返信先: 現代のスウェーデンにおける移民問題について

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#8708 返信

Yoshi

こんにちは。投稿者さんと同じくスウェーデン南部の都市に住んでいるものです。僕は今までストックホルム郊外、現在在住の都市も合わせて8年間、特にさまざまな文化的背景を持つ移民が少なくない地域に居住してきました。いわゆる移民第2世で、他の2世が多い居住地域で育った子供は(サッカー選手のズラタン・イブラヒモヴィッチの自伝にもありますが)、国籍はスウェーデン語、母国語もスウェーデン語でありながら一般スウェーデン社会から切り離された意識、環境の中に閉じ込められてしまうことも多いようで、とくに思春期など多感な時期には一般社会との摩擦も起こってしまうようです。国や自治体も、そういった地域の若者を取り込む活動をしているようですが、なかなかそれだけですべてを解決するのは難しいようです。僕も過去に、市のプロジェクトで移民2世も含むスウェーデン人の10代のグループに日本語を教えたり、移民1世、難民の子供、移民2世、スウェーデン、ノルウェーの10代がNGO主催での音楽やダンスを通してのインテグレーションを目指す合宿活動にも参加しましたが、ここ北欧で生まれ育っても周囲との違いを感じアイデンティティ形成に悩む若者も多いように感じました。それが危ない集団心理に発展してしまうパターンもあることも残念ですが。ただ前向きに考えれば、近所のジムで、ルーマニア系、中国系、北欧系の高校生が仲良くトレーニングしている姿を見たり、文化的背景に関係なくスケートをしている10代の若者を見たり、学校生活の中でさまざまな背景を持つ子供とうまくやっていく術を身につけた若者たちが多くなるにつれて、そういう摩擦も減っていくのではないかという希望も感じます。現在の情勢を見てもそう単純には行かないかもしれませんが、地元の学校や職場などのミクロなレベルでは文化的背景などの違いを受け入れ、共通の興味でつながっていくことで投稿者さんが経験されたような不快な経験が減っていけば一番ですね。

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