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#7325 返信

高田ゲンキ

こんにちは。ベルリンのイラストレーター、高田ゲンキです。ブログで詳しく書こうと思いましたが、しばらく忙しくて時間が取れなそうなので、とりいそぎこちらで。

前提として、僕が周囲の人から聞いた情報を経験則的にまとめただけなので、必ずしも実態に則していないかもしれません。その点をご了承ください。

「グラフィックデザイン」とひと言に言ってもいろいろですので、質問者のイリカさんがどのような類のデザインをされているのか不確かですが、内容からしてWebデザインやアプリなどのデザインではなく、印刷物を専門にされているように見受けられましたので、それを前提にお答えします。

印刷物(DTP)のデザインの場合はドイツ語が必要ですし、ドイツ語が堪能でも現地のデザイナーが優先されるので就職はかなり難しいと思います。その職種で移住を希望される場合は、まずは日本でフリーになって、リモートでも仕事を依頼してくれる日本のクライアントを確保した後にベルリン移住してフリーランスビザを取るのが良いと思います(というか、それしか手段は無いと思います)。そして、その後徐々に現地の仕事を獲得して行くのは可能かと思います(その際もドイツ語は必須ですが)。僕の場合は(イラストレーターとしてですが)このパターンに近いです。

この話に近い内容のマンガを最近描いたので、よろしければ読んでください。
http://lifehack.genki-wifi.net/004_emigrate

一方で、ベルリンで英語力だけで就職できるデザイナー職も限られたカテゴリならあります。それは「UI・UXデザイナー」です。この職種だけはスタートアップ業界ではかなりの数の求人があると思いますので、「英語力」と「UI・UXデザインの専門知識+実務経験」があれば、かなりの確率で就職できると思います。当然この場合はIllustratorやPhotoshopだけではなく、Sketchなどのアプリ開発用のグラフィックソフトのスキルや、アプリ開発そのものの知識もある程度必要になります。

ただし、その場合の就職先はスタートアップになりますので、給料は低く、福利厚生も無く、いつクビになるかわからず、いつ会社がつぶれるか分かりません。逆に、そういった生存競争の中で会社を渡り歩いているクリエイターたちとの激しい争いに勝ち続けるだけの技術力やメンタリティが必要になるので、こちらも必ずしも楽な道ではありません。

また、仕事は英語でできますが、長期的に生活するには、やはりドイツ語は不可欠なので、並行して勉強していく必要があります。

そんなところでしょうか。
ご参考にしていただければ幸いです。

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