンナヤ通りを10分くらい歩いて交差しているマラヤ・ブロンナヤ通りだった。あたりを散策して腹をすかせたので、通り沿いにあったUilliam’sというレストランに入った。
欧米風のレストランで賑わっていた。ひさしぶりの「まっとう」な料理にひれ伏す。
隣に座っていた女性らに、ここのあたりでローカルな面白い人が集まるパブやバーはないか聞く。するとなぜか入場料5万円もするストリップバーとゲイバーを紹介される。
レストランを後にしてさらにマラヤ・ブロンナヤ通りを北に行くと大通りに出た。ボリシャヤ・サドヴァヤ通りだ。
ライトアップも規模も荘厳すぎた pic.twitter.com/cyoDFcWgdg
— Tatsumaru@ストックホルム (@tppay) 2017年5月23日
ベルリンのカールマルクス通りをさらに華やかにライトアップして、巨大化したバージョンであり、その荘厳さに驚いた。モスクワは飛んでもなく大きい。
電車以外の移動が多かったのでこのあたりにで帰路につくことに。
何にせよ最初の目的地であったモスクワに無事着いたのは喜ばしいことだ。ここにはもう1日滞在して、2日後の深夜の列車に乗る予定だ。
次の目的地は北欧。
ヘルシンキまで残り、1024km
記事まとめ

2017年5月、三十路に差し掛かる男2人(モロズミ、ヤマシタ)で「シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅」に出ました。その時の記事をまとめます。
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