シベリア鉄道で「ゾウ」を目撃した日|シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅その⑤

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2017年5月、三十路に差し掛かる男2人(モロズミ、ヤマシタ)で「シベリア鉄道のりかえ北欧を目指す旅」に出ました。出発は東京、目的地はストックホルム。東京(飛行機)→ウラジオストク(シベリア鉄道)→モスクワ(トルストイ鉄道)→ヘルシンキ(フェリー)→ストックホルムという旅程で、総距離8948キロを12日間かけて大移動したので、その様子をブログでまとめています。

記事まとめ

「シベリア鉄道経由で北欧入りの旅」の記事一覧です。

この日の旅路

この日、5月18日は1091km移動しました。

経由駅は、マグダガチ、エロフィ・パブロヴィチ、アマザル、モゴチャ、チェルンイシェフスキー、チェルヌィシェフスク・ザバイカリスキー、カルィムスカヤです。(いよいよ打つのがめんどくさくなってきました)この画像だけじゃ位置感覚が全然わからないので、ひいて地図表示にするとこんな感じです。

ユーラシア大陸上でみると、こんだけ!って感じですが本州を半分以上は横断していますね。

シベリア鉄道で二日酔いの朝

前日のウォッカ祭りからの二日酔いで、朝11時くらいに目が覚めると、相方のヤマシタが部屋にいないことに気づく。相乗りした軍人ロッシによると、早朝から食堂へ行ったということだ。寝起きの悪い僕は、ひとまず顔を洗うことに。

シベリア鉄道のトイレ事情

トイレにて駅で買ったHead and Shoulder というシャンプーと石鹸で、頭と顔を洗う。

シベリア鉄道のトイレに紙は流せないので注意が必要だ。たまに観光客がトイレットペーパーをトイレに流してしまうようで、その都度車掌さんが部屋に注意しにくる。もちろんぼくらも注意された。

トイレの蛇口からはお湯は出ていたが、途中から冷水しか出てこなかった。蛇口の下に頭がおさまるサイズではないので髪の毛を洗うときは、コップなどをもっていくといい。明らかにトイレの中で体を洗ってる人もいるようだった。電源もあるので、ドライヤーを使うことも可能だ。

シベリア鉄道の車内食堂でギター侍

インスタントコーヒーを飲んで一息ついて、車内食堂にいるという相方を探しにいくと..

相方は、食堂のBGMをかけているステレオから奏でるロシアの曲にあわせてギターを弾いていた。どうやら、アレキサンドロ大佐にすっかり気に入れられて朝っぱらから叩き起こされて、ギターを弾かされているようだ。サーカスの象かよ!

終いにはギターを奪われるヤマシタ。

すると大佐がデュエットで歌えと司令が出たので、前日と同じように「なごり雪」と尾崎豊の「I LOVE YOU」をふたりで披露….

あの、寝起きでシラフなんですけど…

ちなみにオーディエンスはアレキサンドロ大佐と若い男2人、レストランの店員の女性2人のみだ。

まあご褒美にビフテキをおごってくれたからいいんだけども。

肉は薄くて硬かったが、久しぶりの米がうまいと感じた。ちなみにヤマシタはこれで2枚目のビフテキだそうだ。本当にサーカスみたいだ。

突然現れる絶景

これ以上絡まれては埒が明かないので、ギター侍をおいて部屋に引き返し二日酔いから回復することに専念。顔色を悪そうにしてると「ウォッカを少し飲めば気分がよくなる」とロッシから教えられ「迎え酒」ならぬ「迎えウォッカ」の存在をシベリアで確認した。

しばらく、持参した本の文字を眺めたり

GoProで撮影した動画をMacにインポートしたり、

車窓から外を眺めたり、していた。

するとレストランの店員さんが焼きたてのピロシキを売りに部屋にきてくれた。

焼きたてのピロシキが100ルーブル=約200円で、この何もないシベリア鉄道の中で買えるとは嬉しい話だ。むさぼっていると、ヤマシタがようようと食堂から帰ってきた。アレキサンドロ大佐が他の軍人をどついている間にすり抜けてきたという。

***

午前中は曇り空だったけども午後から晴れてきた。断層がくっきりしていて緩やかな丘が広がる地帯に突入した。ここでGo Proで撮影したシベリア鉄道の車窓からの眺めをどうぞ。

しばらくして駅に到着した。

チェルヌイシェフスク・ザバイカリスキー駅だ。

ここは炭鉱を積んだ貨物列車が多い。

そうだここは、「資源ナショナリズム」の国だった。

他の駅同様に、この駅にもモスクワまでの残りの距離を示す標識があった。曰く、残り6589キロメートルらしい。列車が発車すると、一同は疲れていたので部屋で横になり、夕方から夜にかけて寝ることに。僕は起きた時間が遅かったので寝れず車窓から夕焼けの中のシベリアを眺める。

シベリアでは、絶景は突然現れる。

そのまま仮眠をとって22時くらいに起床して遅めのディナーをいただくことに。スーパーで購入した、お湯でかき混ぜるだけで調理できるマッシュポテトは密かにマイブームとなった。

ここでアレキサンドロ大佐が再び乱入してきた….引っ張りだこの山下が、逃れようとするも10分だけでいいから演奏しろと頼まれ、押しに弱いヤマシタは車内食堂へ向かう。ダーニャ(ぼくのロシア語名)も来いといわれたので10分後に車内食堂に顔を出すと、昼よりも少ないオーディエンスがしっぽりとやっていた。

部屋に戻って相部屋したエンジニアのアンドレイが、「俺もヤマシタにポートレートを書いてもらう予定だったから彼を連れて帰ってくる」と言い残し、車内食堂へ向かいヤマシタをアレクサンドロ大佐から救ってきた。

こうしてヤマシタは、昨夜の失敗を繰り返さぬやうに丁寧にポートレートを書き始めた。旅の中でらぎを与えてくれたおということで、「安途礼(アンドレイ)」と当て字の漢字とサインを添えて渡す。

昨日よりはいい反応だった。

シベリア鉄道の途中停車駅の「ゾウ」とは?

ここでワンストップ。

チタⅡ駅についたのは真夜中だった。

なんだかウンコ臭いなと思ったらバキュームカーが電車の脇を走っていることに気づく。

@sibe_tetsuさんによるとこのバキュームカーが通るとき、乗務員用語で「像がきました!」とロシア語でいっているそうです。

シベリアらしく、気温は10度以下で肌寒かった。

部屋に戻って就寝。

モスクワまで残り、6166キロ

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シベリア鉄道の予約方法

ぼくはロシア国鉄のサイトからシベリア鉄道の乗車券を予約したのですが、かなり苦労しました。それに比べてRussian Trainは予約手続きがスムーズにできました。というわけで予約方法を解説します。ついでにロシア国鉄と比べてどちらがお得かも比較してみました。
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